データ
初出 | 第4世代 |
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タイプ | くさ |
分類 | 特殊 |
威力 | - |
命中率 | 100 |
PP | 20 |
範囲 | 単体 |
直接攻撃 | ○ |
効果 | 相手の体重が重い程威力が上がる(下記参照) |
英語名 | Grass Knot |
威力計算式(第6世代)
相手の体重が10.0kg未満…20
相手の体重が10.0kg以上25.0kg未満…40
相手の体重が25.0kg以上50.0kg未満…60
相手の体重が50.0kg以上100.0kg未満…80
相手の体重が100.0kg以上200.0kg未満…100
相手の体重が200.0kg以上…120
概要
第4世代から存在する技。
相手の足元で草を結んで相手を転ばせる技。登場当時からわざマシン86。剣盾のみわざレコード77に収録。
自力習得できるのはヤナップのみだが、わざマシンの技なので汎用性が高く習得者も非常に多い。
相手を転ばせる事による物理的なダメージのはずだが何故か特殊技であり、これまたどういう理屈か不明だが接触技でもある。相手の足元まで突っ込んで草を結んでいるのだろうか……?
そもそも足に草を引っ掛けるだけで転倒ダメージがくさタイプになるのも謎である。
諸々の要素が重なり合い具体的に一体何をしているのかが全く分からない技の一つ。
勿論「かたいツメ」が適用されるため、メガメタグロスが偶に採用する事も。
こうなった理由は同効果のけたぐりをタイプ・分類以外丸々コピペしたからという説が有力だが、いくら何でもいい加減すぎないだろうか……
相手の体重が重いほど威力が上がるが、実際はある程度のランクに分けられているので、威力の計算自体は難しくない。
似たような技に「けたぐり」があるが、あちらはかくとうタイプ・物理でこちらはくさタイプ・特殊なので棲み分けができている(特にこちらは、無効化にされるタイプが無いというのが大きい)。
くさタイプのメインウェポンとして採用すると軽い相手が登場した時の対処に苦しくなってしまうので、主な採用はくさタイプ以外のサブウェポン。
重量級の多いいわタイプやじめんタイプは勿論、大半のみずタイプに対しても強い圧力になるだろう。
特にバンバドロはこれを受ければほぼ1発で蒸発してしまう。
さらに、重量級がわんさかいる伝説のポケモンに対して強く刺さるのも大きい(もっともその伝説のポケモン達にはくさ耐性を持つ者も少なくないが)。
特にルンパッパには明確な役割対象がいるため、くさタイプでありながらこの技の採用率が高い。
反面、やはり軽いポケモンには有効打になりにくく不安定なのが欠点。
ウォッシュロトムのような軽いポケモンに対しては、等倍以上が取れるメインウェポンで攻めた方が良いだろう。逆に考えればこれは体重の軽いポケモンを使うことで「くさむすび」の対策になるということでもあるので、覚えておくと良い。
そのため、どんな相手にも安定したダメージを与えられる「エナジーボール」や攻撃しながら体力を回復できる「ギガドレイン」、拘束&使用後混乱するが威力は申し分ない「はなびらのまい」等競合する技が多い為、メインウェポンになりにくい。
トリトドンやジーランスも軽い方だが流石に4倍弱点なのでそれなりにダメージが入る。
またピカチュウやライチュウは唯一のくさ技なのでじめんタイプへの対抗で覚えさせる事も少なくない。
ちなみにZワザとして使うと威力が160にもなる。習得出来るポケモンも多く、軽いポケモンにも威力が出るため対処の難しい奇襲技の一つ。
同様の理由でダイマックス技としても広く運用されるが、ダイマックスしたポケモンに対して「くさむすび」を使うと失敗する(ベース技には問題なく使える)。
第五世代ではダメージ計算式が微妙に変更されている。
まさか0.1kg単位で調整されているなんて誰が分かると言うのか……