概要
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「ロックマンエグゼ4」と「ロックマンエグゼ5」に登場したダークチップシンジケートで、首領はDr.リーガル。
構成員は少なく、作戦は全て自律型ネットナビが行っている。
これは父親を嫌うリーガルの対抗心の表れなのかどうかは不明。
組織の目的は「かつて優秀な科学者だった父親を追放した今のネットワーク社会に対する復讐」である。
各シリーズでの行動
エグゼ4
それまではWWWやゴスペルの影に隠れて活動していたが、4から本格的に活動を開始。
地球に接近した小惑星が人工物で中に電脳空間があると判明するとレーザーマンを送り込み、軌道を修正すると見せかけて小惑星を乗っ取ろうと企むも、光熱斗とロックマンEXEの前にレーザーマンはデリートされ、小惑星に潜んでいたデューオも彼らの勇気を認め軌道を変更したために計画は失敗。
リーガルは熱斗と炎山によって追い詰められ、熱斗に自首するよう言われるもそれを拒否、「ワタシは罪を償おうという気持ちはこれっぽっちも持っていない、これまでの行いに罪悪感などまったくないのだよ。」「しかしそれは悪ではない、なぜなら本人は正しいと思っているからだ」と語っており、熱斗に対し以前事情を知らなかったとはいえ、パークエリアの扉を開けようとした際管理するナビに問い詰められ、そのまま彼を倒したこと、炎山に対しては任務の際にデリートしたナビの中には冤罪でデリートしてしまったナビもいた可能性があったこと、祐一朗に対してはネットナビの研究を進めなければここまでネット犯罪は増えなかったのではないかということを指摘し、最後に「この繁栄したネットワーク社会を築いた科学者たちはとあるロボット工学の科学者を追放し悪の道に走らせた、それはワタシがかつて父と呼んだ男だ」と、自身がワイリーの息子であることを明かし、人間は自分でも気づかないうちに罪を犯しているということ、自身が消えても人間がいる限り悪はなくならないということを告げ、ANSA屋上から身を投げて消息を絶つ。
エグゼ5
冒頭でリーガルの生存が判明、かつて光正とワイリーが開発しようとしていた人間の心をリンクさせるココロネットワークというシステムを完成させるのに必要な「光レポート」の手掛かりを得るため祐一朗を誘拐し、時間稼ぎのためにダークロイドたちにインターネットエリアを占拠させるもナビチームによって次々エリアは解放されていくが終盤でガウという犬に擬態させていた光レポートを手に入れるとココロネットワークを完成させ、実験のために各地にミニサーバーを設置し、人々を凶暴化させた。
そしてフジ山頂のネビュラ本拠地で人間の憎しみや怒りをデータ化した「ネビュラグレイ」をインストールし、世界を悪の心で染めようとするもココロサーバーの力を無力化する「マグネメタル」入りのお守りを持っていた熱斗とロックマンには効果がなく、ロックマンとナビチームによってネビュラグレイがデリートされると同時に火山活動が活発になったフジ山が噴火、基地は壊滅し跡地からダークチップや備品がオフィシャルに回収された。
リーガルは自身の野望が潰えたと悟りネビュラ本拠地と運命を共にしようとするが噴火の直前にワイリーがココロネットワークをオーバーロードさせたことで数10年分の記憶を失い、後に一人の科学者として科学省で働くことになった。
アニメ版ロックマン2期「ロックマンエグゼAXESS」
ゲーム版とは異なってシェードマンを筆頭としたダークロイド達と手を組んでおり、報酬としてダークチップを提供していた。しかしながら、首領であるリーガルはダークロイドを駒としか見ておらず、その事からシェードマンに憎悪を向けられる事になるものの、バブルマンを除く少数生存していたダークロイド且つダークロイド因子を持ったダークチップを使用してしまったブルースをダークブルースとして自分の手中に収め、シェードマンを追放する事に成功。後に、復活したシェードマンが再び襲撃してきた際も、全く意に返す事無く、ダークシンクロチップによってレーザーマンとのクロスフュージョンを実行。殆ど一方的に叩きのめす形でシェードマンをデリートした。
最終的には巨大化したCFレーザーマンで、世界各国を攻撃しつつ科学省に侵攻するが、サーチマンによってディメンショナルコンバーターのコアを破壊されてしまい、自身もエネルギーにされていたナビ達の声援を受けてフルシンクロ状態となったCFロックマンに破れ、死亡した……。
かと思われていたが、肉体を失いながらも電脳世界で生きながらえていた事が判明する。
物語中盤辺りからダークチップの流通と並行し、本拠地を探られないよう部下のダークロイド達やシャドーマンを雇い世界各地の交通機関を制御するプログラム「コントロールX」の破壊活動も行うようになる。
また、アジトに関しては複数所有しており、貨物船だったりディメンショナルコンバーターを内装している人工衛星だったりと。因みに、2期の作中内で発生させているディメンショナルエリアはほとんどがネビュラのもの。
どちらとも熱斗とロックマン達の活躍もあって、アジトは壊滅しているが、最終的には大量のディメンショナルコンバーターを内装しているリーガルタワーに拠点を移している。
劇場版ロックマン「光と闇の遺産」
電脳世界にて生き長らえたリーガルが登場し、裏電脳世界に追放されたフォルテを操ったり、光正のプログラムを求めて実の息子でもあり、熱斗の父である祐一郎を誘拐する。かつて光正とワイリーが研究していた人間を電脳世界に投射するプログラムであるスペクトルを自らの野望のために利用した。
電脳世界に飛ばされたときに、裏電脳世界で廃棄されていたスペクトルの片割れであるワイリープログラムを吸収しネビュラグレイへと変異。
大規模な非物質化現象(地球上の物質が電子データに分解されて消滅する現象)を引き起こすが、フォルテクロスロックマンとなったロックマンとフォルテによって倒され消滅した。
3期アニメ「ロックマンエグゼStream」
名前のみ登場しており、消滅したと思われたリーガルも登場している。
更には、シェードマンに取り込まれたダーク因子で生み出されたダークロックマンを配下に置き、新たに登場した少数のダークロイドを使役し、暗躍させていた。
また、テスラを筆頭としたネオWWWが壊滅した際に、彼らが使用していたビルを乗っ取った上にメンバーの記憶を削除し、テスラを幽閉する。
その後はデューオの力を我がものにする為に、デューオの紋章を持つクロスフュージョンのメンバーをネオWWWビルにおびき寄せる等と本格的に動きを見せ始めるが、ダークロックマンを除いたほとんどのダークロイドはデリートされていた為、ダークロックマンにデューオの紋章のデータを取り込ませ、デューオが居る彗星の電脳世界へ向かわせる事に。しかし、最終的にはダークロックマンはロックマンに敗れた事によりロックマンの元に戻ってしまうが、リーガルはデューオの紋章を全てコピーしていた為、熱斗達を出し抜き、デューオの彗星の力を手に入れ巨大なろくろ首のような怪物へと変貌。熱斗達クロスフュージョンのメンバーに襲い掛かるが、そんな暴挙を正義を標榜するデューオが許すはずも無く、最期はデューオに粛清され、ミイラとなった状態で発見されるという無残な最期を遂げてしまい、今度こそネビュラは壊滅した。
メンバー
本来は敵対すべきであるネット警察なのだが、クロスフュージョンに憧れ続けていた所をゆり子に漬け込まれ、ネビュラが開発したダークシンクロチップに宿していたダークオーラにより一時的に加担させられていた。
ネットナビ
シェードマン(ゲーム版のみ)
スワローマン(アニメ版のみ)