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山崎貴の編集履歴

2023-10-24 17:24:45 バージョン

山崎貴

やまざきたかし

山崎貴とは、日本の映画監督、VFXディレクター。

人物像

1964年6月12日生まれ。長野県出身。

阿佐ヶ谷美術専門学校卒業。映画監督の佐藤嗣麻子は妻。


13歳の時に見た『STARWARS』と『未知との遭遇』の影響で特撮の道を目指すようになり、1986年「株式会社白組」に入社。CMや映画でのミニチュアセット製作や伊丹十三作品でのVFXを担当する中自身のオリジナル企画『鵺/NUE』を企画するが、高い予算が必要と判断されたため、もう一つの企画である2000年公開の『ジュブナイル』で監督デビューを果たす。


2005年の『ALWAYS三丁目の夕日』で第30回報知映画賞最優秀作品賞、日本アカデミー賞監督賞を受賞。2014年の『STAND BY ME ドラえもん』で第38回日本アカデミー賞 最優秀アニメーション賞を受賞。


人物

  • 映画監督になれなかったときは教師になるつもりだったらしい。しかし「「絶対に映像業界に入る」 という自信だけはありました。親や環境を言い訳にして諦められる道なら、 所詮、その程度のことなんだと思います。」と強気なコメントを残している。
  • 日本では貴重なVFXの作り手であり、大作の仕事が次々と舞いこむ売れっ子になっているものの、ヒットを意識するあまりお涙頂戴に傾倒している、説明を台詞に頼りすぎている、といった点で批判を受けることもあり、常に激しい毀誉褒貶が付きまとっている。特に柳下毅一郎ライムスター宇多丸の批評では酷評の常連で、両者と関係の深い『映画秘宝』誌の取材を受けた際には「敵」じゃないのかと自虐ネタを漏らしている。なお、宇多丸は山崎のアンチ的な存在であることは否定しており、『アルキメデスの大戦』は大絶賛している。
  • 覚えやすさを狙ったシンプルな英語タイトルが多く、「山崎貴メソッド」などと揶揄的に取り上げられることがある。ただし、これらは阿部秀司プロデューサーの発案である。
  • 女性漫画家グループCLAMPと親交があり、『カードキャプターさくら』の山崎貴史のモデルとなっている。曰くお酒が入るとこんな感じなんだとか。
  • ゴジラシリーズの大ファンとされており、自身も西武園ゆうえんちのアトラクション『ゴジラ・ザ・ライド』や映画『ゴジラ-1.0』を担当することになった。なお、『シン・ゴジラ』について「次にやる人はハードルが高くなっちゃいますよね」とコメントしたが、次の新作ゴジラの製作依頼が自分の元に来たので発言がブーメランになってしまい「やってもうた」となったらしい。
  • 「『ゴジラ-1.0』公開記念 山崎貴セレクション ゴジラ上映会」において、山崎が上映に厳選した作品は『初代ゴジラ』『三大怪獣地球最大の決戦』『ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃』『シン・ゴジラ』の4作品。このうち2作品の監督である金子修介庵野秀明と対談している。また近い時期に業界に入った樋口真嗣とも仲が良く、『平成ガメラ』のころから飲み仲間である。
  • 『ドラゴンクエストユアストーリー』については、プロデューサーや堀井雄二からの熱烈なオファーを受けたが、長らく断り続けており最終的に山崎本人が折れて手掛けることになったという経緯がある。山崎本人はゲームの映画化については「ゲームは人によっては何十時間もやるメディアですから感情移入の幅が半端ない。それを映画という技法で対抗するのは難しい」「そもそもゲームを映画化してうまくいった作品をあまりよく知らない」と分析していた。
  • 上述の通り、伊丹十三のもとで下積みをしていたことから伊丹を映画の師匠としており、伊丹十三関連の特集では必ず氏のインタビューが掲載されるほか、後年自身が監督した『STAND BY ME ドラえもん2』には伊丹の妻である宮本信子のび太のおばあちゃん役で出演している。
  • 戦争映画を多く手掛けていることについて、自分の年齢が戦時中の世代を直接経験した世代から話を聞けた最後の世代になるという思考から反戦を訴えているとのこと。しかし、戦争の悲惨なことのみを伝える内容が正しい反戦映画ではあるがそれをすると一般人に伝わりにくいため、やはりエンターテインメント作品にしながら伝えていきたいと述べている。
  • 今や彼の代表作である『ALWAYS三丁目の夕日』については当初、「SFをやりたいのに何で昭和」と乗り気ではなかった。しかし製作をするにあたり「CGを駆使したVFXなら、未来の空想世界だけでなく実際にあった過去も描いて人の心の奥まで揺さぶる力がある」と考えを改めたという。
  • BUMPOFCHICKENの大ファンであり映画の主題歌へのオファーやミュージックビデオなどの映像作品の製作を担当するなど互いに深い関係にある。

作品

映画


アトラクション


関連タグ

映画監督 白組

水島努 - 高校時代の後輩

古沢良太 - 『三丁目の夕日』『寄生獣』で組む


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