「100万円に釣られてきたか。貴様達はアリコマンドになるために、ここでドクターメテオの脳改造の手術を受けるのだ!」
「穴ダメ!穴キライ!誰がこんなトコにも~う!」
CV:沢りつお(昭和ライダー第1作、第2作、第5作でもガマガエルのライダー怪人の声を演じている)
概要
『仮面ライダー(新)』第38話「来たれ城茂!月給百万円のアリコマンド養成所」に登場。
日本におけるアリコマンド養成施設の所長を務めるネオショッカーの改造人間。
マコリアインターナショナルという架空の会社を使って“月給百万円”というありえない高額報酬に目がくらんで応募してくる若者たちをアリコマンドへと改造する使命とする。
鳴き声は「コゲコゲゲーコ」
左手のノズルや全身から人間を溶かしてしまう「ガマの油」を放出し、長い舌を相手の首に描きつけて引き寄せてから全身から流される「ガマの油地獄たら~り」で相手を殺害する戦法を得意としている。
また顔の周りのイボは「イボ爆弾」という名の爆弾で、これを敵に投げつけて攻撃する。
なお、「ガマの油」を全身に塗りたくって敵の攻撃を防ぐ(滑って攻撃を交わす)「ガマの油ヌルヌルヌル」という防御技として利用する事も可能。
日本のアリコマンド養成施設の噂を聞きつけて帰国した城茂=仮面ライダーストロンガーと筑波洋=スカイライダーと交戦し、最後は電ショックと電パンチを受けて全身に塗りたくったガマの油全てが蒸発させられ、油が切れたところににスカイライダー99の技の一つ、スカイアームドロップを受けて爆死した。
ツッコミ所
「もうすぐ城茂がやって来る頃だ」とアリコマンド達に迎撃を促しておきながら、彼が目の前で変身したストロンガーを見て「何だお前は?」と驚いていた。城茂を要注意人物としては知っていたものの、彼が仮面ライダーストロンガーに変身する男だということは知らなかったのだろうか?
ドクターメテオ
「また脳みそがいじれるわい!」
ガマギラスと共に本作戦に従事した、付け鼻が特徴のマッドサイエンティスト。勿論正義の拳法家ライダーとは一切関係ない。
月給に釣られてきた若者達に脳改造を施すことに無上の喜びを感じている。アジトに潜入して捕まった洋を再改造することを魔神提督に進言した。
洋の脳改造を行おうとした矢先にストロンガーに阻止された上に若者達に逃げられ、追ってきたところをストロンガーの怒りを買って電ショックで消滅させられた。彼の脳改造をうけた若者達は治療に1カ月かかることが言及されている。
いかな悪党とはいえ生身の人間をライダーが直接殺害するシーンはここと『真・仮面ライダー序章』の終盤くらいしか見られない(呪博士はサイボーグ、田中卓志は蘇生している上バラエティのドラマパートなので除外)。
派生作品
『ザ・グレイトバトルⅥ』では終盤で雑魚敵としてサドンダスやドロリンゴと共に登場する。奇しくもこの2体は原典における声の演者も同じ。