「キャンデラ。
あれから全く変わっていないようですね。
いいですか、炎とは移ろいやすいものです。
制御できなければ、暖かさを超えて、人に火傷を負わす。
ボクから奪ったものを返せとは言いませんが、後悔はしてもらいます。」
概要
赤いメッシュの入った髪をショートポニーに束ねた、眼鏡をかけた青年。
イメージカラーは赤。
ボールの投げ方はオーバースロー。
名前の“Arlo”は「要塞化された丘」を意味する。
愛用ポケモンはハッサム。後述するイベントムービーでの回想シーンを見る限り、彼のハッサムは嘗てキャンデラと同志だった頃(まだストライクだった頃)から手持ちに加えていた様であり、長い付き合いのようだ。
狡猾でプライドの高い策士。性格は慇懃無礼かつ極めて傲慢で自分以外の他者を徹底的に見下している(ただし、サカキや他のリーダーは例外の模様)。
トレーナーとしての腕前もさることながら、研究者としても優秀な腕前を持っているようで、何を隠そう、彼こそがシャドウポケモンを生み出した張本人である(当初は自分の口からそのことを仄めかしているのみだったが、後日ウィロー博士たちの調査により、シャドウポケモンの強化プログラムを担当していることが明かされた)。2022年には、強化体ともいえるAPEX個体まで生み出した(ただし、現時点で育成に成功したのはルギアとホウオウのみ)。
彼のみ過去に何があったのかが明かされており、それによると元々はロケット団員ではなく、チーム・ヴァーラーのメンバーの1人で、キャンデラとリーダーの座を賭けて争ったこともあったほどの優秀なトレーナーであったらしい。しかし、キャンデラとの競争に敗れ、彼女がリーダーの座に収まると同時にそのことに対して強い屈辱を感じてチームを脱退、そのまま消息不明となってしまった。
彼がどういった経緯でGOロケット団と出会い、リーダーの座にまで上り詰めるに至ったのかは今のところ不明である。ただ、声明文やゲーム中での台詞を読む限り、未だに当時のことを根に持っていることや、一度味わった屈辱は決して忘れない異常なまでに執念深い性格であるらしいことは窺え、サカキかリーダーの誰かに自らの抱いていた復讐心を利用されて唆された可能性が高い。
普段は常時丁寧口調であり理知的な風を装っているが、こちらとのバトルに勝った際の台詞の中には「勝てないって言っただろ?とっとと立ち去れよ」と急に粗暴な口調になるものがある。負けず嫌いで傲慢な彼の性格から考えると、こちらの方が素に近いのだと思われる。
2022年以降は、「またおまえ?うそだろー。(出現時)」、「キャンデラとおまえにギャフンと言わせてやるからな(敗北時)」等荒っぽい口調の台詞を吐くようになった。
堅物そうな雰囲気であるが、「GO Fest 2020」では部下がビラを散布する様子を見てその光景にはしゃいだり、組織の祝勝会を楽しみにしていることを窺える台詞を述べたりと、割とはっちゃけた一面もあるらしいことが明らかになった。このことから察するに、案外したっぱたちや他の幹部たちとも仲良くやっているようである。もしかすると、闇堕ちする前の彼はこんな感じのもっと気さくな青年だったのかもしれない…。
「GO Fest 2020」ではキャンデラと対決。
ちなみに、このPVではキャンデラが基本的にほのおタイプ使いであり、エースポケモンはギャロップであることも知っているはずなのに、あろうことかほのおを二重弱点とするハッサムを繰り出し、当然のように返り討ちにされていた。こんな有様だから過去にもキャンデラに負けたのでは…?
しかもリーダー達の中では唯一勝ち目がないことを悟って試合放棄している。大丈夫かアルロ。
丁寧口調で喋る男性幹部という特徴から、恐らくモチーフになっているのは原作におけるアポロとランスだと思われる。
使用ポケモン
対策
1匹目はエイパム。「ひっかく」と「おどろかす」を通常技として持ち、両方軽減するポケモンはかなり少ない。弱点を突くかくとうタイプで挑むならHPがそれなりに擦り減ることを覚悟しなければならない。カイリキーの「クロスチョップ」なら発生が早くシールドを削りやすい。
2匹目はフーディン、サメハダー、ムウマージ。あくタイプを入れておけばフーディンとムウマージの対処は可能。サメハダーはかくとう弱点なのでエイパムから続けて対処はできるが火力が桁違いに大きい為速攻で落とすこと。もちろん、シールドを使い切らせることも忘れずに。1匹目と2匹目を考慮するとカイリキーとバンギラスあたりが適任か。
3匹目はハッサム、カビゴン、ジバコイル。うち2匹がかくとう弱点で1匹は等倍だが全員弱点が少ないため無理に突く必要はない。小回りの利く技で相手に攻撃する隙を与えないようにしよう。
注意すべきはカビゴン。弱点がかくとうしか無く「しねんのずつき」でこちらの弱点を突いてくる恐れがある。オマケに高火力高耐久なので的確に弱点を突いても落としにくい。
とりあえずかくとうタイプ、あくタイプ、ほのおタイプがいれば倒すことは難しくないだろう。
戦闘後はシャドウエイパムがゲットできる。元々シャドウエイパム自体レアポケモン扱いだったため、その意味でも倒す価値はある。
これまでにアルロからゲットできたポケモン
ポケモン | 期間 |
---|---|
ストライク | 2019/11/08-2019/12/23 |
タツベイ | 2019/12/24-2020/02/03 |
クチート | 2020/02/04-2020/07/09 |
クヌギダマ | 2020/07/10-2020/10/12 |
ガーディ | 2020/10/13-2021/02/01 |
ダンバル | 2021/02/02-2021/05/17 |
コンパン | 2021/05/18-2021/11/08 |
グライガー | 2021/11/09-2022/01/23 |
タツベイ | 2022/01/24-2022/04/02 |
タマタマ | 2022/04/03-2022/07/08 |
ヒトカゲ | 2022/07/09-2022/11/13 |
クチート | 2022/11/14-2023/01/31 |
ニドラン♂ | 2023/02/01-2023/03/24 |
ヒメグマ | 2023/03/25-2023/06/20 |
エイパム | 2023/06/21-2023/10/25 |
マダツボミ | 2023/10/26-現在 |
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- GOロケット団3幹部