登場話数:第34話「日本危うし!ガマギラーの侵入」
「ライダー、また会おうぜ!」
概要
ガンジス川出身のガマガエル型改造人間。身長196㎝、体重88㎏。
東西日本の境目であるフォッサマグナを核爆弾で爆破し、日本を真っ二つにさせようと暗躍する。
角から神経ガスを発射して、吸った敵を発狂させて殺す。このガスには少量だと記憶を消す作用を持ち、たとえ吸った敵が死ななくともショッカーに関する記憶を消すことで証拠隠滅が可能となっている。また、手の吸盤から分泌されるガマの油を応用して発火現象を起こし、掴んだものを燃やす事が出来る。この他にも手持ち武器としてガマだけに鎖鎌を持つ。カエルの改造人間だけあってジャンプ力は高い。
名前に「ガマ」と入ってはいるが、フォルムは細身である。
弱点はお腹の柔らかい所。カエルだから仕方ないね。
活躍
前述のフォッサマグナ爆発計画を登山家達に聞かれてしまい、始末しようとしたが、その内の一人に逃げられてしまう(この時はアンデスの秘密基地であるが後の南米支部との繋がりは不明)。
その生き残った女性・絹子はその時の記憶を失っており、ショッカーの存在を知り悪事を告発しようとした犯罪研究所の折口博士が記憶を蘇らせようとするのを阻止すべく研究所を襲撃、博士の娘を拉致しアジトへ逃亡するも戦闘員に変装した滝和也によってアジトの場所がばれてしまう。
また、絹子も記憶を取り戻してしまい再度研究所を襲撃、博士に神経ガスを浴びせショッカーについての資料も始末した(博士は生きていたもののショッカーに関わる記憶は失われた)。
計画に必要な核爆弾を受け取るために秘密飛行場を訪れたが仮面ライダー2号に襲撃され、飛行機で逃げようとするがサイクロンでジャンプし飛行機に体当たりされて飛行機と共に爆死した。
なお、石ノ森章太郎氏が『たのしい幼稚園』で掲載した漫画版ではヘリコプターにサイクン特攻を受けて爆死している。某ワインライダーでも同様のシーンがある。
余談
- 初期設定での名前は蟇怪人ガエロックだった。
- 旧1号編から登場した野原ひろみがこの回で最後の登場回となった。
- 戦闘員が折口犯罪研究所の柵に触れて電流を浴びるシーンと滝和也が戦闘員に化けてガマギラーについて行くシーンがリクルートの求人誌「B-ing」のCMに使われた。(前者は「うちの職場は無責任な上司が多すぎる。」とルビがふられていた…。ショッカーに限らず悪の組織はみんなそんなもん…)
- ゲストの門前絹子を演じた水上竜子は第5話のゲスト・雨宮ちか子(絹子とは別役)も演じた。他の特撮ではウルトラセブン第4話や人造人間キカイダー第12話に登場した敵怪人の人間態を演じたことがある。
- ガマギラーの声を演じた沢氏は第2作、第5作、第6作でもガマガエルをモチーフにした怪人の声を演じている。
関連項目
カエル&ガマガエルのライダー怪人
昭和ライダー
ガマボイラー ガマゴエモン ガマ獣人 奇械人毒ガマ ガマギラス
平成一期
メ・ガエラ・レ フロッグオルフェノク フロッグアンデッド フロッグファンガイア
平成二期
令和ライダー
バイオグリーザ、カメレオンイマジン:前者はジャンプ力が高い為カエルをモチーフに使用したと思われる点があり、後者は童話「カエルの王子」のイメージから誕生している