【警告】本記事には、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のネタバレを含みます。
機体データ
型式番号 |
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全高 | ??? |
重量 | ??? |
装甲材質 | フェムテク装甲 |
動力源 | ??? |
所属 | ファウンデーション王国(ブラックナイトスコード) |
パイロット |
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概要
女王親衛隊「ブラックナイトスコード」の隊員の専用機で、近接格闘戦に特化したシヴァと比べてオーソドックスな武装を持つ。
正式名称は「Rud-ro.A」、略して「ロア」と呼ばれることもある。
ビームライフルとシールド、対艦刀サイズのビームソードを装備。
頭部中央のセンサーや各部の装甲色に応じて宝石の名を持ち、ガーネット(オレンジ)にリデラード・トラドール、エメラルド(グリーン)にグリフィン・アルバレスト、スピネル(ピンク)にリュー・シェンチアン、サファイア(ブルー)にダニエル・ハルパーが搭乗する。
単騎では火力は平均的であるため、その点を補う目的で無人機のジン-Rもしくはディン-Rを随伴させている。
頭部内はモノアイだが、他に無人機のミサイルを誘導するレーザーを備えている。
対艦刀サイズのビームソード、残像の展開による撹乱機能、少数精鋭での部隊運用などから、前大戦で活躍したデスティニー及び幻に終わったコンクルーダーズの構想がモデルと思われる。
FT装甲による牽制射程度ならビクともしない堅牢な防御力と、ビームマントによる高機動、撹乱能力等から極めて高い汎用性と信頼性を誇るが、
性能の纏まりが良すぎる故に、極端に尖った性能を持つピーキーな機体には一歩及ばない部分がある事は否定出来ず、また信頼性の高さの裏返しとして、適切な状況判断能力と相手への警戒意識を欠く慢心をパイロットにもたらしてしまうのが欠点といったところ。
武装
OWC-QZ200 対モビルスーツ重斬刀
対艦刀に分類される近接格闘武装。
ビーム剣と実体剣を兼ねる。
OWC-M1R1/F 高エネルギービームライフル
OTS-M26 シールド
ビームマント
活躍
ミケール捕獲作戦にて、シュラ・サーペンタインの乗るシヴァとともに出撃。
目の前で自爆テロを起こされたのを機に「救助活動」を名目に活動範囲が広くなったことで、彼らの本来の目的のためにそれぞれ出撃する。
手始めにグリフィンがキラを洗脳し、リデラードとシュラ、無数の無人機と共にライジングフリーダムを攻撃。リューとダニエルは核ミサイルを発射させ、全弾発射後スピネルとサファイアの性能を駆使してアークエンジェルを蹂躙、瞬く間に轟沈させる。
それに気を取られたイモータルジャスティスも無人機の波状攻撃と性能差で撃破している。
結果ブラックナイツ5機によって、ライジングフリーダム、イモータルジャスティス、ゲルググメナース2機、アークエンジェルを墜とした。
後半のレクイエム攻防戦でも4人揃って出撃、今や旧型機となったデスティニーやインパルスを操り攻めてきたシンたちを見て完全に舐めきっていたが、彼らが着々と艦やMSを沈めていくのを確認し、デスティニーSpecⅡを倒すため連携攻撃を仕掛けようとする。
「コイツ…考えていないのか!?」
「コイツの闇は深すぎる!!」
「知らないよこんな武器!?」
……ところが、機体性能的にも数的にも優位のはずが逆に圧倒された挙げ句、レールガンやパルマフィオキーナ接射などで各機損傷させられてしまい、思考を読もうとしたらSEEDを発現させたシンの反射だけで戦う戦法で封じられ、グリフィンが洗脳しようとしたらステラが化け物に変貌してまとめて恐怖を刻まれるという、尽く彼らのメンタルを削られる事態になってしまう。
ならばと4人で分身一斉攻撃を仕掛けるとまたも逆にミラージュコロイドの分身でデスティニーの動きを見失い、数十機に分身したデスティニーを見せつけられる。
シン「分身とは……こうやるんだァーーッ!!!」
そのまま勢いに完全にのまれた結果、
- ガーネット→分身に隠れていたヒルダのゲルググに一刀両断され撃墜。これによりリデラードの悲鳴が残り3人に伝播し混乱状態に叩き落される
- スピネル→アロンダイト突貫で刺突される
- エメラルド→6本に増加したフラッシュエッジに四肢を切り刻まれ、高エネルギービーム砲を接射される
- サファイア→パルマフィオキーナを土手っ腹にぶち込まれる
と、瞬く間に全滅させられた。なおガーネット以外の3機は分身デスティニーによって同時撃破されてしまっている。
なお、ルドラ4機がデスティニーにここまでボコボコにされた理由の1つに、フェムテク装甲がデスティニーの武器に弱い点がある。
フェムテク装甲は高いビーム耐性とある程度の実弾耐性を持っている反面、どちらの攻撃にしても高火力のものには限界があるようで、ライジングフリーダムのレールガンをわざわざガードしたり、デスティニーとの戦闘時にもレールガンで被弾することがあった。
それに加えてデスティニーの武装が
- アロンダイト→対艦用の高出力ビーム+大質量の実体剣
- ビーム砲→そもそも高火力
- パルマフィオキーナ→接射の瞬間火力がデスティニー最高
- フラッシュエッジ→ビーム刃なので元から高出力
と、フェムテク装甲にとってとことん相性が悪いのである。
さらにさらに、シンの精神状態も最高潮で、デスティニー自体がデスティニープランの切り札とされるほどの基本性能が高性能である点も強い。
トドメにアコードである4人が実戦経験に乏しくメンタル面に難ありだったことも影響していると思われる。
これらの様々な要素が噛み合った結果、旧型機のデスティニーを参考にそれ以上の性能とバランスを得たはずが、本気を出したデスティニーによって4機まとめて撃滅される形で退場することとなったのであった。
ゲーム作品では
モンスターストライク
2024年2月中旬で映画公開記念としてコラボし、4機分それぞれ降臨キャラとして参戦している。星6枠はダニエルとグリフィン、星5枠はリデラードとリューになっている。同じ機体でありながらレアリティが異なるのは詳しく言うとネタバレになるので伏せるが活躍度によるものだろうか。ボール絵だけ見ると全部同じに見えるが、装甲色以外にももう一つ決定的な違いがある。星5ルドラがビームライフルに対し、星6ルドラはビームソードである。そして更に各々ストライクショットの使用も違いがある。
星5ルドラの場合は、
- リデラード機は停止後に1番遠い敵にビームライフルで強力な一発を撃つ。
- リュー機は停止後に周囲の敵にビームライフルを3発乱れ撃つ。
と言った具合で星6ルドラは、
- ダニエル機は動きながら触れる度に切りつけて少量のダメージを追加で与える。
- グリフィン機は一度触れた敵に密着し3回切りつけてトドメに少し威力を増した一発をお見舞いする。
と以上に同じ機体でありつつも個性豊かである。
余談だが彼らが乗っている機体はルドラのみの為進化前が実装されてない(他の降臨枠であるシヴァやギャンシュトローム等にも言える)。
詳しい性能はこちら⬇
ダニエル&ルドラ
種族 | ロボット |
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タイプ | バランス |
ボール | 貫通 |
アビリティ | アンチダメージウォール/レーザーストップ |
ゲージショット | アンチ重力バリア/アンチ減速壁/SS短縮 |
ラックスキル | クリティカル |
ストライクショット | 〈どーせ同じじゃん・・・・・・〉スピードとパワーがアップし、敵にふれる毎に剣で攻撃(12ターン) |
友情コンボ | 超強ヨーヨー弾 |
グリフィン&ルドラ
種族 | ロボット |
---|---|
タイプ | スピード |
ボール | 貫通 |
アビリティ | アンチ重力バリア/アンチダメージウォール |
ゲージショット | アンチ転送壁/底力 |
ラックスキル | クリティカル |
ストライクショット | 〈闇に落ちろ!〉ふれた最初の敵を剣で攻撃(16ターン) |
友情コンボ | インボリュートスフィア |
リデラード&ルドラ
種族 | ロボット |
---|---|
タイプ | 砲撃 |
ボール | 貫通 |
アビリティ | アンチワープ/マインスイーパーM/アンチウィンド/シールドブレイカー |
ストライクショット | 〈また落としてあげる!!〉スピードとパワーがアップ&停止後に一番遠くにいる敵にビームライフルを放つ(18ターン) |
友情コンボ | 鋭角3方向追従型貫通弾 |
リュー&ルドラ
種族 | ロボット |
---|---|
タイプ | バランス |
ボール | 反射 |
アビリティ | アンチ重力バリア/アンチブロック/状態異常回復 |
ゲージショット | アンチ転送壁 |
ストライクショット | 〈悪いが沈んでもらいますよ〉スピードとパワーがアップ&停止後に周囲の敵に3発のビームライフルを放つ(18ターン) |
友情コンボ | 超強ウォールムービングバレット |