「トリノイド」等という中途半端な物を繰り出すから、アバレスーツのアナザーアース人が出てくるのだ!俺は始めからスケールデカく行くぞぉ!
概要
無限の使徒ヴォッファがアナザーアースの音楽をモチーフに、キーボードから流れた楽譜から作り出す巨大な怪人。トリノイドと同様「アナザーアース版」と呼ばれているが別シリーズの行方は不明。
主に大規模な破壊活動やアバレンオーと戦うために生み出される。
だが、ヴォッファが気に入った曲が少ないことと遅筆であるため、トリノイドに比べて数は少ない。一部を除いて凶悪で至ってシリアスな存在である。
トリノイドと違い復活能力は組み込まれていないが生命の樹の実が破壊を免れれば再生・強化が可能。
邪命体でない生物を素体にする事も可能で生命の樹の実を組み込まなくても作り出せるようだがその場合素体の本能や自我が残る描写がある。
ギガノイドは基本的に喋らないが、笑里を素体にした第6番「巨人」を除けば、第2番「英雄」のみ人語を喋る(声は柴本浩行)。
なお、欠番となった「うっかり者」は普段は遅筆のヴォッファが珍しくノリノリで作っていたが、製作の遅さが災いして完成前に上映時間が終わってしまった。
この時ヴォッファは(同時上映の)「『555』に出してやる~!!」と悔しがった(無論出るわけがない)。
一覧
番号 | 名前 | 作曲者 | 交響曲 | モチーフ | 登場話 |
---|---|---|---|---|---|
1番 | 運命 | ベートーベン | 交響曲第5番『運命』 | サイコロ/それを放る手及びその指 | 第5話 |
2番 | 英雄 | ベートーベン | 交響曲第3番『英雄』 | ヒーロー | 第8話 |
3番 | 時計 | ハイドン | 交響曲第101番『時計』 | 時計 | 第12・13話 |
4番 | 復活 | マーラー | 交響曲第2番『復活』 | 化石/恐竜 | 第14話 |
5番 | 狩 | ハイドン | 交響曲第73番『狩』 | ボウガン/狩人 | 第19・20話 |
6番 | 巨人 | マーラー | 交響曲第1番『巨人』 | 人間/巨人 | 第24話 |
7番 | 新世界より | ドヴォルザーク | 交響曲第9番『新世界より』 | ガラクタ | 〃 |
8番 | ジュピター | モーツァルト | 交響曲第41番『ジュピター』 | 衛星及び木星 | 第34話 |
9番 | 奇跡 | ハイドン | 交響曲第96番『奇跡』 | フェニックス | 第36話 |
10番 | 悲劇的 | マーラー | 交響曲第6番『悲劇的』 | 樹木/ワイアール星人 | 第37話 |
11番 | 不滅 | ニールセン | 交響曲第4番『不滅』 | 騎士 | 第42・43話 |
欠番 | うっかり者 | ハイドン | 交響曲第60番『うっかり者』 | うっかり八兵衛 | 夏映画 |
備考
下記の通り、1話あるいは数話限りではない、かつ等身大怪人の巨大化ではない巨大戦力の登場はネオメカジャイガン以来実に19年ぶりである。
等身大怪人と巨大怪人が別々に存在する作品は他にもあるが、巨大怪人は等身大怪人をベースにしていることが多いのに対し、本作では等身大怪人に当たるトリノイドとはデザインの関連性も一切無く完全に独立した存在なのが大きな特徴である。
関連タグ
ヴォッファ:創造主
巨大戦力