タチバナ
たちばな
「分かっているだろうが、君がメテオである事は誰にも知られてはならない」
CV:檜山修之
概要
反ゾディアーツ同盟の一員で、仮面ライダーメテオこと朔田流星の上司的存在。
普段は地球上を周回する衛星「M-BUS(エムバス)」に常駐しており、流星とはメテオスイッチを通じて会話し、必要に応じて指示を飛ばす。
流星を天高に送り込んだ張本人で、流星には正体を伏せるよう忠告している。第27話で鬼島夏児に正体がバレた流星から一時期メテオの資格を剥奪した事もあった。
流星がメテオに変身する時はスイッチでタチバナに連絡→タチバナがM-BUSを変形→変身エネルギーをM-BUSから射出という実に面倒臭い手順を取らせている(宇宙刑事シリーズやスペクトルマンのオマージュか?)。
その正体と真意は不明だが、流星が他人を犠牲にすることを許さなかったり、第31話で友人井石二郎の為に仮面ライダー部を裏切り、如月弦太朗を倒した流星を強制的に変身解除させる等、機械的な見た目とは逆に良心的かつ感情的な一面も持っている。
方法は不明だが、第28話でメテオの強化アイテム・メテオストームスイッチを流星に届けている。
また、歌星賢吾にラビットハッチへの入口となるアストロスイッチ・ゲートスイッチを送ったのは、彼である事が第32話で判明した。
第41話では仮面ライダー部に手を引くように警告する。その後、ラビットハッチに現れてフォーゼの特訓を行った。
外見
宇宙飛行士が着る様な青いスーツを着用しており、頭部は銀色のヘルメット状の仮面で覆われている。
備考
声を演じている檜山修之氏は仮面ライダーフォーゼのナレーションも担当している(平成ライダーシリーズにもウルフイマジンやクワガタヤミーなど何度か怪人の声でゲスト出演経験がある)。
名前の由来は昭和ライダーシリーズの登場人物・おやっさんこと立花藤兵衛と思われる。ライダーに特訓を行うという点もおやっさんのオマージュ。
また『仮面ライダー剣』で橘朔也を演じていた天野浩成氏も『仮面ライダーフォーゼ』にも出演していたがタチバナではなく別役を演じている。
タチバナのみで検索すると別作品のキャラクターも当たってしまうので後述する関連タグを合わせて検索する方が良い。
関連タグ
正体
※第41話以降のネタバレを含む為、記事の閲覧には注意
その正体はホロスコープスの1人・ヴァルゴ・ゾディアーツ=江本州輝。
ヴァルゴが自分を追跡してきたフードロイド・ナゲジャロイカのナゲロパを破壊した時に付着したコズミックエナジーがタチバナから検出された事で弦太朗、賢吾、流星の3人に発覚した。
しかし、我望光明達にはタチバナがヴァルゴである事は知られていないようである。
正体を知り激昂したメテオと戦闘になるも逆にダークネビュラに送って返り討ちにしてしまう。
だが、タチバナ=ヴァルゴ=江本の真意は、我望の野望を阻止するための「仲間」を得る事であった。
以後の詳細は江本州輝の項目を参照。
反ゾディアーツ同盟という組織自体も最初から存在しない可能性が高い(タチバナがヴァルゴである事やタチバナと流星以外のメンバーが1人も登場していない事から)。
タチバナの正体が判明以降は、流星がメテオに変身する手段のM-BUSは無人でも自動認証が行われ、変身エネルギーが照射されるようになった。