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声:西村千夜

スーツアクター:鈴木仁志/永地悠斗(ニュージェネレーションスターズ)

概要

2022年夏に開催されたライブステージ第二部「Decker into Space」に登場する巨大人型ロボット。

重量感があるオリジナルの5号と比べスマートな容姿をしており、巨大ロボットというよりかはアンドロイド的。

女性声で喋り自我を持つ。具体的な出自は判明しておらず本人曰くデッカー(及びトリガー)とは、別の宇宙から来たらしい。

製作者の意向により、「心」は無垢なままであり、自分の意思でその後の人生(というより機械生?)を選択するようプログラムされている。

基本は徒手空拳で戦うが、途中からザムシャーから奪った刀を近接武器としている。

必殺武器は胸から放つ「スペシウム砲」(ビーム砲を使用していたオリジナルとは異なる)。

活躍

時空間ゲートに飲み込まれてとある惑星にやってきたアスミ・カナタと出会い、ウルトラ戦士たちと共闘するうちに「弱き者を守る正義の心」を学んで行くが、レイブラッド星人に「悪意」をインプットされてジードを倒し、デッカーと交戦。説得の末に善の心を取り戻し、スフィア合成獣と戦って大破した。

その後、『LIVE STAGE5~彼方へと続く道~』に再登場。

アブソリュートティターンに苦戦するカナタ=デッカーを助け、カナタがインプットした正義の心が今でも自分の動力源となっていることを告げた。カナタに今でも正義の心が燃え続けているかと問いかけ、彼がミラクルタイプの力を取り戻すきっかけを作った。

ウルトラマンニュージェネレーションスターズ

まさかのナビゲーターに大抜擢

物語開始前、イグニスに「拾われ」、彼と行動を共にしていたらしい。

ある時、オオタ・ユカの保管していたGUTSスパークレンスに呼応したかのように突如ウルトラマンZの宇宙、ひいてはストレイジの基地に現れ、イグニス共々ユカと出会った。

イグニス曰く、「あらゆる次元の宇宙のウルトラマンのデータが内蔵されている」らしく、そのデータを開いてイグニスが持つ新たなGUTSハイパーキーの製作を進めていく形で番組が進行していく。

正体

実は自らのボディを生成したエディオムであった。

かつて光の国の記録を抹消しゼロと邂逅した一件の後、文明を構成するのは一人一人の生命体だと考えたエディオムは具に観察する為のボディが必要になり自身が観察してきた文明の良きものを抽出して作り上げた体、それが今作のマウンテンガリバーII-Vである。

体を作り上げてスタンバイ状態だったところをイグニスに拾われて現在に至った。

当初は(問われなかったのか)黙っていたが、意識下のうちにデータを更新し、ブレーザーアースガロンのGUTSハイパーキーを作り出したことで正体を問われてカミングアウトしている。

なお、自身を罪深き人工知能と称していることから光の国の記録抹消事件を重く受け止めている一方で、ゼロに自身とウルトラ戦士らと間にできた絆を肯定してもらえたことに恩義を抱いている様子であった。

そして改めてユカと共に研究の手伝いをすることを誓った。

余談

元ネタは『ウルトラマンダイナ』に登場したマウンテンガリバー5号

名前の「Ⅱ-V」は同作が25周年を迎えることから来ていると思われる。

あちらでは単なる夢オチ扱いだったが、まさかの形で登場する事となった。

デザイナーは『ウルトラマントリガー』にて闇の三巨人をデザインした武藤聖馬

なお、過去のイベントオリジナル怪獣にはライブステージで先行登場後にTV本編にも登場した例がある為(『Z』と『トリガー』が放送された年はCOVID-19の影響で開催されなかったため、登場していない)、『デッカー』本編にも登場するのではないかという声もあった。

また企画当初ではデッカー本編に出る案があったが、元ネタが上述のように夢落ちの為没になった敬意がある。

関連タグ

ウルトラマン

ウルサマ

テラフェイザー:こちらは『デッカー』本編に登場するロボット。

ミカエル(人造人間ハカイダー):SNSにてこちらに似ているとの声が挙がっている。

キカイダー:同じく善と悪の狭間に揺れる人造人間。