『KEKERA SET』
「変身…！」
『LASER ON』
『KEKERA LOADING』
『READY FIGHT』
CV：俊藤光利
変身者
・ケケラ
概要
『仮面ライダーギーツ』に登場する仮面ライダー。
デザイアグランプリのオーディエンスの1人にして仮面ライダータイクーンのサポーターであるケケラが変身する。
変身者が持つ理想の自分をプロデュース・コーディネイトする力「デザイン力」を読み取るレーザーレイズライザーによって設計された、ケケラ専用の仮面ライダーである。ケケラの思想が大きく投影されている都合上、その他のDGPライダーやヴィジョンドライバーによる仮面ライダーとは一線を画すビジュアルを持つ（後述）。
変身の際に、ケケラは「インプットリガー」を引いた後、地面に左手を当てて右腕を上に上げるという独特のポーズを取っている。ただし、初変身時は遠近感の関係に加えてジーンのエフェクトに隠れて分かりづらかった。
なお、サポート対象のモチーフ（＝狸）とほぼ関係のない動物がモチーフとなっているのは、オーディエンスライダーの中でもケケラのみ。強いて関連性を上げるなら「忍者に関連付けられる」「緑のイメージがある」「妖怪の一種に見なされる」などだろうか。
外見
基本形態にもかかわらず巨大なカエルそのものの姿をしており、仮面ライダー史上類を見ない基本形態である。カラーリングは緑色。タイクーンに合わせたカラーにしているのだろうか。
スペック
| 身長 | 250.8cm |
|---|---|
| 体重 | 185.5kg |
| パンチ力 | 21.4t |
| キック力 | 59.2t |
| ジャンプ力 | 107.7m（ひと跳び） |
| 走力 | 3.6秒（100m） |
カエルがモチーフなだけに、オーディエンス用仮面ライダーの中でもトップクラスのジャンプ力をマークする。その強力な脚力の肝である「デザイナリーレッグ」はケケラ本人のデザイン力によりカエルの脚を拡張・強化した構造を持ち、変身者の「楽しい感情」が最大に達すると最大100m以上に及ぶパワーを発揮する。
口に備えた「ケケラタン」と呼ばれる伸縮自在な舌は抜群の吸着力を持ち、粘着弾の発射や火炎放射などの様々な攻撃が可能となっている。脚部のネイルデバイス「ディメンションネイル」もこれまた強い粘着性があるため、森林だろうとビル街だろうと縦横無尽な活動を可能としている。
使用アイテム
デザイアグランプリの公認サポーターが持つ、武器兼変身アイテムの変身拳銃。「そもそもケケラの見た目だとレイズライザーは使えないのでは？」という疑問があるが、レイズライザーベルトの能力にはレイズライザーとの仮想世界を介したプライベートネットワークを構築して遠隔操作するというものがあるため、必殺技などを使う分には困らないと思われる。
認証に使うカードデバイスの一種。ケケラのカードは裏面にタイクーンのマークが描かれた緑のカラーリングにされているのが特徴である。
エネルギーデバイスに当たるベルト。実は仮面ライダーケケラに変身するとライザーベルトが消えてしまう(公式サイトでも仮面ライダーケケラのみライザーベルトの記述がなかったりする)。キューンの例などを考えると仮想世界にライザーベルトがあれば問題はないのだと思われる。
余談
- それまでの仮面ライダーシリーズにおいて蛙（両生類）をモチーフにした怪人はガマギラーやガマボイラーなど過去に多くいたが蛙をモチーフにしたライダーはケケラが初である。
- CGモデルの骨組は仮面ライダーシノビのクロガネオオガマ（変身時のエフェクトの一部）の流用と思われる。
- 2023年2月26日の時点でのGoogle検索で『仮面ライダーケケラ』を実行すると『仮面ライダーカケラ』の検索結果が出る場合もあるので、多少の注意が必要である。
関連タグ
仮面ライダーキューン：同24話で登場したサポーターが変身する基本形態が人外の仮面ライダー。
仮面ライダーレーザー、仮面ライダー最光：同じく人型ではない姿をしている仮面ライダー。しかしこちらは後に人型に変身した。
ダークメフィスト：ケケラを演じる俳優が変身する戦士繋がり。ただし、こちらは闇の戦士であるが後にヒーローに味方した。
ニチアサキッズタイム
イヌブラザー、キジブラザー：同期のスーパー戦隊シリーズにおける『全身がCGで構成・表現された姿が基本形態』の戦士。
ゲロタン：メタルヒーローシリーズに登場する、同じカエルモチーフのキャラクター。
ラッキューロ：楽しみの感情を司る、パーソナルカラーが緑色であるなど、複数の類似点がある。
