「やってみようよそのお芝居!私もはるかちゃんの思い出探し、手伝ってみたい!」
CV:広橋涼
概要
2013年に公開されたPVで新登場したキャラクター。
※2013年版に関しては、こちらを参照。
2016年版
陽ノ杜学園中等部2年生。黒髪で前髪は切り揃え、おかっぱは斜めに揃えていて、黒のアンダーリムの眼鏡をかけている。羽仁はるかの幼馴染みで彼女と同じく民俗芸術研究部の所属。はるかがハートプリンセスになった事は現時点では知らない。
牡丹の痣の位置は下腹部。
人物像
一人称は「私」。思慮深く、観察力があるしっかり者で、よくはるかに振り回されている。はるかのはっちゃけた所は見ていてこっちが救われると評している。おとなしくて友達想いの優しい性格だが、意外と行動力のある一面もある。
幼少期
東方移民会の一員としてトラックに乗っていた際に野盗の襲撃に遭遇。襲われる同胞の子供を庇うが、下腹部を負傷。攫われかけたがそこに現れた1匹の狼に助けられた。その狼は自分を助けた際に片脚に傷ができた。現在は東方移民会の寮で生活をしており、自分達を受け入れてくれた陽ノ杜市にお祈りをすることもある。
動向
授業中に夢を見ていてぼーっとしているはるかを心配していた。昼食後、はるかが文化祭でお芝居をしたいこと、幼少期に家族とお祭りで見た芝居が大切な思い出と聞いた際は、思い出探しを手伝いたいと協力的な姿勢を見せる。芝居のストーリーについて会議する際にはるかが鼻歌を歌っているのを聴いて、ミュージカルにしてみては?と提案したことから2人のミュージカルの準備が始まる。
翌日、ミュージカルのロケで神社に行き、そこで罪獣アプレースティアに遭遇。襲われていた所をピンクプリンセスになったはるかに助けられるが気絶してしまい、前述の幼少期の記憶を思い出していた。目が覚めると、ピンク色のプリンセスを目撃。罪獣が撃退された後にはるかを見つけボロボロになった神社の中、一緒に帰った。
ある帰りの日、義堂あみが手伝う中華店にはるかとご飯を食べに行く。その時、あみがはるかと同じ歌を歌っていたのを聴き、あみをミュージカルに誘うことにした。一度は断られるが近くの古本屋に行く際に彼女に会い、はるかの事情を話した。後にあみもミュージカルに参加する。
…が、はるかの方は脚本が書けておらず、あみと2人で彼女が考えた脚本(明らかにロミオとジュリエット)の内容を見てベタすぎると感想を述べる。匙を投げようとするはるかに悪癖だと指摘した。途中で新顧問として赴任してきたカナモリと挨拶をする。
カナモリが合宿を決行した際は、民俗部と巻き込まれた風紀委員の牟礼ゆかりでこの世の果ての境界線に行く。途中で罪獣オクネーリアが現れ、プリンセス達が闘っているのを見ていた。
オクネーリアが撃退された後は、列車の上で地狼族が話しているのを目撃。声で嗅霧湖四条がいる事、その中に片脚に傷跡がある狼を発見、それが房之介だと勘付くことになる。合宿所に着いた後は、皆で温泉に入り、そこで下腹部に牡丹の紋章があることが判明。特訓の際も房之介の事が気になり、夜中に彼がいる部屋に忍び込み、脚に傷跡があるか確認したことで本人だと確信する。
その後も気になってミュージカルの練習に集中していなかったがその夜中、月猫族の悌ちゃんが家に現れる。プリンセスになって欲しいとお願いされるが、前述の件もあり、拒否した。後日、仮面の男と悌ちゃんの策略により、廃墟の映画館で房之介と遭遇し彼に直接、地狼族なのか聞いた。彼の正体を知り、そこで月猫族の目的、この世界の真実を聞くことになる。その最中、悌ちゃんに強制契約と変身をさせられ直後、仮面の男に罪獣化させられてしまう。罪獣化した際には、ピンク、ブループリンセス、イエロープリンセスを苦戦させた。滅却牢での戦闘でピンク、ゴールドプリンセス、パープルプリンセス、グリーンプリンセスによって元に戻り事なきを得る。
浄化された後は激しく消耗したのか、房之介に地狼族のアジトに連れて行かれ、そこで地狼族の600年前の歴史を聞く。ミュージカルの脚本でスランプ状態のはるかが勿忘郷に行こうと話していたのを聞いて、600年前の事を知れると思い、一緒に行くことにする。後日、狼郷(勿忘郷)に行って地狼族の英雄に会った事を房之介に話し、「なぜ月猫族と戦うのか」と彼に問う。「戦いを終わらせる為」だと話す房之介の姿に房路の面影を見ていた。そこで自身がブラックプリンセスになる代わりに、他のハートプリンセスが持つ「ココロノタマ」を取り返すから罪獣で街を荒らすのをやめることを条件に、地狼族に協力する決意をした。
余談
作中に出たキャラクターの中で設定やビジュアルがかなり変わっている。旧アニメ版では、はるかの友人で容姿は茶髪のおかっぱと泣きぼくろがあったり、コスプレパフォーマンスステージ6HPやMVのPink_or_Blackでは、はるかが通う学校の転校生(容姿は現在のまま)だったり今作では、はるかの幼馴染で親友であったりと変化が激しいキャラクターとなっている。
ただ、第7話で地狼族に協力することにより今後はるかと敵対する可能性が出てきたことから、主人公と敵対するポジションは変わらないようである。
いずれにせよ彼女たちの関係がどうなるのかは、第8話以降で明かされるのだろう。
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