概要
CV:小野涼子
年齢19歳→20歳
「妖精の尻尾」の看板娘で、通称「ミラ」。ウェーブがかかった銀髪の美女で前髪を縛っている。
左ももに白い紋章がある。
幼くして両親を亡くし、6年前(本人当時13歳)に弟のエルフマンと妹のリサーナと共にギルドに加わった。
現在は現役を引退しているが、元は「魔人」と恐れられたS級魔導士であり、実力者からもその通り名が知られている。
明るく穏やかな性格で、「妖精の尻尾」でも男女問わず人気が高いが、天然ボケを咬ますこともしばしば。ネーミングセンスもゼロであり、(下手人が誰か知らなかった)グレイに指摘された時には半泣きになっていた。
本人は乗り気ではないが、たまにグラビアアイドルの仕事もしている。料理全般が得意で、歌やギターの腕も高い。
原作漫画単行本巻末ではルーシィと共に「フェアリーテイルの謎を解明せよ!」のコーナーを担当しており、本編に輪をかけた天然ぶりを見せつけルーシィをきりきり舞いさせている。
来歴
第1部
昔は現在とは違って乱暴な口調で、性格も男勝り且つ好戦的だった。
ギルドに入る前は接収(テイクオーバー)という魔法の名称を知らず、「悪魔」と言われ迫害を受けていた。流浪の末に、同じく迫害に晒されそうになっていたリサーナとエルフマンを連れて妖精の尻尾を訪れ、自分の特異体質を知って接収を勉強した弟たちの姿を見て胸打たれ、妖精の尻尾に加入した。
泣いているナツの姿を「かわいい」と言うなどサディストだった様子。
幼少期はエルザをライバル視しており、妹のリサーナがエルザ派(ナツなど)と仲良くしていると知ると怒り狂うほどだったため、かなり仲が悪いように見えるが、何だかんだで実は相性が良かった模様。
服装もラフな格好を好んでいた。
しかし、2年前にリサーナが消えたことを切っ掛けに、今のような外見や性格に変化した。
現役を退いて長いがその実力は健在で、「バトル・オブ・フェアリーテイル」ではフリードを圧倒。
S級試験でもエルフマンとエバーグリーンのペアを苦戦させ、「悪魔の心臓」のアズマを高ぶらせる程の戦力を見せつけたが、いずれも不測の事態により敗北している。
第2部
大魔闘演武ではBチームとして出場し、青い天馬のジェニー・リアライトを一撃で撃破するほどの実力を見せつけた。最終日では、ルーシィ救出を担当。得意の変身魔法でメルクリアスの中に侵入し、餓狼騎士団と交戦する。その後、行方をくらませたユキノを一人で探しに行き、ユキノに生きる事の大切さを教えた。
七竜襲来に際してはユキノと共にエクリプスの扉へ向かい、ウェンディと共に出現したジルコニスと戦った。
冥府の門との戦いではかつてのライバルだったエルザと共に、元評議員のクロフォード・シームの護衛に向かうが、冥府の門と内通していたクロフォードに睡眠薬を盛られ、エルザ共々拉致されてしまう。アジトではその特異体質に目を付けた冥府の門に人造悪魔に改造されそうになってしまうが、そのシチュエーションを利用することで改造手術に使う悪魔を接収するという離れ業で脱出し、ヘルズコアを逆に破壊。怒った涼月天セイラに追い詰められるも、エルフマンとの協力で彼女を撃破した。
第3部
冥府の門のセイラとアレグリア(冥府の門のアジトそのもの)を接収したことにより更に強さに磨きがかかり、アルバレス帝国との戦いに向かう。
妖精の尻尾を苦戦させたジュリエット・サンとハイネ・ルナシーをアレグリアフォームで一蹴するも、彼女たちの「正体」に驚いていたスキを突かれてスプリガン12に捕まってしまい、オーガストに胸を穿たれてしまった。
しかしすんでの所でブランディッシュ・μにより傷口を縮小されることで生還し、リサーナと合流を果たした。
使用魔法
変身魔法
比較的オーソドックスな能力系魔法。ナツでも1時間ほどで習得できたのだが、ミラの場合は変身者の声は愚か衣服や体格、体重まで模倣することが可能(さすがに魔法まではコピーできない)。
接収魔法の中でも特に珍しい悪魔接収魔法。詳細は該当項目参照。