概要
CV:杉本ゆう
巡回の際は、後輩の三池苗子とコンビを組んでいる。
年齢は推定28歳前後。
合コン好きで、警視庁メンバーで開催される合コンのセッティングを一手に引き受けている。
また、佐藤美和子と高木渉の恋愛に発破をかけ、事実、関係発展に多大な貢献をした。しかしながら、三池苗子と千葉和伸がくっつくのを阻止しようとしたことも。
ペットに2匹の犬(スタとハチ)を飼っている(名前の由来は、海外刑事ドラマ『刑事スタスキー&ハッチ』から)。あまり自覚していなかったが、重度の猫アレルギー持ち。
私生活は佐藤以上にズボラで、マル暴の刑事と徹夜で麻雀に興ずるオヤジ系女子。バブル期を思わせるようなワンレンのヘアスタイルが特徴的。小嶋元太からはミニパトの姉ちゃんと呼ばれている。
入庁前まではチュウ吉こと羽田秀𠮷と交際していたが、彼の職業が高収入のプロ棋士であることを長らく知らなかった。
これは、羽田が将棋のタイトル七冠を達成して由美にプロポーズするまでバレないよう意図的に伏せていたためでもある。
チュウ吉の性格が子供っぽすぎた上に、しばらく音信不通になったため、警察官になったのを機に、ふった事がある(ただし、秀𠮷の側はふられたと思っておらず、由美から面と向かって「元カレだ」と言われても、頑固にずっと付き合っていると主張していた)。
49巻にて「元カレがいた」という話があってから、実際に羽田秀𠮷が登場したのは80巻と、結構間が開いている。ちなみに、秀𠮷が音信不通になったのは、将棋の七冠を取るまで連絡しないと由美に相談もせずに勝手に決めたからである。そのため、秀𠮷がふられたのは割りと自業自得な面がある。
その後、秀𠮷の住むマンションで殺人事件が起こったのを切っ掛けに再会し、付き合いが戻る。
後に街頭ビジョンでようやく羽田の(表向きの)素性を知り、彼がタイトルを落としたときには発破をかけてプロポーズを待つことを宣言し、ヨリを戻した。最初は羽田の事を初心者落語家と思っていた模様で、まだ千葉と付き合う前の苗子の前で羽田とキスをした。
その後は彼の家に頻繁に通っていた様子だったが、程なくして同棲を開始したことが窺える。
アニメオリジナルでは、佐藤から直伝のジャーマン・スープレックスを犯人に御見舞するなど、ある程度の格闘技の心得はある模様。秀吉から密かに警護を依頼されていた赤井秀一をして「警護が必要な女性には見えない」と言われてしまう。逆を言えばそれは「警護の必要がない程度には強かな女性」という意味でもあるので、赤井からすれば最大級の高評価もであるのだが…。
本人は何も知らないが、赤井家の関係者になっているため、劇場版『緋色の弾丸』ではキービジュアルに描かれていたり、本編でも羽田と共に結構な長さの出番を貰っていたりする。
ちなみに登場から20年以上経過した同作が劇場版初登場だった(正確には『探偵たちの鎮魂歌』にも姿はあったが、セリフ無し。純粋な映画デビューという意味ではコラボの『ルパン三世VS名探偵コナンTHEMOVIE』が初登場となる)。
秀吉の家族とは世良真純(秀吉の妹とは知らない)にしか会ったことはないのだが、「どーせチュウ吉に似て…のん気な家族なんでしょうけどね…」と由美の中では赤井家が散々なイメージになっている(由美の想像でメアリー、秀一、真純の3人が秀吉と共に満面の笑顔で並ぶというイメージが描かれている。秀一や真純はともかくメアリーに至っては笑うことすらあまりないので、かなり貴重なカットである)。コナンからしてみればのん気な人は1人もいないと思うよ…。
出所したスリの常習犯に職を世話してやったり、千葉に「(三池のことを)思い出せ」と迫ったりと、存外に面倒見が良い性格のようである。
呼称
- 江戸川コナン⇒「コナンくん」
- 毛利蘭⇒「蘭ちゃん」
- 毛利小五郎⇒「名探偵さん」
- 吉田歩美⇒「歩美ちゃん」
- 三池苗子⇒「三池」
- 高木渉⇒「高木くん」
- 白鳥任三郎⇒「白鳥くん」
- 千葉和伸⇒「千葉くん」
- 佐藤美和子⇒「美和子」
- 少年探偵団⇒「ガキンチョ」
- 羽田秀𠮷⇒「チュウ吉」