概要
スノウインハザードとは、漫画「ウマ娘プリティーダービースターブロッサム」に登場する、オリジナルウマ娘。褐色肌が特徴で、一人称は「ぼく」。
第13話の後半で初登場。その後の第14話のラストにフルネームが明らかになった。
まだ登場して間もないため、勝負服等は明らかになっていないが、トレセン学園の制服の上からパーカー等を3枚ほど羽織りながらも寒いと言っているので、相当な寒がりなのかもしれない。身長はヒシアマゾンより頭1つ分くらい高いとされる。
実馬にスノウインハザードという名を持つ馬はおらず、タイキブリザードが元になったのではないかとされている。
競走馬「タイキブリザード」
風を育みながら
付け入る隙を探すがいい
渾身の力で振り切るがいい
ただし忘れてくれるな
私は決して諦めない
最後まで食らいつく
どこまでも追いすがる
その積み重ねが私の中に
激しい上昇気流を育んでいく
いつか荒れ狂う吹雪となって
すべてを飲み込んでやる
1994年2月14日、新馬戦を圧勝。2着は後の重賞3勝馬カネツクロス。続く3月6日の中山競馬場500万下でも勝利。サクラローレルが2着だったが、この2頭の最初で最後の対決となった。
……が、その後はなかなか勝ちきれない。タイキブリザードはシルバーコレクターになってしまったのである。
1995年は宝塚記念・有馬記念共に2着、翌1996年では産経大阪杯で重賞初制覇するが安田記念も2着。その後はアメリカに遠征しブリーダーズカップ・クラシックに出走するも、レース前の熱発と前日の雨の影響で13頭立ての最下位に撃沈してしまった。
1997年は始動戦の京王杯スプリングカップでレコード勝ちを収め、安田記念でついにGⅠ初制覇。その年の秋には再びアメリカに遠征するが、オークツリーブリーダーズカップマイルハンデキャップは3着、BCクラシックは6着に終わった。同年の有馬記念(9着)で引退。
BCクラシック2回と97年有馬記念以外は掲示板を外していない安定した成績を誇った。
1998年に種牡馬入りし、2005年に引退。代表産駒は2001年札幌2歳ステークス勝ち馬のヤマノブリザード。
かなり大柄な馬で、体重計測をしない海外遠征時以外だと馬体重が520kgを切らないレースが無かったほど。例えば先述した1997年安田記念は546kg。……もっとも、このレースにはもっとデカい奴がいたのだが。
余談
高身長なのが「ウマ娘シンデレラグレイ」の作者・久住太陽先生の好みにドストライクだったらしく、ご満悦のツイートが投稿されている。