概要
罰ゲームとは、ゲームやギャンブルなど勝負事で負けてしまったプレイヤーにさせる行為で、だいたいが「恥ずかしいアクション・ポーズ」「ちょっとつらい行為」である。
VOCALOID作品についてはこちらとこちらをクリックしてください。
遊戯王での罰ゲームは、悪人を裁くための決め技的なものとなっている。
最初に注意事項
罰ゲームはあくまで場を楽しく盛り上げるために行うものである。名誉棄損や猥褻物陳列罪といった犯罪につながる行為や、病院沙汰になってしまう行為は断じてやってはいけない。
代表的なパターン
酒を大量に飲ませたり、そのままでは飲み食いするのが憚られるような食べ物や飲み物を食べさせたりする。
青汁や酢をストレートで飲ませたり、ゲテモノ系食品(ゴキブリ・ハチの子・ザザムシなどの昆虫系や、チョコレートやマーマレードの入った巻き寿司のように味のバランスが破滅的なものなど)を食べさせる事が多い。
酒を飲ませる罰ゲームは奈良・平安時代から既に行われていたらしい。現在でもイッキ飲みなどは行われるが、急性アルコール中毒で死者を含む中毒者が毎年出ているので、相手が酒に強いかどうか確認したうえでさせるかどうか判断すること!(ってか強くてもイッキはさせてはいけない)
あと定番としてはドクターペッパーを未経験の人間に飲ませる(特に関西人に)とか。
- 一発芸をさせる
尻文字やモノマネ・有名なポーズなどをとらせたり、ギャグ・歌・早口言葉を言わせたり歌わせたりする。罰ゲームに処される側も案外ノリノリでやることが多い。
歌を歌う罰ゲームは、不快さも危険性もないため、子供たちのサークルで行われる罰ゲームではよく行われる。
- 脱ぐ
ほぼR-18である。罰ゲームを行う前の段階から既に少しずつ脱いでいくもの(野球拳など)もあるし、脱ぐこと自体が罰ゲームとなることもある。
宴会芸などではパンツ一枚までにとどめておくこともあるが、全裸になって前後を隠して踊るなんてのもある。しかも喜んで脱ぐ人がときどきいるのが困りもの(いや目の正月?)。
- コスプレ
脱ぐの亜流で、恥ずかしい衣装を着せられるもの。露出が高いものもあれば性別が異なるものもある。問題は罰ゲーム用の衣装を用意する方法である。
- 痛い系
手首を叩くしっぺや、ハリセンで頭を叩くなどのちょっとだけ痛い(痛さを我慢できる範囲)ものが主流。というより、それ以上のことをしたら警察を呼ばれてもおかしくない事件になってしまう危険性が高い。
また、TV番組のバラエティ番組などでこれをやると、(度が過ぎる場合)視聴者から多大なクレームが送られ、最悪そのコーナーが終了してしまうことがある(しりとり侍がその例)。
特にダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』では「笑ってはいけないシリーズ」など罰ゲーム自体が大型企画の特番にまで昇華しており、笑ったらケツバット、ゲームに負けたらタイキックやビンタを受けるなど痛い系の罰ゲームで溢れている。
- 塗る・掛ける系
全身に水を掛けられたり、顔にパイをぶつけられたりするもの。昔ながらの「羽根つきで羽根を落としたら顔に墨を塗る」というのもここに含まれる。
- おごる
負けた人が、ゲームに参加した全員の食事代だったり、ジュース代などを支払ったりする。
(支払い能力に合わない高価なものではやらないこと。)
『誰が支払いをするか』という取り決めを行うものなので(金品のやり取りではない)、賭博罪にはあたらない。
- ご褒美没収
正解していれば食べられたり、与えられたりしたご褒美が得られなくなる。もしくはこれまでに得た褒美が没収される。食べ物系の場合は褒美として与えられるはずだったものは出題者やスタッフ等が代わりに食べることが多い。(回答者が複数いる場合は全員不正解の時のみ)
- 描く
pixivでもよくこの結果がさらされているパターン。絵師同士の賭け事で負けたらお題通りの絵を描くというもの。たいていそのお題はR-18関係である。
- 後片付け
パーティーなどのお開きの際、ゲームを行い、その敗者がパーティーの後片付けなど(ゴミ捨て・食器洗いなど)をやるパターン。
- ガチャを回す
課金ゲームの掲示板等でやらかしをした者への制裁。スクリーンショットを晒すことを要求されるが、ここで最高レアを引いてしまいさらなる罰ゲームを課されることも。
比喩表現
上記のプレイとしての罰ゲームが転じて、
……といったものに対する皮肉としても用いられる。