概要
セガの分派にあたる「マーベラスエンターテイメント」及び、日本ビクター傘下の「パック・イン・ビデオ」の流れを汲む会社。
日本国外ではXseedGamesブランドを運営する。
親記事に関しては、沿革の記述を踏まえてテンセントにしております。
沿革
1970年:日本ビクター(JVC)及び東京放送(TBS)が中心となり、ビデオソフト制作・販売や映画配給を行うパック・イン・ビデオ(PIV)設立。
1972年:JVC、レコード制作事業をビクター音楽産業(VMI)として分社。
1984年:VMIの営業部門のうち、市販事業を日本エイ・ブイ・シー(AVC)として分社化。
1980年代後半:PIV、家庭用ゲームソフトへ参入。
1993年:VMI、AVCを再度合併。社名をビクターエンタテインメント(VE)へ変更。
1994年:PIV、JVCの完全子会社となると同時にビデオ及び映画配給事業から撤退、ゲームソフト専業化。
1996年:PIV、VMIのインタラクティブ事業部を統合し社名をビクターインタラクティブソフトウェア(VIS)へ変更。
1997年:バンダイ⇒セガを渡り歩き、キャラクター事業に携わっていた中山晴喜が独立、マーベラスエンターテイメント(ME)設立。音楽CDを発売開始、音楽事業を開始。
1998年:ME、テレビアニメのビデオソフトを発売開始、映像事業に進出。
1999年:ME、コンシューマゲーム事業へ進出。
2001年:ME、著作権・出版権管理事業をマーベラス音楽出版(MMP)として分社化。
2003年:ME、VISの過半数の株式を取得し連結子会社化、マーベラスインタラクティブ(MI)へ社名変更。
2007年:ME、MMP及びMIを吸収合併。海外事業展開に伴いアメリカを拠点にXseedGamesをAQインタラクティブと出資で設立。
2011年:ME、中山の父・隼雄(元・セガ代表取締役社長)が設立したAQインタラクティブ及びライブウェアの2社を吸収合併、マーベラスAQLに社名変更。
2014年:マーベラスへ社名変更。
2017年:HONEY∞PARADE GAMESを設立。
2020年:テンセントと資本業務提携。
関連作品
五十音順
シリーズ作品
- ヴァルハラナイツ
- 閃乱カグラ(※シノビマスター以降は開発元HONEY∞PARADE GAMES)
- ノーモア★ヒーローズシリーズ
- Fate/EXTRA
- プリキュアシリーズ(東映アニメーションとの連携、関連コンテンツの販売レーベル)
- 牧場物語(パック・イン・ビデオ→ビクター時代を含む)
- 勇者30
- ルーンファクトリーシリーズ
- ルミナスアーク
単体作品
- アークライズファンタジア
- アヴァロンコード
- イケニエノヨル
- 朧村正
- 禁忌のマグナ
- デッドクラフト
- デモンエクスマキナ
- 天穂のサクナヒメ(開発はえーでるわいす)
- 幕末Rock(オンラインゲーム版を含む)
- バレットウィッチ(AQインタラクティブ)
- ファッションドリーマー
- FREDERICA
- ループエイト
- WACCA
ビクター発売の作品
オンラインゲーム
原作付き作品・移植作品
プレイステーション2
- フタコイ オルタナティブ 恋と少女とマシンガン
- かしまし ~ガール・ミーツ・ガール~ 「初めての夏物語。」
- びんちょうタン ~しあわせ暦~
- スクールランブル 寝る娘は育つ。
- はぴねす! でらっくす
- 武装錬金 ようこそパピヨンパークへ
- ゼロの使い魔 小悪魔と春風の協奏曲
- すもももももも~地上最強のヨメ~ 継承しましょ!? 恋の花ムコ争奪戦!!
- くじびきアンバランス 会長お願いすま~っしゅファイト☆
- 学校をつくろう!! Happy Days
- 舞-HiME-運命の系統樹-
プレイステーションポータブル
ゲームボーイアドバンス
ニンテンドーDS
- うる星やつら エンドレスサマー
- ネギま!?
- イース・ストラテジー
- コンタクト
- ルナ -ジェネシス-
- まじめにふまじめかいけつゾロリ
Wii
ニンテンドー3DS
- ポケモントレッタラボ(※タカラトミー共同開発)
ニンテンドースイッチ
アーケード
原作付き作品
※全てタカラトミーとの共同開発。