「総員退艦!アークエンジェルへ行け!!」
スペック
識別番号 | LCAM-01XB |
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分類 | 強襲機動特装艦 |
所属 | 地球連合軍 |
全長 | 420m |
装甲材質 | ラミネート装甲 |
推進機関 | レーザー核融合パルス推進ロケット6発推進 |
武装 |
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搭乗員
搭載MS
概要
アークエンジェルのデータをもとに、地球連合軍が開発したアークエンジェル級2番艦。
艦長はアークエンジェルの元副長ナタル・バジルール。
白を基調としたアークエンジェルとは異なり黒を基調とし、ブリッジ付近のセンサー強化、搭載モビルスーツの変更からMSデッキのレイアウト変更、艦尾両舷の垂直翼などに多少の形状違いが見られる以外はアークエンジェルとほぼ同じ性能を持つ。
地球連合の後期GATシリーズの旗艦であり、各パイロットのほか通信員としてフレイ・アルスター、オブザーバーとしてブルーコスモス盟主ムルタ・アズラエルも同乗している。
名前の由来は、天使の階級4位でアークエンジェル(大天使)よりも上の主天使から。
活躍
月面の地球連合軍基地に配備され、アークエンジェルの追討任務によりL4コロニー群宙域で戦闘を行った。なおナタル以外は乗員のほとんどが戦闘経験の浅い新兵であり、ナタルが檄を飛ばすシーンも見られた。
第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦ではジェネシスによるプトレイマイオス基地攻撃に憤慨したアズラエルの命令でピースメーカー隊を指揮し、プラントへの核攻撃を行おうとするが歌姫の騎士団の介入により失敗。ピースメーカー隊も母艦ドゥーリットルを含め全滅し、アズラエルの腹心であったウィリアム・サザーランドも死亡。
そのままザフト、歌姫の騎士団との三つ巴の戦闘に陥るも、搭載していたフォビドゥン、カラミティを撃墜されパイロットも戦死。
激昂したアズラエルが自力でドミニオンを制御しアークエンジェルにローエングリンを発射するがムウ・ラ・フラガのストライクが身を挺して守ったため失敗し、反撃に放たれたアークエンジェルのローエングリンでブリッジを粉砕され、最後まで残っていたナタル、アズラエルとともに爆散した。
生き残った乗員は複数の脱出艇で脱出したものの、フレイが乗っていた1隻がプロヴィデンスのドラグーンによって撃墜、全員死亡してしまう。その他の脱出艇に乗っていた乗員の生死は不明。
またレイダーはドミニオン轟沈後も残存していたが、パイロットのクロトともどもデュエルとバスターに沈められた(スペシャルエディションでは、ドミニオン轟沈前にバスターに撃破されている)。
余談
『第3次スーパーロボット大戦α』では、バグでドミニオンが図鑑に登録されない(項目自体は存在している)。そのためどうやっても図鑑が100%にならなかった。
『スーパーロボット大戦W』ではあわやというところで叢雲劾が(同じ声の正義の味方のような台詞で)現れ、アズラエル以外の乗員を脱出させるというクロスオーバーがある(そのためローエングリンは撃たれない)。ちなみにフレイも既に味方部隊にいるので死なない。
関連項目
ミネルバ(ガンダムSEED):こちらもアークエンジェルとの戦いで沈んだ艦つながりだが、ドミニオンとは異なり艦体そのものは月面に残された。