前後のストーリー
概要
スーパー戦隊シリーズ第47作目『王様戦隊キングオージャー』第7話。2023年4月16日放送。
あらすじ
シュゴッダムの王子として歓迎されたギラだったが、再び国民から恐れられてしまう。その頃ヤンマとヒメノは、ゴッドスコーピオンによって戦えなくなったキングオージャーを直そうとしていた。ゴッドスコーピオンは王様達の仲を引き裂くのか、それとも新たな絆を生むのか？ そして、ヒメノが明かす衝撃の過去とは？
余談
この「神の怒り」というワードは第1話でダンジームが現れた際にシュゴッダムの住人が発言している。
関連タグ
大消滅:約23年前の戦隊で起きた大事件及び大災害繋がり。こちらはエネルギー源と戦隊側のメカとラスボス（厳密にはラスボスのメカ）が深く関係している。一部の視聴者の中では、「これに似てる。」「終盤はこれと似たような形になるのでは？」と話題になっているとかいないとか。
邂逅Ⅵ:ラスボスと缶けり、ドキドキ!転校生はヒーローガール!!：ニチアサ同期作品の第7話のサブタイトル。
災厄としての神の怒り（ネタバレ注意）
物語開始より15年前、大量の蝉型のシュゴッドが暴走し、チキュー全土を襲った事件の名称でもある。
イシャバーナの場合、その中でヒメノの両親だった当時の国王と女王は、被害を受けた国民の治療に当たっていた。まだ幼かったヒメノも、その両親の手伝いをしていたのだが、突然現れたフード付きの黒いマントを羽織った人物により、両親は毒を注射されて暗殺されてしまう。
犯人はその後、ヒメノの目の前でセミシュゴッドの一体に掴まって逃走したが、彼女は同時に、その男こそがセミシュゴッドを操っていた黒幕で、両親の暗殺に使われた未知の毒がサソリの毒に似ていた事を知る。
世間では蝗害のような自然災害の延長として認識されている神の怒りだが、実際は人間によって引き起こされた人災と言うのがその本質であった。
この事件以来、ヒメノは医療の見地からゴッドスコーピオンに執心するようになるが、一方でヤンマはこの災厄の本質を彼女から聞いた時、「シュゴッドは機械に過ぎないため、悪いのはそれを悪用した人間」だと評している。
第13話では神の怒りの被害はンコソパも受けていたことが判明。壊滅的な被害を受けたらしく、ヤンマがシュゴッドの制御技術を確立することで国として立て直ることが出来たらしい。
その後第14話にて神の怒りはチキュー全土に及んでいたことが明らかになる。その中で各国は国の象徴である王を失ったらしく、誰かが無理をしてでも王にならなければならない状況に追い込まれた。現在の王たちの年齢が非常に若いのも、このためであると思われる。セミシュゴッドもといガーディアンシケイダーがいた事からジェラミーの関与が疑われたがリタの調査でジェラミーは関与していない事が判明している(具体的には寝てたとのこと)。
第15話では神の怒りによってトウフ国も大きな被害を受けたため世界的な食糧難に陥ったこと、先代の大殿が食料を独占したために民が飢え、カグラギは民のために反乱を起こし玉座を奪ったことが語られる
そして第16話、神の怒りが人災であることを知る囚人シロンの証言によって、犯人は法では裁けなかったため、シロンの妻で先代ゴッカン王にして先代裁判長であるカーラス・デハーンが死を偽装し、今も封印していることが判明。しかし、その所在まではわかっておらず、釈放されたシロンはカーラスを探す旅に出た。
尚、これは第8話で判明したことだが、シュゴッダムの軍事力があれば十分対処できたらしいが、その時シュゴッダムは何もしなかったそうで、さらにはギラがシュゴッダム王家から姿を消したのも15年前だと言う。また、第6話で、ラクレスは、(第8話でギラから「玉座を奪われるのを恐れて、追放したのだろう！？」と言われた時に、動揺するが)「ギラは15年前に誘拐された。」とも発言していた。これらは単なる偶然か、それともラクレスの発言が正しければ、ギラの誘拐は神の怒りに関係しているのか……？
だがその神の怒りの犯人がある存在である可能性が浮上し始める…
