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ベターマンの編集履歴

2012-09-18 10:49:58 バージョン

ベターマン

べたーまん

ベターマン(BETTERMAN)とは、1999年4 月1日から同年9月30日までテレビ東京系列で放送されたSFアニメ。全26話。

概要

本作は『勇者王ガオガイガー』を制作したスタッフ、および監督の作品である。テーマは「恐怖」。『ガオガイガー』とは同一の世界観でありながら、ロボットSFよりもバイオテクノロジーSFを主体とするなど、メイン世界を構成する要素や、雰囲気作りなどは正反対というコンセプトで制作された(ロボットとバイオ、昼と夜など)。さらに放送時間帯が深夜のアニメということもあり、ホラー・オカルト色が強い。

監督が「なんとなく賢くなった気分になれる」と語ったように、アニメ設定を織り込んだ科学解説が多用されている。

ガオガイガー』とは世界観を共有しており、『勇者王ガオガイガーFINAL GRAND GLORIOUS GATHERING』にて補足説明として本作のキャラクターが登場、および映像が一部使用された。

「きしめんが食べられなくなるアニメ」と言われたり、放送当時は「ウェザーブレイクまで見ないと眠れない」という視聴者も続出したらしい。みんなのトラウマおいやめろなシーンも多い。


あらすじ

2006年、世界は原因不明の大量自殺・殺戮行為を引き起こす「アルジャーノン」と呼ばれる怪奇現象に冒されつつあった。

そしてジオフロント型地下遊園地「ボトム・ザ・ワールド」で、開園セレモニーの準備中に謎の大量死亡事故が発生する。対アルジャーノン研究組織「モーディワープ」の都古麻御は、この事故をアルジャーノンが原因と断定する。時を同じくして蒼斧蛍汰は閉鎖されているはずの「ボトム・ザ・ワールド」の事故現場に偶然入り込んでしまう。そして彷徨う内に巨大メカ(ニューロノイド)「覚醒人1号」と遭遇。その操縦席には、蛍汰の幼馴染である彩火乃紀が搭乗していた。

「覚醒人1号」のもう1人のパイロットであるカクタス・プリックルが突如出て行ったことで、搭乗者が2人一組で無ければ動かない「覚醒人1号」は立ち往生していた。そこへ暴走したアトラクション用ロボット達が襲い掛かる。なりゆきで操縦席に乗り込んだ蛍汰はパイロットとなり、アルジャーノンの調査を行うこととなる。


登場人物

蒼斧蛍汰(あおの けいた) 声:山口勝平 155cm/52kg

カモメ第二高校2年生。17歳、山羊座のB型。ごく普通の高校生でミリタリーオタクのさえない少年。キックボードで通学。幼馴染の火乃紀に好意を抱いている。普段は平々凡々だが数々の実践・恐怖の克服を経て成長を遂げた。同乗したヘッドダイバーの特性を学習し吸収する成長型ヘッドダイバーとしての特性を持つ。『勇者王ガオガイガーFINAL』ドラマCD『帰ってきたマモル』にも登場している。底抜けの明るさと持ち前のポジティブさは本編の暗く恐ろしい雰囲気を中和し視聴者を和ませてくれたのではなかろうか。


彩火乃紀(さい ひのき) 声:氷上恭子 162cm/46kg

蛍汰の幼馴染。5歳のときに鎌倉へ引越したが、カモメ第二高校へ転入してきて蛍汰と再会した。17歳、蠍座のO型。前髪が特殊な色になっている。アジャンター石窟で行方不明になった家族を探すため麻御に協力、アカマツ工業と共に活動することとなる。蛍汰に好意を抱いているが不器用な性格から冷たい態度を取りがち。いわゆるツンデレ。「私…馬鹿だから」が口癖。ソムニウムから「ウィウェレなりし希望」と呼ばれ、その動向が彼らの行動理由の一つとなっている。蛍汰と同様『勇者王ガオガイガーFINAL』ドラマCDにも登場している。


八七木翔(やなぎ しょう) 声:三木眞一郎 185cm/70kg

相手や自分に対して強力な暗示をかける能力、擬示能力の持ち主。22歳。明朗快活な性格で全てにおいて優秀だが、過去にニューロノイドテスト中に弟ケイを亡くしたことがトラウマとなっており、精神的に脆弱な部分が垣間見える。単独でBPLに侵入した際や魔門を追跡し無人団地に辿り着いた際に、人類として唯一ラミアと対峙する。実は小説『勇者王ガオガイガー 獅子の女王』にも楓と共に登場している。


紅楓(くれない かえで) 声:皆口裕子 163cm/49kg

優れた超能力者で、主にダウジング能力で活躍。天然ボケな性格で、人でもなんでも勝手にあだ名を付けまくる。両親に虐待(ネグレクト)を受けた過去を持つ。八七木との子を身篭り、そのことをアカマツ工業のクリスマスパーティ席上で発表。その場で結婚式を挙げた。しかしモーディワープ本部での最終決戦時に、アルジャーノンを発症。助けに来た八七木の能力で一旦正気に返るが……


都古麻御(みやこ あさみ) 声:桑島法子 162cm/45kg

モーディワープ監察部からアカマツ工業に出向してきた、若くしてその道の権威として活躍する生体医工学者。28歳。医者であった両親の遺志を継ぎ、新種の病原体撲滅のため次世代環境期間(NEO)に参加。優秀だった麻御は、その直後ダイブインスペクションと呼ばれる実験に技術面のサポートとして参加していた。その後は、当初未知のウイルスとも考えられていたアルジャーノンの謎を追って下部組織モーディワープに移り、その出向先で阿嘉松たちと出会う。『勇者王ガオガイガーFINAL』に登場するパピヨン・ノワールの大学時代の先輩。真実を追究する語り部。


阿嘉松紗孔羅(あかまつ さくら) 声:岩男潤子 150cm/39kg

阿嘉松滋の娘で15歳。極度のADHD。場に存在する意志を読み取る能力、リミピッドチャンネルとデュアルインパルスの持ち主。リミピッドチャンネルを通じ絶えず流れ込んでくる情報干渉から精神を安定させるため、一日数時間はマニージマシンに座っている必要がある。生まれてからずっと病院暮らしで友達がいなかったため、普通に接してくれる蛍汰に好意を持っている。その能力から「来るよ…」など断定めいた言葉で呟く。

ルネ・カーディフ・獅子王の姪っ子で、獅子王凱とは遠い親戚にあたる。『勇者王ガオガイガーFINAL』の小説版に彩火乃紀、蒼斧蛍汰共々登場している。

次回予告での彼女の語り口は視聴者の恐怖を駆り立て、放映当時は天気予報まで見ないと眠れない視聴者を続出させた。


阿嘉松滋(あかまつ しげる) 声:茶風林 168cm/72kg

有限会社アカマツ工業社長。獅子王雷牙の息子の1人。その強烈な個性で日本の名物社長に挙げられる、アカマツ工業代表にして無類の発明家。45歳。父親譲りな筋金入りの発明家で、実用、非実用を問わず発明品はかなりの数にのぼる。『勇者王ガオガイガー』で護達とマイクが出会うきっかけとなったラジロボも彼の発明。離婚あり。娘・紗孔羅に必要なマニージマシンの使用と引き換えにモーディワープに技術協力している。愛すべきオヤジキャラ。

『勇者王ガオガイガーFINAL』に登場するルネ・カーディフ・獅子王の異母兄妹で、獅子王凱の従兄弟にあたる。自身も小説版に登場し、GGGの資材調達に協力していた。


山じい(やまじい) 声:子安武人 177cm/59kg

本名不明。有限会社アカマツ工業社員。確かな腕を持つアカマツ工業技術部門の要。実はりっちゃんよりも若く、32歳である。よくイカの燻製を食べている。


りっちゃん 声 - 川上とも子 165cm/51kg

本名は府中律子(ふちゅう りつこ)。35歳独身、福島県出身。有限会社アカマツ工業社員。メンテキャリアなどの特殊車両から船舶までを豪快かつ自在に操り、ドライバーとして覚醒人たちの後方支援を担当する。ニコチンロッドを愛用。螢汰や山じいからは「姉御」と呼ばれる。超人同盟の精神攻撃のものともしないノー天気。


へーちん 声:桑島法子 164cm/70kg

本名は平地一穂。26歳。有限会社アカマツ工業社員。技術・整備部門を担当。期待の若手整備士としてコントレーラーに乗り込んでいたが、アルジャーノン発症後、陰でボトム・ザ・ワールドの職員たちと共に様々な手段でアカマツ工業のアルジャーノン調査を妨害する。だがラミアによって目論見を阻止され、アルジャーノン患者として入院後は「26」にこだわる固執症状を見せる。最後は梅崎によってアニムスの花の苗床にされる。


カクタス・プリックル 声:高橋広樹

覚醒人1号のヘッドダイバー。ボトム・ザ・ワールドの調査に赴いた際、アルジャーノンを発症。暴走したアトラクション用ロボットに殺害される。片言の日本語を話す。第一話から顔も出ないうちに死亡したため忘れられがちだが、ダイブインスペクションにデュアルカインドの1人として参加していた重要人物である。ナンパ好きだったらしく、八七木は彼を称して「歩くセクハラ」と言ったことがある。


チャンディー 声:桑島法子

インド・アジャンター石窟で蛍汰が出会った謎の少女で、リミピッドチャンネルを有する。笑った顔のままなのは感情がないため。その正体は梅崎がベターマンを参考に開発した生物兵器で、Dタイプのハンターと呼ばれるクローン人間。プレトと呼ばれる甲殻形成バクテリアを「ラクシャーサ」と叫び外鎧として纏うことで戦闘形態・ブッタになる。彼女の他にもクローンの兄弟がいたが、アジャンター石窟への任務の際にアルジャーノンを発症。互いに殺しあい、彼女以外は全員死亡。もともとは梅崎が管理する装置による体液透析なしでは生きられなかったが、プレトが機能を補完することで生命維持できるようになる。ちなみに彼女は 18号である。


梅崎(うめざき) 声:市川治

北海道釧路湿原にあるBPL(生工食糧研究所)所長。バイオ研究の第一人者。世界十大頭脳の1人。ダイブインスペクションに技術面のサポートとして参加していた。インド・アジャンター石窟で火乃紀の父、彩幹生(さい みきお)捜索の際にアニムスの花を発見。その実を使って人類70億人の食糧難を救おうとするも、すでにアルジャーノンに感染しており、アニムスの実を得るために多くの人間を拉致、その苗床とした。小説版『勇者王ガオガイガーFINAL』によると、獅子王凱の父である獅子王麗雄とは旧知の間柄だったらしい。


魔門麦人(まもん むぎと) 声:麦人

株式会社超人同盟の代表取締役。独特の抑揚で話す癖がある。ダイブインスペクションにダウジング能力者として参加していた。強力な超能力を持ち、自らが読み解いたと信じるアカシックレコードの解釈をもとに、不死身の肉体ブラフマンを追及した。後に自身が抱える5人のダウジング能力者と楓を使い、自らブラフマンと呼ばれる超人へと進化する。しかしすでにアルジャーノンに感染しており、火乃紀を使ってラミアを呼び寄せ、その肉体と自らの肉体を使いダイブインスペクションを完成させようとした。


オフィサー 声:坂東尚樹

モーディワープ代表。かつてはダイブインスペクションの総責任者であった。本名、年齢、国籍など全て不明である。最初のダイブインスペクションの後、自らも幾度となくダイブインスペクションの被験者となるがリミピッドチャンネルを得るに留まる。リミピッドチャンネルを使った探求で全ての真実を知る。


尊者ヤクスギ(そんじゃ やくすぎ) 声:屋良有作 172cm/67kg

謎の修験者。齢120歳前後と思われる。チベットの密教による法力と呼ばれる術を会得しており、ある意味ベターマンとも呼べる超人。若い頃から世界中を周り邪壊思念と呼ばれるマイナスエネルギーの駆逐に努めていた。ダイブインスペクションの最初の被験者。チャクラの能力を自在に操り、100歳を超えてなお圧倒的な身体能力を誇ることから一部で人類最強の“戦士”とされていたが、ダイブインスペクションの被験後、記憶を失い行方不明であった。「チャクラの導き」として蛍汰達を幾度となく助ける。最終夜直前で記憶を取り戻し……


牛山次男(うしやま つぐお) 声:石川ひろあき

勇者王ガオガイガー』に登場する牛山一男(うしやま かずお)の弟でオタク。あだ名はやはり「ウッシー」。蛍汰の悪友。学園祭の時に、兄のつてで入手したミラーコーティング処理された鏡を用意する。『勇者王ガオガイガーFINAL GRAND GLORIOUS GATHERING』では、弟の三男や末男と一緒に登場していた。


ハセチン 声:伊藤舞子

本名は長谷川真子(はせがわ まこ)。蛍汰と火乃紀の同級生。同性から好かれるタイプ。


ヤァーント 声:天神有海

本名は山本容子(やまもと ようこ)。蛍汰と火乃紀の同級生。仕切り屋。



ヒナ 声:桑島法子

本名は雛形 愛。蛍汰と火乃紀の同級生。CDドラマ『CD夜話 妄-janen-』に登場。怖がり。


初野あやめ(はつの あやめ) 声:ならはしみき

勇者王ガオガイガー』のヒロイン・初野華の従姉妹。中学からのウッシーの後輩。CDドラマ『CD夜話 妄-janen-』に登場。


さっちゃん

CDドラマ『CD夜話 妄-janen-』に登場したりっちゃんの従姉。りっちゃんより2歳年上。どう見てもりっちゃんより若いが、その謎は物語の中で明らかになる。


? 声:あなた

CDドラマ『CD夜話 妄-janen-』の主人公。蛍汰のクラスメイトである男子生徒で、CDドラマの聞き手自身でもある。


パピヨン・ノワール 声:川澄綾子

ロリエ・ノワールの娘で、麻御の大学の後輩。CDドラマ『CD夜話2 欲-nozomi-』の主人公。本作と『勇者王ガオガイガーFINAL』をつなぐキーパーソン。


ソムニウム

人間からはベターマンと呼ばれる一族。紀元前以来から人類の歴史に度々存在が確認されてきた霊長類とされる。基本的にリミピッドチャンネルで意思疎通を図る(肉声を使うのは稀)。地球の生命で唯一D型のアミノ酸を利用して生きている人類の光学異性体であり、また、ソムニウムはアニムスの花からでしかアミノ酸を摂取できない。地球生命の滅亡の危機であるカンケルの出現を機に、カンケルを滅ぼすソムニウムを呼び出すため、アニムスの花の実を生み出すアルジャーノンが大量発生する。ソムニウムは地球生命にとっての免疫機能の役割を持つ。


ラミア 声:子安武人 200cm/?kg

人類と共生関係にあるソムニウム一族のひとり。青年に見えるが実年齢100歳を超える。ソムニウムの次代の長。ネブラやアクアなどさまざまなアニムスの実への耐性を持ち、高い能力を身につけているが、一族のなかでは異端児的存在。容姿が火乃紀の兄である真理緒と酷似しているが、これはかつてラミアがカンケル遭遇・滅しかけた際に彼から生じたウィウェレの実を摂取し、死の淵から再生したため。その際に実の苗床である真理緒の特徴的な前髪と全ての記憶を継承した。その後は長老パキラの命令に背いてまで火乃紀を守ることに専念する。その足取りは神出鬼没で、人間から姿を隠すソムニウムの行動パターンに反して時には人ゴミから、断崖の松の枝から、ボトム・ザ・ワールドの看板の上からなど、さまざまなところから火乃紀を見守る。紗孔羅のリミピッドチャンネルを通して火乃紀の居場所を探ることもある。『勇者王ガオガイガーFINAL GRAND GLORIOUS GATHERING』にも登場している。


セーメ 声:川上とも子 175cm/?kg(ルーメ時)

里を出奔したラミアの唯一の理解者であり協力者。通常は動物形態で、ラミアに付き従うように行動する。鳥のような姿をしていることが多いが、形は不定で間接を持たず、蛇のように長い姿や子鹿のような姿にもなることができる。「欲(のぞみ)の袋」によって一度滅んだが、パピヨンがお守りとして所持していたスヴェイエト(ルーメ)の実により復活。だが、命と引き換えに本来の女性の姿を失う。ルーメの実を食べることで一時的に失った本来の姿に戻る。ちなみにその時の姿はどうみてもはいてない

ウィウェレの実を瀕死のラミアに運んだセーメと、ルーメの実を瀕死のセーメにもたらしたラミアは、お互いの命を捧げあった運命共同体のようなものである。


パキラ 声:中田和宏 165cm/?kg

ソムニウム一族の長老であり、深い知識と物事を予見する偉大な力、事情予知ダウンジングを有している。その素顔は謎に包まれた部分も多いが、優れた指導力で一族の尊敬を集めていた。ポンドゥスの実を食べることで重力を操る。事象予知ダウジングで、邪戒思念やアルジャーノンの危機を察知。ラミア達とともにカンケルの出現に対処しようとする。


ボダイジュ 声:矢尾一樹 200cm/?kg

ソムニウム一族の戦士。褐色の肌と精悍な顔つきは仏教の修行僧を思わせ、また、服装もインド僧のような姿をしている。パキラの護衛。一族の中でも屈指の戦士であり、その実力はラミアとほぼ互角。元凶であるカンケルを滅ぼすことを第一としている。ラミアと比べるとかなり激しい気性の持ち主であり、牙も鋭い。パキラ老の命令に従わないラミアには敵対心を抱いており、何かと反目していた。ラミアの出奔によりパキラ老から追走の命を受け、物語中盤で追いつき一騎討ちになる。だが決着がつかず、結局はラミアと和解する。トゥルバの実を食べることで変身する。おそらくほか多数の実にも耐性を持つと思われる。


ソムニウム変身態

ソムニウムはアニムスの花の実を食べることで、人知を超えた能力を発揮する異形の姿に変身する。変身後は自分の肉体が変異しているというより、変異した自らの肉体を内部で操縦している感覚で、戦闘後は胸の胸腺から脱出し、その場には繊維化した抜け殻だけが残される。また、変身後は数時間の眠りを必要とする。


ネブラ

ラミアがネブラの実を食べて変身する、飛翔可能な形態。体を構成する素材は硬質化した肝細胞に酷似している。必殺技は、頭部のクラッシュウィッパーで対象を叩いて固有振動数を調べ、それに合わせた超音波を周囲に放ち、特定の物質のみを粉々に粉砕する「サイコヴォイス」。なお『勇者王ガオガイガー』のソリタリーウェーブライザーは、獅子王雷牙がサイコヴォイスを元にして開発したもの。アルジャーノンに通常感染した人間を苗床にして育ったアニムスの花の実がネブラの実となる。


フォルテ

ラミアがフォルテの実を食べて変身する、ベターマン最強の形態。必殺技は、相手の物質崩壊点(クランブルポイント)を頭部のスライドサーベルで突き粉砕する「サイコグローリー」。フォルテの実はダイブインスペクションに関わった者を苗床にしたアニムスの花の実として発生する。


アクア

ラミアがアクアの実を食べて変身する、水中用の形態。頭部の刃で敵を切り裂く。泳ぐスピードは600ノット(時速1000km以上)で、ネブラが空を飛ぶより速い。水のない場所では、大量の雨を呼んで水を操ることができる。必殺技は、敵の体液を鰓から吸い取ってDNAを分析し、相手の細胞に自滅指令を出す偽の細胞を周囲に放出して特定の敵のみを死滅させる「サイコフルード」。


オルトス

三つのフォルテの実を合わせて生まれるオルトスの実によって変身する。カンケルを倒せる唯一の形態。ソムニウム一族の中でもオルトスの実に耐性を持つ選ばれた者しか変身できない。体細胞は寿命がなく分裂し続ける生殖細胞で出来ているため、カンケルの死滅細胞の攻撃を相殺できる。必殺技は、頭部のファイアリングサーベルを発射し、対象の全ての遺伝情報を一気全てに引き出し消滅させる「サイコバース」。


ルーメ

セーメがルーメの実を食べて変身する人型の形態。セーメ本来の女性の姿でもあり、光熱と電磁波を操る。ルーメの実には使用回数制限と制約があるらしい。


トゥルバ

ボダイジュがトゥルバの実を食べて変身する形態。空気・気圧を操る。必殺技は、真空波と圧縮酸素弾を交互に繰り出すことによって、特定の物質のみを破壊する「サイコカーム」。


ペクトフォレース

ソムニウムが胸に露出した宝石のような胸腺から放つ免疫粒子。対象に放つことで生命体には様々な生理作用を引き起こし、機器に対しては電子的干渉を起こし自在に操ることができる。以下の種類があり、それぞれが異なる効果をもつ。


ウイリデ

緑色に輝く粒子。電気信号を自在に操れるため、主に機械の操作に使われる。他にも生物の記憶を消すこともできる。ラミアが使用。


ルブルム

赤く輝く粒子。対象の生物の細胞を破壊する。ラミアが使用。


フラウム

黄色く輝く粒子。対象の生物を麻痺させる。ラミアが使用。


アルブム

白く輝く粒子。対象の生物の免疫機能の強弱を操作できる。ラミアが使用。


カレウム

青く輝く粒子。T細胞を利用した攻撃。ボダイジュが使用。


プルム

褐色に輝く粒子。ボダイジュがカレウムを跳ね返された時に使用し、カレウムを相殺した。


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勇者王ガオガイガー 勇者王ガオガイガーFINAL 勇者シリーズ

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