この記事は、発売したばかりのゲームの情報が記載されています。ネタバレを含む記述の追加、及び記事の作成は時間をおいてから行うようにお願いします。
概要
2023年7月21日にニンテンドースイッチで発売した、ピクミンシリーズ最新作。
ピクミン本編としては、ピクミン3以来10年ぶりとなる。
2023年2月9日に公開された映像では、新ピクミンや新主人公、宇宙犬等の存在が明らかとなった。
同年6月6日、公式サイト開設・プロローグトレーラー公開。
あらすじ
とある惑星で遭難したキャプテン・オリマー。
ピクミンに加えて、宇宙犬モスにもパーツ集めを助けてもらった末、発見した宇宙ムセンを使い、宇宙中に探索データを添えたSOSを発信した。
1ヶ月後、そんな彼の救難信号をキャッチし救助に向かったレスキュー隊だったが、皆もトラブルに見舞われ消息を絶つ二重遭難が発生してしまう。
加えて、オリマーの無線を傍受した一般人もお宝欲しさ、珍しい植物や生物の調査など様々な理由でその惑星に向かった結果、それらの人々も遭難してしまう。
唯一の希望は、ただ一人本部に残っていた新米隊員。
その新米隊員は、オリマーとレスキュー隊と一般人の救助という緊急任務を受け、未開の惑星に向かうのだった。
登場人物
レスキュー隊
レスキュー隊の宇宙服&オッチンの首輪の色を選べる。
主人公
レスキュー隊の新人であるカルタ星人。
オリマーや先輩隊員を救出するため、未知の惑星に一人で降り立つことになる。
プレイヤーが見た目をクリエイトできる(ストーリーが進行すると、後から調整できる)。
新たに加わる主人公の相棒で、レスキュー隊の新米救助犬。
壁を突進で壊したり、主人公やピクミン達を乗せて移動できるなどとても力持ち。
色黒で金髪をしたカギヤ星人。
代々レスキュー隊を営む、レスキュー隊の隊長。
一流の救助犬トレーナーでもあり、オッチンの能力を強化する事が可能。
ひょうきんな顔つきのカギヤ星人。
レスキュー隊のオペレーターを担当しており、彼に話しかけることで日中の探索に向かうことができる
スキンヘッドにメガネをかけたカギヤ星人。
レスキュー隊の開発担当であり、シザイを渡すことで探索に役立つアイテムをカイハツしてくれる。
黒いへアバンドが特徴のオーイ星人。
レスキュー隊のレンジャーであり、宇宙犬を使わない単独でのレスキューを得意とする。
緑のマッシュヘアが特徴のオーイ星人。
レスキュー隊のドクターであり、彼に話しかけることで夜の探索に向かうことができる。また、葉っぱ人をもとに戻すことができるかもしれないみたいで………
サングラスが特徴の、ニジョウ星人。
レスキュー隊のパイロットで、遭難中のディンゴと行動していたが、とある理由で行方不明となっている
その他
物語開始時点で既に遭難しており、彼を救出することがレスキュー隊の最終目的である。
頭にピクミンのような葉っぱが生えた、顔面毛むくじゃらの遭難者達。
どこかで見たような個体は遭難者を連れ去ろうとしており、その身柄を賭けて「ダンドリバトル」を繰り広げる事になる。
オリマーが墜落した先で遭遇した宇宙犬、尻尾にピクミンのような葉っぱが生えている。
なぜかどこかで見たような葉っぱ人と行動しており、彼の指示で遭難者を連れ去っている。
新しいピクミン
本作から登場する凍りついたピクミン。
接触した原生生物を凍らせたり、フィールド上の水面やゼリーを凍らせることができる。
本作から登場する怪しいピクミン。
夜の時間帯の探索で登場。豊富なエキスを蓄えた「ヒカリヅカ」に居を構えており、エキスを狙う原生生物を共に退治する事になる。
システム
『2』に存在していた「地下探検」が復活しており、お宝の他に要救助者が見つかる事も。
また今までは原生生物達が凶暴化(目が赤く光っている状態)しピクミンも休眠に入るため出来なかった、「夜の探索」が可能となった。
本作では上記氷やヒカリに加え、赤、黄、青、紫、白、岩、羽の歴代全ピクミンを本編で使う事ができる。
一方オニヨンの仕様には変更点が大きく、出せるピクミンは初期20匹(ガーリップなる実を与えると増える)かつ三色までという制限が加えられた(そのかわり洞窟では地上の制限以上に使える。)
対応オニヨンを回収していないピクミンは、ポンガシグサを使うか野生体を拾ってくる事でしか増やせないが、稼働中のオニヨンに全色を保管可能にもなっている
体験版の時点で赤・青・黄のオニヨンを回収する事が可能だが、製品版ではヒカリ以外の他の色のピクミンのオニヨンも登場する。
用語
ビーグル号
主人公が乗ってきた小型宇宙船で、シェパード号の子機。ドルフィン初号機のように、地上・地下問わず物資を回収するポッドの役割を果たす。プレイヤーが選んだ宇宙服の色と同じ色が着色される。
名前の由来はおそらく犬種の「ビーグル」。
シェパード号
レスキュー隊の拠点でもある大型宇宙船。ビーグル号と同様、宇宙服と同じ色が着く。
名前の由来はおそらく犬種の「シェパード」。
余談
- 初代の没データに、月のアイコンがあり、当初では夜の探索も可能だったようで、本作で22年越しに探索可能になった。
- 過去作では青ピクミンは全てのピクミンの最後に仲間になるのがお決まりだったが、今作では序盤で仲間になれる。だが、運んでいる最中に水辺に落ちてしまい、回収が(体験版では登場しない羽ピクミンしか)出来ない事故が起こる場合もあるので注意。
- 発売に先駆け、6月29日から製品版に引き継ぎが可能な体験版が配信されている。拠点と最初のマップの探索が可能で、赤・青・黄・氷のピクミンを仲間にできる。1500のキラキラエネルギー回収で体験版クリアとなり、アプリゲームの「ピクミンブルーム」の特典が貰える。1500以上になると、ポケモン不思議のダンジョン救助隊DXの体験版同様に探索ができなくなる(キャンプから出られなくなる)が、逆に言えば1499以下の状態のキラキラエネルギーなら、探索を続けることができ、各種のピクミンやゲキカラスプレーをほぼ永久的に増やすことが可能。あらかじめ戦力を強化するのも良いだろう。また、最初のマップで、そこで出会ったピクミン達だけでそのマップの探索率100%を狙う事が可能。
- 今作で入手出来るお宝にはピクミン2やピクミン3で登場したお宝も存在するが、体験版では地上に出せるピクミンの数が最大40匹までに制限されている都合上、重さや価値に変更が加えられているものも存在する。(例えばピクミン2にも登場した「壊れたタイムマシン」というお宝は ピクミン2の時には価値110ポコ、重さが30だったのだが ピクミン4では価値50キラ、重さ7に変更されている。)
- 電気の仕様がピクミン3と異なり、他の属性と同様に死んでしまうようになった。(さすがに2の即死とまではいかないが)
- 過去作に登場した原生生物の超大型個体(ピクミン1のダイオウデメマダラやHey!のブタドックリなど)の詳細がオリマーメモに記載された。
- 本作の冒頭は、オリマーの惑星での遭難という1と同じ始まりである。その後の宇宙犬モスの登場、SOS信号の発信、救助に向かったレスキュー隊、二重遭難の発生など、話の内容からして本作は、1とは別の世界線(パラレルワールド)という位置づけと思われる。ただし、作中では2や3との繋がりを示すようなものもあり、開発者インタビューでも「物語の時系列に関しては、ご想像にお任せします(笑)。」と明確には語られていない為、正確な時系列に関しては不明(最もこのインタビューは販売前に公開されたものなので、ネタバレを避ける為に明言を避けたのかもしれない)。
- 本作では任天堂関連を除いてあまり使われていなかった他作品のパロディが多く存在する。
関連タグ
ピクミンシリーズ ピクミン ピクミン1 ピクミン2 ピクミン3 ピクミンシリーズの原生生物一覧