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シーク(ゼルダの伝説)の編集履歴

2023-03-01 23:02:44 バージョン

シーク(ゼルダの伝説)

しーく

『ゼルダの伝説 時のオカリナ』の登場人物。メイン画像は『ゼルダ無双』版。※以下ネタバレ注意

概要

時のオカリナ』に登場する、シーカー族の生き残りを自称する謎の青年。

リンクの行く先々でハープを手に様々な調べを奏で、不思議なメロディを授ける謎めいた人物。

赤い瞳に金髪、顔の殆どを布で覆い隠した姿が極めて特徴的。


マスターソードに触れて時を越え、七年後の世界に戸惑うリンクに道を示し、彼を導いていく存在。


ゼルダとシーク

その正体は、大魔王ガノンドロフから身を隠す為に変身したゼルダである。


このエピソードでリンクを支えるゼルダ姫の姿に影響を受けたのか、『風のタクト』や『トワイライトプリンセス』などの以降の作品では、リンクとゼルダの共闘シーンが多くなった。


ゼルダ姫自身も男性としてシークを演じており、公式側からは「彼」や「少年」と男性のように称される等、他者視点では男性として扱われているが、身体の性別については論争もある。

そのため、男装したゼルダ=女性で描かれることも多く、特に海外ではその風潮が強い。

無双

しかし、実際は体格がゼルダ姫とは全く異なる比較的男性的といえるものになっているため、単にゼルダ姫がそのまま男装しているということはあり得ないだろう。スマブラDXのフィギュア名鑑のゼルダの解説では「変身していた」と書かれている。

少なくとも魔法を使った変身で体型を変化させていることは確かである。


姫川版

姫川明のコミカライズ版では、リンクを助ける一方でガノンドロフの配下として動くという二重スパイの役割で登場。


実はインパによって催眠術をかけられ、ゼルダとしての人格は封印されていた。これはガノンドロフのクーデターによって己の無力さを知ったゼルダが「強い男として生きる」「自分の身は守れるくらい強くなりたい」という望みを抱き、リンクが時の勇者として戻るまで自分もゼルダ姫を封印するという決意からインパに提案したため。


その結果、「ハイラルから追放されたシーカー族の末裔が王家の崩壊を知って戻って来たという口実でガノンドロフに近づく」という設定を持つ少年の人格となった。


敵の目をくらますためにガノンドロフの手先として幾度もリンクを罠にかけた。劇中ではタロンに化けてロンロン牧場に誘き出し、ゲルド族をけしかけている。

ゲルド砂漠でリンクが倒れた時は救出するも殴り倒してゲルドの砦に捕らえてしまう。しかしリンクの処刑を命じられた時はツインローバたちを裏切りリンクを連れて脱走。ツインローバの炎で衣服を焼かれて気絶した後、ショックで催眠術が解けたのか本来のゼルダの人格に戻った。


リンクに鏡の盾の存在を教えてツインローバを倒すが、直後にガノンドロフによって連れ去られてしまった。


このため原作よりも出番が大幅に増えており、言動も「来い」「悪かったな」など命令口調でミステリアスな雰囲気を醸し出している。当初はリンクから不信感を持たれていたが処刑の際に救出したことから信頼を受け「友達」と認識されるようになった。


武器には短剣(短刀)を使うなどより忍者らしくなっている。これはゼルダ無双にて逆輸入された。

ちなみにこの作品ではシークの素顔はゼルダ姫とは全く異なる(意外にも垂れ目よりの美少年である)。やはり魔法で変身していたようだ。


「別人に化けてリンクを油断させる」「ハイラルから追放されたシーカー族(遠い昔に王家から裏切りを受けた)」「ガノンの手先として暗躍する」などなど、のちのイーガ団にオマージュされた点が多い。

この性格面のシークは逆輸入されていないが「敵と思われ信用されていない」という風に表現を変えた設定がゼルダ無双で描かれている。


ゼルダ無双


突如リンク達の前に現れた正体不明の人物。原作と同様、「シーカー族の生き残り」と自称する。

黒の魔女の軍勢にハイラル城が落とされた際、ゼルダが身を隠すためにこの姿となった。正体を隠してリンクたちに合流するが、シーカー族の長であるインパには「シーカー族のはずがない」と常に疑惑の目で見られていた。

中盤で「時のオカリナ」の世界が現れた際、水の神殿を占拠していた偽ゼルダを倒した後、「貴様がゼルダ姫のはずがない。なぜならば――」と告げ、ついに正体を明かした。以降はゼルダの姿のまま戦う(操作キャラとしてシークを選択することもできる)。

この作品では仲間想いという面が強く出ている。


外部出演

大乱闘スマッシュブラザーズ

第2作『大乱闘スマッシュブラザーズDX』から参戦。


『DX』と『X』では、ゼルダが下必殺ワザ「シークチェンジ」を使うことでシークに変身する。シークも「ゼルダチェンジ」でゼルダに戻ることが可能。

for』以降では「シークチェンジ」と「ゼルダチェンジ」が廃止され、完全に独立したファイターとなっている。


スピードは遅いがワザの威力が高めのゼルダとは対照的に、素早い身のこなしと手数の多さで勝負するスピードタイプのファイター。

仕込み針を飛ばしたり煙と共に姿を消して瞬間移動するなど、忍者らしい動きを見せる。


詳しい解説はシーク(ファイター)を参照。


担当声優

※上記の設定から、原則としてゼルダと同じ人物が務めている。


余談


乱丸著「リンクの冒険」に登場するゼルダ姫は、変身魔法の使い手という独自設定がある。魔物たちに囲まれた際、リンクに化けて囮役を引き受けるのだが多勢に無勢により捕まってしまう(変身魔法で男性に化けるが結局ガノンの手に落ちてしまう)。


アドベンチャーヒーローブックス「リンクの冒険 ハイラル英雄伝説」は、リンクの一人称で物語が進行するのだが、このリンクの正体は男装したゼルダ姫である(顔とか骨格とか完全に男なので男装とは言い難いが……)。魔物たちの目を欺き、トライフォースを探すためにリンクを名乗って冒険に出ていた(敵の目を欺くために男性に化けて別人を名乗っていた)。


更に未将崎雄著「リンクの冒険」にはハイラル王家に仕える忍者集団「ハイラル忍軍」が登場しており、インパはそれを動かせる立場にある。またこの作品に登場するゼルダ姫も忍び装束のような衣装に身を包み、短剣を片手に戦うという戦闘スタイルとなっている。


言うまでもなくこれらの設定はシークとして逆輸入された。


なお、かぢばあたる著「神々のトライフォース」に登場するオリジナルキャラクターのカニカは「ガノンに親を殺されて故郷を焼き払われる」「後にガノンの部下となりリンクを監視する」「最終的にリンクに味方する」「マスターソードを手放したリンクに投げ渡す」という設定・役回りがあり、これらはすべて姫川版シーク(ゼルダ)がやった・されたことである(他のコミカライズ版のオマージュっぽい描写もあり、姫川か当時の編集が意識した可能性はなきにしもあらず)。


神々の▲

スマブラのシークが使うB技(針攻撃)も、かぢば神トラのオリキャラ・ラスカ(画像左下のバンダナ少年)がよく似た技を使用する。「バンダナを巻いた徒手空拳で戦う格闘家」という点でも酷似。


関連イラスト

キミを導く キミと奏でる奏でる

ハイリア湖-2詩人

企画参加させて頂きます!忍耐の七年間


関連タグ

ゼルダの伝説 時のオカリナ ゼルダ姫

シルク(スパイダーマン):名前、見た目等が似ている。

イーガ団:シークと同じく未将崎が元ネタの忍者集団。

リーバル:シーク以上にラスカのオマージュ要素を持ったキャラクター。

スッパ厄災の黙示録に登場するイーガ団筆頭幹部。過去設定・シチュが姫川版神々のトライフォースに登場するオリキャラ・ガンティとよく似ている。

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