CV:小清水亜美
概要
鬼丸飯店の向かいのパン屋「ユエット」の看板娘。美輝の小学生からの同級生にして幼馴染。美輝を看板娘としてライバル視しており、小学生時代から喧嘩を繰り返してははその度に殴られていたため、根が深い恨みを持つ。夜中に鬼丸飯店の自転車をパンクさせたり、町中に「鬼丸速報」なる中傷ビラをばらまいたりと、様々な陰湿な手で鬼丸飯店の評判を落とそうと企てている。
縦ロールをポニーテールにした金髪が自慢だが、よく美輝に弄られる。本性はともかく外見は美人で人当たりも良い、美輝とは(色々な意味で)正反対に女の子らしい性格である。美輝と違い衣服も大量に所有しており、フリルの付いた可愛らしいものが多い。トレードマークの縦ロールは『N』で若干デザインが変更されている。
特技はフランクフルトの串投げで、常時自家製の串を持ち歩いている。普段はエプロンのポケットに入れているが、ガーターの周囲や運動着の後ろポケットなどにも暗器のように仕込んでいる。この技は小学校時代に担任の先生のチョーク投げで美輝が攻撃を受けているのを見て、先生から習った技である。ペットであるサソリの「ポエミィちゃん」やヤドクガエルの「きららちゃん」の毒を串に塗る時もある。串投げはほぼ百発百中で、店内では迷い込んだ昆虫や美輝の迎撃に使われている。
しかし恥も外聞も無い美輝とは違い、基本的に美輝以外の人が見ている前では投げないため、店では客をはさんで膠着状態になることも。
陰湿な悪戯や武器に頼っている通り、純粋な戦闘力は美輝には劣るが、梅干の種を測定不能なほど飛ばすなどの常人以上の身体能力を有する。
思い込みが激しく、恋したお地蔵様の欠片を食べたり、美輝の嫌がらせである「湯通し小石のポン酢がけ」を対抗心で無理矢理完食したり、一度死んだと思った人間に対しては幽霊だと信じ込み怖がって暴れる(過去に勘九郎と茅原先生を幽霊だと思い込んでいたが、どちらも話として決着が付いている)。
美輝と同じく酒を飲むと性格が変わり、関西弁や広島弁などが混ざった乱暴な言葉使いになり、超凶暴化、殴る・蹴るの暴力魔となり普段の美輝に匹敵する威力を発揮する(が、持久力は元のままなので長期戦では不利)。
この時の彼女は「普段隠している陰湿な部分をさらけ出して暴れ回っている」状態と各所で推測されている。
美輝と共に酔うと美輝に対してセクハラ・アルハラ・パワハラを働き、商店街の花見では「見ているだけで酔いがさめるほどに恐ろしいやり取り」が始まることから、この2人には酒を飲ませてはいけないことになっているらしい。
しかも美輝同様、翌日には酔っている間の記憶が全部無くなってしまう為花見に行った記憶が(数年分)無く、大概は周りの人間から「夢オチ」にされている。
テッコツ堂の伊原カンナにパンの作り方を教えたりと、基本的におだてに弱く乗せられやすい口である。
店長の吹雪マリにはかつての自分を見たことで彼女に技を授けるべく串投げの伝授を試みるも失敗、その時の所持品より新たに選出した道具を武器として使えるように仕込んだりもした。
原作第1部ではアニメ最終回にあたるエピソードで盛大にリバースした。2代目ゲロイン。
関連タグ
竹ノ宮ケイト:中の人繋がり、髪型も縦ロールであり加えて陰湿な嫌がらせをしている点も共通(ただし、性格の悪さはケイトの方が外道)
愛乃めぐみ:名前繋がりである他作品のめぐみ、性格に関してはほぼ真逆でありこちらのめぐみは他者を思いやる優しい人物。ちなみに、鬼丸美輝の中の人は彼女の先輩であり神無月めぐみの中の人も先輩である