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編集者:国生 野村
編集内容:余談を追記

「いざ韓国へ、ギューーリーーー!」

CV:山下啓介

概要

第32話「RVロボ大逆走!」に登場。語尾に「ギューリー」と付けるのが特徴。

「ボーゾック一のキムチ好き」の異名を持ち、漬物樽のような顔と体に大根を何本もぶら下げているという出で立ちだが、「キムチ名人」ではないので自分でキムチを作ったりするわけではなく、あくまでただの「キムチ好き」でしかない。

ガイナモがリッチハイカー教授にボーゾックを乗っ取られていた頃に地球の焼肉屋で食べたオイキムチの味が忘れられないゾンネットの為に呼び出され、キムチを手に入れるため出撃する。

戦闘では蛮刀を駆使する。

劇中での活躍

市太郎の案内で美味しいオイキムチがある焼肉屋に向かうが入店の前にレッドレーサーが乱入し、その後に4人が駆けつけたために兵士ワンパーを差し向ける。

ワンパーとカーレンジャーが戦っている隙に店に向かうが、店主に韓国に行くともっとおいしいオイキムチがある」と言われ(しかし、店主が地球儀で指していた場所はなぜか北朝鮮だった。いずれにせよこの対応により、店が襲われるのを未然に防いでいる)、ガイナモはかつてリッチリッチハイカー教授が強奪したRVロボにボーゾック乾電池を取りつけて出撃させ、そこにワンパーと共に乗り込み韓国へ向かおうとするが、VRVロボが立ちはだかる。しかしボーゾック乾電池は爆弾にもなっているため、VRVロボは迂闊に攻撃できずにそのまま膠着状態となり、日が暮れてきたためRVロボで攻撃を仕掛けてVRVロボを追い詰める。

しかし、VRVマスターが地球を去る前に残した言葉で「リーダーとしての自覚」に燃えるレッドレーサーが単身でRVロボに乗り込み、ワンパーを撃退され甲板の上でボーゾック乾電池を外そうとするレッドレーサーと一騎打ちになる。

隙を突かれてオートブラスターを受け甲板から蹴り落とされてしまい、さらにオートパニッシャーで接合を剥いで撃ち落されたボーゾック乾電池の下敷きとなり、爆発に巻き込まれる。

その直後、RVロボを奪還し歓喜するカーレンジャーをよそに芋長芋羊羹を食べて巨大化。VRVロボと戦闘になるが全く歯が立たず、ビクトリーツイスターを受けて爆散した。

余談

名前の由来は「きゅうり漬け」。同話のキーアイテムとなるオイキムチもきゅうり入りのキムチのことである。一方で大根をぶら下げたデザインからはきゅうり要素は皆無。

一部の絵本ではPPルーシー(ペロペロルーシー)と書かれているものもある。

この回に登場した焼肉屋の建物は、次回作『電磁戦隊メガレンジャー』でメガレッドに変身する伊達健太がアルバイトしていた焼肉屋と同じである。

デザイン画では当初は樽が割れたような剽軽な顔をしていたが(※メイン画像)、そのまま造形すると口の中の処理が難しいからか、不機嫌そうな男の顔に修正された。

声を演じた山下氏は『超電子バイオマン』のサイゴーン以来、実に12年ぶりに戦隊怪人の声を演じることとなった。

白色のワンパーはこの回で殉職したためか、次回からは一切姿を見せなくなる。

編集者:国生 野村
編集内容:余談を追記