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概要
反ゾディアーツ同盟メンバーの「タチバナ」が駐留する、地球の軌道上に浮かんだ人工衛星。正式名称は「METEOR-BACKUP SATELLITE」。
名前の通り朔田流星/仮面ライダーメテオのバックアップを行う衛星である。
変身ベルト「メテオドライバー」のシステムと密接な関係にあり、メテオに変身するにはこの衛星から照射されるコズミックエナジーが必要となる。
誰が何時、どうやって製造して打ち上げたのかなど一切明かされていない。
機能・外見
巨大なコズミックエナジー発振器「コズミックオシレーター」を中心にメインフレーム「クランプバンカー」が取り囲み、両側に太陽光電池パドル「サテライトウイング」が伸びた横長な見た目。
メインフレーム内には居住スペース兼作戦司令ブロック「オブザベーションブロック」が、オシレーター上部には「スタティックレーダー」という通信用レーダーが備わっている。
流星が所持する「メテオスイッチ」と量子ネットワークによるホットラインで、タイムラグ無しでの暗号通信が可能。
照射モード
流星からの変身要請を受諾し、地上に向けてコズミックエナジーを照射するための状態。
巨大発振器が縦向きに稼働すると同時にメインフレームが左右に分離。
司令ブロック内の制御コンソールなどにより射角制御や地球自転の運動に対する補正が行われ、コズミックエナジーを照射。メテオドライバーの機能によって流星を仮面ライダーメテオに変身させる。当然変身認証を拒否する事もでき、メテオの変身を強制解除させることも可能。
流星が地球上にいない場合でも、別の人工衛星にエナジーを反射させるという変則的な手段を用いることで変身を実行する。
データ
全長 | 31.5m |
---|---|
全幅 | 60.2m |
全高 | 14.0m |
居住空間 | 約90立方メートル |
平均速度 | 27,850.8km/h |
居住定員 | 3名 |
最大発電量 | 150kw |
※数値は通常モード時のもの。
劇中では比較対象の無い宇宙にいるため分かり難いが、全幅は電車状態のキングライナーの5倍以上と大ボリューム。一方で全高は4m下回り、大体タイムマジーンの倍くらい。全長は1/4と大差がある(と言うかキングライナーが長い)。
同じフォーゼに登場するメカ・パワーダイザーとは流石に比べ物にならないが、スーパー戦隊のいわゆる「基地ロボ」には大体負けるくらいの大きさである。
ちなみに150kw発電するにはシャープ製太陽光パネルが462枚ほど必要らしい。参考
余談
- いちいち人工衛星を変身させてエネルギーを受け取る必要があるため、仮面ライダーメテオは「歴代ライダーで最も変身に手間のかかるライダー」と言われている。
- メテオの強化フォーム「メテオストーム」はコズミックエナジーの照射を受ける場面が無いが、変身強制解除は引き続き可能。
- サイズがサイズなのもあるが、キングライナーに対するデンライナーのように他に連動するメカ等が存在しないため、食玩などを含め商品化は一切されていない。
関連タグ
仮面ライダー555:「イーグルサット」と「ホークアイ」という二台の衛星が登場(存在)している。
通信衛星アーク、通信衛星ゼア、通信衛星ウィア:令和の人工衛星。人工知能を搭載しておりライダーの変身を支援したり、ライダーになったりしている。
終盤にてタチバナの正体がヴァルゴ・ゾディアーツの変身者・江本州輝であることが判明。彼がゾディアーツの能力で異空間・ダークネビュラに転送していたとされる人物たちは、実際はこのM-BUSに送られ眠らされていた事が判明した(ダークネビュラ自体は別に存在する)。
正体が判明し、タチバナ=江本が地上に降りてからはメテオの変身認証は無人で行われ、自動でコズミックエナジーが照射されるようになった。
TV本編では状況が状況だったので後回しにされてしまったが、本編後を描いた小説版にて転送された人々はフォーゼとメテオの手によって救出されている。