イシズマイ
いしずまい
基礎データ
概要
貝ではなく石を宿にしているため、みずタイプではなくむし・いわタイプを持っている。
一見不思議だが、陸上で暮らすオカヤドカリが存在する為みずタイプでなくても何も問題はない。
虫タイプが入っているのはヤドカリは虫の分類…というかヤドカリもカニも昆虫と同じ節足動物なので気にするのは野暮というものだろう。
手頃な石を見つけると口から溶解液を吐いて穴を開けて住処にする。好みの石ならポケモンでも構わないのか相性が不利な筈のダンゴロやタンドンからは天敵として恐れられている様子。ダンゴロには石に耳の穴が空いたポケモンなので尻尾を入れられたり、溶解液を吐かれる光景を想像するとこっちが痛くなって来そうである。また、手頃な石を求める習性からか、カバルドンとは共生関係にあり、彼らの背中の穴に詰まった石を彼らが掃除し、その掃除した石を彼らが住処として持って帰ると言う形で共生関係が成立している。
野生やモブトレーナー戦ではとにかく特性の「がんじょう」がうざいことでも有名。
連続技でも弱点を突けるのが、「ロックブラスト」や威力が低く使い手も限られる「みずしゅりけん」くらいしかなく、防御も高いため回数が足りないと耐えられてしまうことも。
ヒウンジムのリーダー・アーティの2番手としても使われている。本来のむしタイプの弱点3タイプ(ほのお・ひこう・いわ)のうちいわ以外の2つに優位に立ち、しかも弱点であるみずタイプといわタイプ(一応はがねタイプも弱点を突けるが、通信交換なしで入手できるようになるのはバッジが5個集まってからである)は切り札のハハコモリで弱点を突けてしまう(逆にイシズマイが有利な2タイプはハハコモリの4倍弱点となっている)という相性補完に優れた構成になっているため、なかなか厄介。しかも特性が先述の通りがんじょうで、このジムから相手の「すごいキズぐすり」が解禁になる(=使われればHP全回復確定)ため、運が悪いと3回は行動される。さらに相性の良いみずタイプやいわタイプも一致技を半減できないため、レベル差によっては撃墜の恐れがある、ミルホッグ程ではないが要注意ポケモンの1つである。「BW2」では先鋒がホイーガからクルマユに変わり、さらにみず・いわタイプを出しにくくなった。
性能面では意外にも進化後よりも素早さが高かったりする。
イシズマイは特性がんじょうのおかげで安定してからをやぶるを積めるため、低耐久高速アタッカーとしての運用が可能で何気にイワパレスと差別化できたりする。
そのため、進化前ポケモンとしてはエース級のアタッカーとしても活躍できるポテンシャルを秘めている。
アニメ版
デントのイシズマイ
- CV: 三木眞一郎(その鳴き声のおかげで一部視聴者から「今井」と呼ばれることも)
- アーティのイシズマイ
- CV: 古島清孝
- BW69話:モブで登場
- BW103・104話:ウルティモが手持ちにしている。
- 新無印48話:「イシズマイケーキ」なるスイーツが登場している。
- 劇場版「神速のゲノセクト_ミュウツー覚醒」:ポケモンヒルズのポケモンで複数登場。上述のデントの個体がこの時はもうイワパレスに進化しているが、ポケモンヒルズのイシズマイ達は尊敬の目で見ていた。