pixivでは単に「ドッピオ」でタグ表記されることが多い。
とうおるるるるるるるる、とうおるるるるるるるる
「......もしもし、はいドッピオです」
「とおるるるるるん」
概要
ヴィネガー・ドッピオとは、『ジョジョの奇妙な冒険』第五部「黄金の風」のラスボスであるボスの忠実な部下。パッショーネでのポジションは不明だが、ボス直属の部下として構成員に指示を出していることから、参謀もしくは普段組織に顔を見せないボスの連絡係として働いている模様。
活躍
ボスからの命令で、サルディニア島のコスタ・スメラルダにある建物の周囲を見張っていた所を暗殺チームの一人リゾット・ネエロと遭遇し、そのまま事なきを得ようとするが
リゾットにエアロスミスのエンジン音がする方に首を動かしてしまった事を見抜かれ『お前は、やはり【幽波紋(スタンド)使い】だ! ボスに相当信頼されている一方で、本当に怯えた精神を持っている・・・二つのことが矛盾しているぞ!』と自身の何かを見抜かれてしまい戦闘を繰り広げることになった。
戦闘後、ブチャラティ一行が迷いもなくどこかへ向かっていることを察知してローマへと飛び立った。チョコラータとセッコに指令を与えるが、チョコラータは既に倒され、セッコは自身の目の前でブチャラティの手によって倒された。
その後、正体が悟られないようにブチャラティの手助けをしながら彼らの目的を探っていく活躍を見せた。
関連イラスト
関連タグ
【警告】これより先、この男の真実が記載されているため閲覧には注意されたし
このアホがアアア!!
いつも寄ってくる………こんなアホが………この世はアホだらけなのかァ~~~~~ッ!!なんで見に寄って来るんだ……?見なくてもいいものをッ!
見なくてもいいものを見たものは!!この世に存在してはならねーんだぜッ!
ドッピオはボスが持つもう一つの人格。
ドッピオ、それはイタリア語で二重を意味する言葉である。二重人格そのものを表す名前なのであった。
普段は気弱で優柔不断な少年であるが残虐性を内包しており、正体(ディアボロ)を感づかれると激昂し、ディアボロの人格の片鱗を見せる。ボスの意思で人格を入れ替え、そのときには体格や外見年齢まで変化する。ドッピオの姿で人格だけを入れ替えることも可能。
ドッピオは自分がディアボロの第二の人格であることは知らず、自分のことをボスの忠実な部下だと信じている。
吐き気を催す邪悪と称されたディアボロと違い、ドッピオはお人好しと思われるような行動が多く、率先して悪を成すようなことはしていない。この一面は少年時代のディアボロ像と類似するものがあり、ディアボロの良心が別人格として分かれたのではないかという見方もある。
肉体的にはボスと同一人物の為、ボスのスタンドであるキング・クリムゾンの一部を操る事ができるが、本人はボスから借りたものだと思っている。またその力は「エピタフ」による未来予知とキング・クリムゾンの両腕による打撃といった断片しか使えず、時を飛ばすこともできない。
ボスからも肉体的に同一と言う事もあり、リゾット戦ではダメージを受けるリスクから「これ以上その肉体を傷付けるのは許可しない!」と釘を刺されている。
またリゾット戦でも見られるように、自らの危険を恐れずに攻めていく「覚悟」を持ち合わせており、この一面は上述のセリフにも表れているようにディアボロ側とドッピオ側とで相反していることが分かる。
二重人格として分かれた存在であることを踏まえると、「安定した勝利を得る慎重さ(ディアボロ)」と「危険を冒してでも勝利を得る大胆さ(ドッピオ)」の二つの方向性に分かれたのではないかと思われる。
「電話」にした物
犬のマスコット人形→生きたカエル→ポイ捨てされていたタバコ→通行人が食べようとしていたアイスクリーム→おもちゃの電話→コードの切れた受話器→本物の携帯電話
【電話の真実】
ボスとは「電話」によって交信し、その前兆に変顔をしながら「とうおるるるるるるるる」と、特徴的な電話のベル音を口走る。交信に使う電話は本物の電話ではなく、自分の近くにある手に取れて耳に当てられるものを使用する。
分かりやすく言えば電話ごっこであるが、上記の電話にできる適当な物体を探す間も断続的にベル音を口走るため、傍から見ると電話のベル音を自分で口走りつつ、ありもしない電話を「どっかで電話が鳴ってるぞ!?」などと言いながら探し回り、近くにある物体を(時には他人のものを強奪してまで)手にして耳に当てるという奇行にしか映らない。しかしながら、本人にとってはボスからの大事な電話であるため至って真剣であるし、ボスからの電話を無視することは許されない。ただ、ブチャラティとミスタが合流しそうになった時にボスからの呼び出しが来た時は流石にキレた。
最期
ジャン=ピエール・ポルナレフが矢の力で起こした異変により、ドッピオの精神は既に死体だったブチャラティの肉体に入り込んでしまった。そこへミスタ(外見はトリッシュ)の銃弾を撃ち込まれたことがトドメとなった。
死の寸前、ボスの精神がそいつの肉体に取りついていることに気づき、自分たちの勝利は揺るがないと確信する。直後、ボスがいなくなった寂しさに見舞われ、最期まで電話を請いながら死んでいった。
作品によって、ボスと同じ声優が一人二役で演じ分けているものもあれば、ボスとドッピオでそれぞれに異なる声優が演じているものもある。
「黄金の旋風」:宮本充(ボスと共通)
「オールスターバトル」:石田彰(ボス役は森川智之。アイズオブヘブンではドッピオの声も森川氏が演じたが、人格はボスである)
関連タグ
シュルク:設定が一部に通っている。