プテラノドンマルガム
ぷてらのどんまるがむ
概要
『仮面ライダーガッチャード』第24話から登場。
エンシェントケミー「ワープテラ」と〈悪意人形〉が結合して誕生したマルガム。
紫色のプテラノドンが横向きに強引で拘束され、顔の素体部分がプテラノドンの頭部を取り込もうとしているかのような造形をしているのが特徴。垂れた翼がヒラヒラした衣装のように見え、まるで金と紫に彩られた一つ目の道化師にも見える。
また、左腕は渦を巻いた空間がドリル状になっており、そこから生えた素体の左腕がプテラノドンの首を掴んでいる。
愉快犯染みた性格で、自分に与えられた能力を自慢気に話すなど多弁。
能力
空間に赤黒いワープゲートを出現させることにより吸い込んだ人や物を瞬時に任意の場所へと移動させることができる。
更に複数のゲートを展開させ、その間を滑空しながらエネルギー波を放つ一撃離脱戦法で相手を追い詰める戦法を得意とする。
このワープゲートはかつて針馬汐里が使った“禁術”と同質のものであり、人間が入るとその多大な負荷が掛かり、身体が蝕まれ、最悪死に至ってしまうという恐るべきものである。
活躍
レプリユニコンの力を使ったミナトに捕獲され、以前よりその能力に目をつけていたグリオンによって誕生。
宝太郎らキッチンいちのせ連合の持っているライドケミーカードを奪い去るべく、ミナトと共謀して彼らにグリオンを討つために指定場所に来て欲しいという嘘の手紙を送りつけて誘導し、まんまとその場所へとやって来た宝太郎達をワープ能力を駆使して奇襲。
神出鬼没に現れてカードをグリオンの待つ錬金アカデミーに転送する形で奪っていき、その結果、仮面ライダー側は変身に必要な最低限のケミーしか残らず、特に宝太郎はホッパー1を奪われた事でガッチャードに変身する事ができなくなってしまう。
そして、宝太郎を避難させるために戦うマジェード・ムーンケルベロスとヴァルバラド・オロチショベルカスタムに対し、ミナト/仮面ライダードレッド壱式と共に交戦。
ワープゲートを作り出してミナトに向けて必殺技を放った2人を自滅に追い込み、4枚のカードを奪い取り、残りわずかとなったカードとドライバーを奪おうと迫る。
すると、ある人物の助力を受けて金色のアルケミストリングを付けた宝太郎がスチームライナーを再錬成したテンライナーの力を借り、仮面ライダーアイアンガッチャードに変身したの目の当たりにした。
余談
- 演じる土田は今作が特撮初出演。同作ではアーティファクトケミーのケスゾーの声も担当している。
関連タグ
仮面ライダーガッチャード マルガム ワープテラ(仮面ライダーガッチャード)
プラノドン プテラノドンヤミー♂/♀：プテラノドンモチーフのライダー怪人関連。
バグリフトミン、バグカタスミン：類似性があるモンスターを扱う作品の一つのキャラクターで、敵の作戦により主人公陣営から味方のモンスターを大勢奪い去っていった敵サイドのキャラクター繋がり。奇しくもこの2体も元となったモンスターが変貌させられた姿である。
