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概要

ミュージアム崩壊後も続いているドーパント犯罪に手を焼く照井竜風都署超常犯罪捜査課に人員補充として追加された部署。

正式名称はG.R.I(Gaia memoly Research Institute=ガイアメモリ調査研究所)。

拠点は風都警察署の地下18mに建設されている。

風都に赴任するより以前からの「メモリ事件についても科捜研に類する専門研究部署を設けるべきだ」という『警察におけるメモリ事件捜査の第一人者』照井竜警視らからの強い提言を受けた警察庁に認可を受け、ドーパント犯罪の中心地である風都に設立された(ただ、扱うモノやその研究資料・機材の特殊性、調達、建造や人材確保の難しさなどもあってか本格始動は旧組織壊滅直前からになったとのこと)。

その性質上、現場に出てドーパント事件を捜査する超常犯罪捜査課の支援部署として機能し、数々の事件で警察が押収してきたガイアメモリはここの保管庫に集められ、その性質を調査されデータにまとめられている。

また、まだブレイクされていないメモリも多数収蔵されているという危険性故に管理体制は特に厳しく、携帯電話レベルの電波は遮断されている他、このG研への立ち入りが許されているのは設立の中心人物である照井以外では、風都警察署でもG研の所長と常駐する4人の女性メンバーのみで保管庫の開閉には更に登録されている常駐メンバーの生体認証を必要とするという厳重ぶりである。

照井から依頼を受けた鳴海探偵事務所の面々が入れたのも照井が懇意にしている私立探偵だからという特例があったからである。

地下施設が置かれてるシェルターも世界最高基準のセキュリティのそれと同程度でありスクリーム等高周波能力を持つドーパントの攻撃では反響している。

なおこの常駐の4人は、かつてガイアメモリ犯罪に巻き込まれて心身・人生・キャリアに大きな傷を負ったところを仮面ライダーアクセルと、その彼女らが直面したメモリ事件に担当刑事として立ち向かってきた照井に救い上げられ、そして「自分たちの人生を傷つけたガイアメモリと戦う仕事ができる」G研に誘われ新たな生きがいを得たことで4人全員が照井を(上司としても恩人としても異性としても)強く慕っている。

なお、所帯持ちの照井はかつての離婚騒動への反省から彼女たちからのアプローチを全て躱しており、に詰め寄られたときもすぐにフォローしている。

しかし、裏風都内通者の存在が発覚。他のメンバーを操りそれぞれに適合するメモリのドーパントに仕立て上げようとする事件が起こった(メンバーはこの時、仮面ライダー達の正体を知った)ことから、警察としても特殊研の存在意義が無くなったため解散となる。

職を失った残りのメンバーは資料や機材の一部を接収前に持ち出し、警察ではなく照井竜個人と仮面ライダーのサポートをする私設チーム『チームアクセル』として再出発した。

『iよもう一度』で再登場し、トラッシュ・ドーパントの事件現場である廃棄場に現れたブラキオサウルス・ドーパントの出現と同時に観測された謎のX因子を廃棄場で暮らしてるフィリップの友人と共に調査して、そのデータを元にスパイダーショックギジメモリをアップデートしている。

第152話では照井などで探偵事務所の人間を除いて初めて探偵事務所のガレージに呼ばれて合同捜査を行っている。

所属メンバー

全員イニシャルが「G」になっている。

本件の依頼人(照井との共同依頼)。セキュリティに厳重を極めたG研の保管庫からシザーズメモリ(シザーズ・ドーパントが変身に使っていたものとは別個のもの)が盗み出されたことで、その犯人をG研内部から捜して欲しいと依頼してきた。

G研の所長で管理責任者。長身で眼鏡をかけた、堅物そうな印象の男性。

警察庁にいたころから照井のG研必要論と働きかけに同調・協力してきた人物で照井と同時期(TV本編第19・20話「Iが止まらない」事件あたり)に風都署に赴任してきた。

G研の常駐メンバーのリーダー。メモリの持つ能力の研究については群を抜く人物。

プライベートでの照井への呼称は「照井警視」。

常駐メンバー。生物学的見地からメモリの適合率や肉体への影響を測定するエキスパート。

プライベートでの照井への呼称は「リュー」。

常駐メンバー。メモリの電子解析の専門家。

プライベートでの照井への呼称は「竜さま」。

常駐メンバー。元は警察の交通機動隊員でメモリの移送や事件現場の物証調査など主に研究所の外で必要とされる実働業務でチームを支えている。

プライベートでの照井への呼称は「竜兄」。

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