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モスラ・レオの編集履歴

2023-01-24 15:33:27 バージョン

モスラ・レオ

もすられお

モスラ・レオとは、特撮映画『モスラ』に登場する主役怪獣およびDVDのインストで表記される名称のひとつで、二次創作ではもっぱらこの名前で表記される。

小さい…

でもこの子、とっても勇気がある…!


新モスラ(モスラレオ、グリーンモスラ)

モスラレオ


いくら大きいって言っても虫は虫でしょ?あんな悪魔みたいな爬虫類に勝てる…?

ママ、日本じゃね、毒ヘビに噛まれて死ぬ人よりハチに刺されて死ぬ人の方が多いんだ。昆虫を甘く見ると、大変なことになるよ


幼虫

体長65メートル
体重6000トン
最高走行速度時速60キロメートル
水中歩行速度時速120キロメートル

成虫

全長100メートル
翼幅130メートル
体重3万トン
飛行速度マッハ15.5

平成版『モスラ』の主人公となるモスラで、シリーズ内で変身ヒーローの如く何度も姿が変化する。

従来のモスラに比べて身体は小さいが成虫は翼が鋭角的で、複眼と翼が緑を基調とした配色になっている。

飛行速度は通常時でマッハ15と東宝映画トップクラス。また豊富な光線攻撃をもち、これらを駆使した戦闘スタイルをとる。

ちなみに公開時のパンフレットで語られた通り性別は雌ではあるが、「少年らしさをイメージした」とスタッフが関連書籍でコメントしている(当時発売された子ども向け絵本でも一人称が「ぼく」となっていた)。


なお、本シリーズでは小美人がそれぞれモル、ロラという独立した人格をもつ。エリアス3姉妹の次女と三女であり、二人でモスラのサポートを行う。長女のベルベラは人間を嫌っているためモル・ロラと敵対しているが、徐々に人間に情が移り、『モスラ3』にてモル・ロラと和解している。


武器

  • 幼虫
    • エクセル・ストリングス
      • 粘着質の糸を敵に吐き掛け、雁字搦めにして動きを封じる。
    • プチ・レールガン
      • 胸部に発生させた磁場より放つ破壊光線。
    • フェイク・リフレクション
      • 保護色で身を隠す。
  • 成虫
    • クロスヒート・レーザー
      • 額にある3つの単眼から放つレーザー。
    • スパークリング・パイルロード
      • 鱗粉をまき、巨大な光の柱を発生させ目標を圧殺する。腹部から直に発射する事も可能。
    • イリュージョン・ミラージュ
      • 無数の小型モスラに分身して突撃する。
    • エクセル・ダッシュ
      • 最大飛行速度をマッハ80から85まで高めて体当たり。65秒間持続
    • ローリング・シャイン・アロー
      • 垂直上昇しながら高速回転し、真下へビームを放つ。
    • シャイン・ストライク・バスター
      • 鱗粉でプリズムレンズを形成し、超高熱の光を照射する。その温度は瞬間的に太陽表面の20%近くに上昇する。新モスラの必殺技。
    • パルセフォニック・シャワー
      • 枯木などの生命力を蘇らせる力を持つ

劇中の活躍

本作の冒頭で親モスラが生んだ卵が孵化して誕生した。

親モスラの危機を感じ取り、親を助けるために十分な成長を待たずに孵化した未熟児であるため体格は小さいが、ロラいわく「すごく勇気がある」。


デスギドラを相手に奮戦するも圧倒されるが、デスギドラをダム下に誘導し、ダムを破壊させる事で押し流す。その後親モスラに抱えられ沖へ脱出するが、直後に力尽きた母と死別することに。

親の死後、屋久島の樹齢3000年を超える屋久杉に繭を張り、成虫へと変態する。羽化の際、繭から無数の分裂モスラが飛び出し、屋久杉の樹冠にて集合・一体のモスラを構成するという特殊な羽化をした。

羽化後すぐに北海道に飛来し、完全体となったデスギドラと対決。圧倒的な火力でデスギドラを倒したのち、エリアスの盾を用いて再度これを封印する。最後はデスギドラにより荒野となった北海道の森林に生命エネルギーを与えて樹木を再生させ、インファント島へ帰って行った。


続編の『モスラ2』では人造怪獣ダガーラによる海洋汚染を感じ取ったエリアスにより呼び寄せられ、ダガーラと交戦。当初は押していたがダガーラに汚染怪獣・ベーレムを全身に張り付けられた上、海中に引きずり込まれて一方的に攻撃される。なんとか浮上したものの飛び立つだけの力すら残っていない絶体絶命の危機に陥るが、古代文明ニライカナイの秘宝・ゴーゴの力でベーレムが消滅、さらにレインボーモスラに進化する。


レインボーモスラ

レインボーモスラ。【バトスピ】守護神獣レインボーモスラ&シン・ゴジラ(第1形態)


「モスラが…」

「よみがえった…!」


  • 身長体重等は新モスラと同じ

ゴーゴより「命の水」の力を与えられ進化した新モスラの新たな姿で、翅の色が虹色に変わっている。

全ての能力がグリーンモスラの時より大幅にパワーアップしており、ダガーラを圧倒。更に水中戦闘形態である「水中モード」や「光速モード」への変化能力を獲得した。


しかしグリーンモスラに比べ、翅にダメージを受けると光線攻撃が使えなくなるという弱点が現れた。グリーンモスラは翅にベーレムが張り付いてもなお光線で抵抗することができたが、レインボーモスラは白亜紀型キングギドラとの戦闘で翼を火炎弾で焼かれたあとは全く光線攻撃を撃つことができず、格闘戦に持ち込まれなすすべなく一方的に瀕死に追い込まれた。


武器

  • クロスヒートレーザー・レインボー

額からのレーザーで、「命の水」の影響により虹色になっている。3つのヒートトリプルから連射するように発射するほか、3本まとめて高威力のレーザーとして発射することも可能。

白亜紀型キングギドラの尻尾を切断するほどの威力を誇る。

  • シャイニングシールド

エネルギーの盾。ダガーラの光線を完全に無効化した。側面や後方は防御できない。

  • オーロラパワー

念動力。

  • レインボーバスター

虹色の破壊光線。腹部から輪のような光線が放たれる。

  • アローバスター

垂直降下しつつ、回転しながら翅から撃つレーザー。キングギドラのバリアには全く通用しなかった。

  • 上記の他、グリーンモスラ時の能力も全て使用可能。

劇中の活躍

『モスラ2』にてピラミッド上でゴーゴより「命の水」の力を与えられ進化し、ダカーラの光線をシャイニングシールドで無効化。威力を増した光線攻撃でダガーラを海中に退避させたのち、水中モードに変身して追撃。分身技「イリュージョン・ミラージュ・アクア」でダガーラの体内に侵入し、ダガーラを戦闘不能に追い込む。戦闘後、ダガーラをニライカナイのピラミッドに落下させ、ピラミッドごとダガーラを葬った。


モスラ3』では複眼の色が緑から青に変化、触覚が後方に反り返った形状に変化して登場。また飛行時に翼が波打つようになった。

あけましておめでとうございます

宇宙怪獣キングギドラから人類を守るためインファント島から飛来。しかしキングギドラには一切の攻撃が通用せず、逆に圧倒される。さらにロラがキングギドラにマインドコントロールされたため、追撃を断念する。

このキングギドラは一億三千万年前にも地球に襲来しており、過去にタイムスリップして若いキングギドラと戦えば勝てると判断し、モルの力を借りて白亜紀にタイムスリップする。

白亜紀にてキングギドラと交戦、序盤は光線攻撃で圧倒するが、格闘戦に持ち込まれて翅を半分近く噛み千切られた挙句地面に叩き付けられ、そのまま全身を火炎で焼かれて絶命の一歩手前まで追い詰められてしまった。

しかし現代にて正気を取り戻したロラにより力を与えられ、ギドラの首に取り付き、鱗粉攻撃を仕掛ける。もがくギドラを自分ごと火山の噴火口へ落下させるという捨て身の戦法に打って出たことで辛くもギドラを討ち取ったが、自らもダメージが蓄積し長い眠りにつく。

原始モスラ(バトルスピリッツ コラボブースター「怪獣王ノ咆哮」)

そこへやってきた原始モスラ(上の画像)の繭で保護され、1億3千年の年月をかけて現代にて鎧モスラとして復活した。


水中モードモスラ(アクアモスラ)

いざ、夏コミに突入!


「変身した…!」


体長110メートル
翼幅80メートル
水中速度200ノット
飛行速度マッハ15.5

武器

  • クロスヒートレーザー・アクア

額と触角からのレーザー。

  • アクアシールド

水を一瞬にして盾に変える。

  • エックス・サンダービーム

全身を発光させ、その光をX型の光線にして放つ。

  • イリュージョン・ミラージュ・アクア

無数の小型アクアモスラに分身する。劇中ではダガーラの体内に入り込み、クロスヒートレーザー・アクアでベーレム発生器官を破壊した。

  • スペース・ミラクルフォース

空中から放つ、念動力のトラクタービーム。弱った敵にしか使えないらしい。


レインボーモスラの水中形態で、トビウオに似た鋭角的な体型となっている。

水中戦闘能力は東宝特撮の怪獣の中でもトップクラス。

更にモルの能力が加わり、時間さえも超える「光速モード」への変身が可能となった。


鎧モスラ

鎧モスラ


「どうやって戻ってきたんだ…?」

「タイムカプセル…」

「そうか、一億三千万年かけて…行きは特急で帰りは鈍行か!」


体長120メートル
翼長300メートル
体重15万トン

絶命したレインボーモスラが、原始モスラ達の作った繭の中で一億三千万年もの時を経て蘇生し、現代で復活した新モスラの最終進化形態。

全身が超強固な鎧に覆われ、キングギドラの引力光線はおろか最強技のトリプルトルネードすら完全に無効化する程の防御力を誇る。攻撃力も全てレインボーモスラを遙かに超え、キングギドラのバリアが全く意味を成してない程である。

鎧は自由に着脱可能であり、脱ぐと非戦闘形態である「鎧モスラ・エターナル」となる。


武器

  • 鎧・クロスヒートレーザー

レーザーの色は虹色から青色になっていて威力がかなり強化されており、その威力はレインボーモスラの時の3倍の威力で、キングギドラのバリアも貫く。

  • 鎧・翼カッター

翅の硬いエッジで体当たりするとともに敵を切断する技。キングギドラの翼を簡単に切り裂いた。

  • エクセル・ダッシュ・バスター

グリーンモスラの技の一つであるエクセル・ダッシュの強化版。体全体をフラッシュエネルギーで光り輝かせて、敵の体を突き破り完全消滅させる最強の技。


劇中の活躍

復活直後にキングギドラと交戦し、キングギドラの全ての攻撃を完封し、逆に圧倒的攻撃力でボコボコにした後にエクセル・ダッシュ・バスターで完全に粉砕して倒した。鎧を脱いでエターナルとなり、結晶化していたモルを復活させた後にインファント島へと帰っていった。


余談

平成モスラ三部作において、モスラは主役として描かれた。それが影響して、二次創作のモスラの中で最も題材にされている。

平成モスラの名前はグリーンモスラだが、一番個体名らしいこのモスラ・レオが使われる事が多い。


ちなみに、何気にこの名前で呼ばれるモスラはほぼ100%擬人化されている事が多い。

早生まれである設定を生かしてロリっ子感情表現が苦手な擬人化も……



モスラのたまごっち

たまごっち2年目の1997年には『モスラ2海底の大決戦』が公開された為、何を考えていたのか当時の財団Bはモスラを育てる「モスラのたまごっち」をリリースしている。確認できる範囲であれば、これが初のコラボ品ということになる(※念の為言っておくが、公式品である)。


可愛らしいキャラクターを育成する事が当たり前だったたまごっち界にまさかの怪獣を育成する弾をリリースするのはシリーズとしてもかなり異例であり、パッケージも当時のたまごっちの緩い感じなど捨ててしまえと言わんばかりの劇画調(まあ、97年当時は「オスっち・メスっち」のテスト版に自主規制描写を仕込んでいたのでこれぐらいの冒険はやってもおかしくないだろうが)。


登場する怪獣はベビーモスラ、モスラ(幼生)、モスラ(幼虫)、バトラ(幼虫)、モスラの繭、新モスラ、フェアリーモスラ、バトラ(成虫)、マユラ(眉に足を生やしたような怪獣)。隠しキャラとしてモル&モラ、ゴーゴ、ゴジラが確認できる。


シリーズ化は成されなかったが、その後のバンダイ・WIZの育成ゲーム史にとっては大きな一歩であった事は間違いなく、モンスターの育成ゲームというコンセプトは『デジタルモンスター』、『陰陽闘神機』、『レジェンズ』(ゲーム機名は「タリスポッド」)、『バイタルブレス キャラクターズ』(ウルトラ怪獣ウルトラマン仮面ライダーを育てられる)などの男児向けゲームに受け継がれている。


特にデジモンとゴジラシリーズが度々関係性が噂されており、『デジタルモンスターVer.5』に登場するモンスターのドットはゴジラ怪獣に似ていると専らの評判で、ダークティラノモンのドットは「モスラのたまごっち」に登場したゴジラのドット絵に酷似しており、フライモンのドットはモスラのドットを一部変更したようにしか見えないフォルムになっている。

ネットではゴジラの育成ゲームに該当ドットを使う予定だったなどの噂が流れているが…真実は誰にもわからない。


関連タグ

平成モスラ ゴジラ 平成ゴジラ



トト…茶色系の体色、それまでのシリーズにはなかった特徴や能力、黒く巨大で(小説版も含めれば)進化すると翼を持つ凶暴で命を貪る敵、幼いのにその敵に立ち向かう、幼いのに流血させられる、人間と交流する、特別なアイテムが存在する、という点が似ている。トトとアヴァンガメラは同一個体だとされているため、当てはまらない点もいくつか他にある。

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