概要
英語表記はMedli。
竜の島に住むリト族の少女。
空の精霊ヴァルーのお付きであり、今の竜の島の住民の中では唯一ヴァルーの言葉がわかる。また、リト族の長の息子であるコモリのお付きでもある。
羽があるが飛ぶのが苦手。
礼儀正しい性格をしており、ですます口調。
一生懸命で可愛らしい所と関連イベントが切ないこともあり、人気は高い。
作中の動向
初めはリト族の集落におり、リンクに親方様から預かったコモリへの手紙を渡す。
その後、ヴァルーが暴れている原因を独自で調べに行くために、リンクに竜の山のほこらに向かって自身を投げ飛ばすように依頼する(彼女自身、コモリが部屋に籠ってしまったのも、自分がお付きとして未熟だからだと責任を感じている)。
ちなみに強風の中で飛行する際、プレイヤーによって何度か壁にぶつけさせられる事もある。
リンクが竜の山を登り着いた時には、ガノンドロフの手下たちに捕まっていた。彼女を無事救出出来ると、ヴァルーがゴーマの悪さによって暴れているという原因を突き止めていた。その後、リンクにカギつめロープを渡し、メドリは他のリト族に伝達する為に去っていく。
彼女が伝達していた時には、リンクがゴーマを倒し、ヴァルーの暴走が収まる。解決後はリンクに礼を言って羽を授かりに行くコモリの付き添いに向かった。
外部出演
4つの剣+
ナビトラッカーズで、他のリト族と共に海賊メダルを渡す役割で登場していた。
ゼルダ無双
CV:たかはし智秋
世界を救った風の勇者がいたという伝説「風のタクト」の世界で勇者の手助けをしたリト族の少女。
ハープを武器に、風の力を自在に操り広範囲の敵を攻撃する。
(-公式サイトの紹介文より-)
概要
3DS版では追加DLCキャラとして登場。
その為、「レジェンドモード」(所謂ストーリーモード)には一切絡まない。
使用解放まで(Switch版)
Switch版ではトゥーンリンク同様、「アドベンチャーモード」の「大海原マップ」のスタート地点の隣に変更された。
この仕様の変更により、メドリやトゥーンリンク等の使用解放は下記の理由により、「レジェンドモード」の終盤まで避けられない状況になってしまう。
- 「大海原マップ」のスタート地点でのバトルが「あるボスたちを倒すこと」なのだが、後者のボスの弱点アイテムが「レジェンドモード」の終盤である「風のタクト編」での入手となる。
- 前者は序盤で入手。
- このバトルの勝利でトゥーンリンクの使用解放となる。
- 上記のスタート地点でのバトルをクリアしないと、「大海原マップ」での進行が出来ない為、メドリの使用解放が掛けられたバトルに挑めなくなる。
- しかも、そのバトルにも後者のボスが登場することや、ある理由により初回クリアでも使用解放はできない。
- 肝心な「レジェンドモード」の「風のタクト編」に辿り着くまでだが、メインストーリーと番外編の二つまでクリアすることが条件であり、一つのバトルにつき10~20分以上は掛かる上、ストーリー自体もかなり長めである。
- 解放まで28バトルぐらいある。
- また、初心者にとっては把握しづらいミッションもあるため、クリアに失敗すると、バトルがやり直しとなる。その場合、余計に時間が掛かることも。
- 更に身も蓋もない内容になるが、本作は長時間プレイし続けると、ゲームが強制終了されるエラーが高確率で発生する(バトル勝利からリザルト画面に切り替わる時にエラーが発生し、最初からやり直し…ということもあり得るので、こまめにゲームを終了すべし)。
「レジェンドモード」の最初のバトルをクリアすれば「アドベンチャーモード」の全てのマップ含めて遊べるようになるのだが、レベルさえ上げておけば早々に解放出来るマリンやトゥーンゼルダ等に比べ、解放に手間が掛かる面を踏まえて、不遇な扱いとなる(これは『風のタクト』のキャラ全員に言えることだが…)。
また、2度目の移植作品ではあるのだがWiiU版や3DS版によるセーブデータの引き継ぎも不可である。
活躍
先述通り「レジェンドモード」では出番無し。
「アドベンチャーモード」では、「コホリントマップ」・「大冒険マップ」・「ロウラルマップ」の一部のバトルで援軍として登場し、数人の兵士を率いて、独自で敵軍の砦や拠点を制圧するサポート役を担っている。
彼女を1P(もしくは2人プレイ)として操作した場合は援軍としての登場はしない(代役もなし。これはトゥーンリンクやトゥーンゼルダなど、途中から援軍するキャラ全員同様)。
使用武器
- ハープ
属性は光で、武器のLv.4+では水属性が追加。
他の追加DLCキャラ同様、3DS版ではLv.4までだったが、Switch版にてLv.4+が追加された。
同じハープの武器であるシークとは全く異なる性能を持つ。
風を魔法で操ったり、ハープを奏でたり、翼を羽ばたいて自ら突進したりする攻撃方法を持つ。ハープで攻撃すると『風のタクト』の作中で奏でていた地神の唄のメロディーが流れる(強6攻撃)。ただ、一部の技で前のめりに倒れたり(強3攻撃)、尻もちついたり(強5攻撃)して隙を作ってしまうので、技の使用には気を配るべき。オススメは、強2攻撃か強4攻撃でジグザグに飛びながら追撃すると、武将クラスの体力が減りやすい。強6攻撃も強力だが、やや隙が出来る為、多用は避けること。
Lv.2~4までの入手先は「"裏"大海原マップ」だが、Lv.4+は「大冒険マップ」となる。
「"裏"大海原マップ」では独自のルール(回復禁止や必殺技禁止等の縛りプレイ)が設けられており、開始する前にルールの内容を確認をして対策しよう。
Lv.4+でのバトルは「指定された敵を倒すのみ」と内容自体はシンプルなのだが、何故かゼルダ姫のキャラクター制限が掛けられており、連れは一人のみ。武器の解放自体は本人で挑まなくとも可能であるが、マップの難易度は「辛口」である故、敵が結構硬い為、最低一人のレベルはきちんと上げておくことを推奨する(入手条件であるSランククリアのことを踏まえると、Lv.150はないと厳しい)。
武器一覧
種類 | 属性 | レベル | 武器名 | その他 |
---|---|---|---|---|
ハープ | 光 | Lv.1 | 聖なるハープ | 初期装備の武器。 |
Lv.2 | 地神のハープ | 「"裏"大海原マップ」で解放 | ||
Lv.3 | ディンのハープ | 同上 | ||
Lv.4 | 裏ディンのハープ | 同上 | ||
Lv.4+ | 水ディンのハープ | Switch版にて追加された武器。水属性が追加。「大冒険マップ」で解放 |
その他
元々「アドベンチャーマップ」の「"裏"大海原マップ」自体が彼女用のマップとして構成されており、先述通りLv.4までの武器だけでなく、ハートの器も全部そちらで揃っている為、彼女をしっかり育成したいのであれば「"裏"大海原マップ」を攻略すること。また、こちらのマップでのラスボスとのバトルがメドリと青年リンクの制限(+連れ一人の、3人構成)が掛けられている上、そのバトルにも彼女のハートの器が砦制圧で宝箱として出現するため、育成しても損はない。
とびだせ どうぶつの森amiibo+
竜の島から あのリト族の少女がどうぶつの森に やってきました。
羽があるけど 飛ぶのは苦手。
でも、ダンジョンは大好きらしい。
基本データ
名前 | メドリ |
---|---|
英名 | Medli |
誕生日、星座 | 12月13日(いて座) |
登場機種 | とびだせ |
種族 | トリ |
性別 | ♀ |
性格 | ふつう(わたしA) タイプ |
初期口癖 | くらさい |
好きな言葉(座右の銘) | 図南の翼 |
「とびだせ」での設定
好みの物 | 好まない物 | 部屋BGM |
---|---|---|
トラディショナル | ゴージャス | どうぶつのしま |
好きなコーヒー | ミルクの量 | 砂糖の量 |
モカ | ちょっぴり | 1個 |
家族構成 | 特技 | 将来の夢 |
---|---|---|
一人っ子 | そうじ | 花嫁 |
トゥーンリンクもしくはゼルダ(風のタクト)のamiiboを使うとメドリが「どうぶつ」としてオートキャンプ場に訪れる。この世界観上の種族はトリになるが、紹介文のとおりリト族の設定自体は健在。
実は好みの物の系統がウルフリンクと同じであり、リンクの花嫁としての相性はとても良さそうである。
余談
初期口癖の「くらさい」は、彼女を竜の山のほこらに投げ飛ばす時に壁にぶつかった後に話しかけると、
「だ、だいじょうぶ れ~す!
も、もう一度・・か、風にのせて
やっちゃってくらさ~い」
という台詞からきたものである。
彼女の誕生日である12月13日は『風のタクト』(GC版)の発売日よりきたものである。
大乱闘スマッシュブラザーズ
フィギュア(X・for)
『大乱闘スマッシュブラザーズX』、『大乱闘スマッシュブラザーズ_for_Wii_U』で登場。
スピリット(SP)
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』では、スピリットとして登場しており、性能などは下記の通り。
分類:サポーター
階級:ACE
スキル:ステージ強風無効
スピリッツバトルでは、しずえに憑依している。また、原作での「ヴァルーのお付き」として再現しているからか、ジャイアント化されたリザードンが護衛として登場しているので、実質1vs2のバトルとなる。しずえとリザードンには「ジャンプ強化」がされているが、特殊なギミックは存在しない。お好みのセットで戦おう。
スキルの「ステージ強風無効」だが、ステージ「プププランド」・「グリーングリーンズ」のウィスピーウッズによる風や、ステージ作りの風エリア、スピリッツバトルでのギミック対策が主となる。コストが2もある為、乱闘には不向きである。
トリのファイターであるファルコではないのは男だからである他、しずえも『とびだせどうぶつの森』では秘書(=付き人)だからではないかと思われる。
関連イラスト
関連タグ
作品関連
風のタクト関連
その他
マリン(夢をみる島):『夢をみる島』のヒロイン。ハープを持った歌が好きな女の子繋がり。
シーク(ゼルダの伝説):『ゼルダ無双』でハープが武器である共通点を持つ。
チューリ(ゼルダの伝説):『ティアーズオブザキングダム』ではメドリのオマージュ要素を持つ。
ネタバレ注意
※ここから先はメドリ及び『風のタクト』の中盤のネタバレが記載されています。
中盤、竜の島の高台で1人ハープを奏でていた所リンクと再会。
リンクの持つ風のタクトを見て指揮をしてくれると喜ぶメドリであったが、リンクが振ったとある唄を見た途端急に意識を失い……。
賢者の意思を継ぐもの
メドリは夢の中である人物と邂逅する。
実は先代の大地の賢者であったラルトの子孫であり、リンクが振った地神の唄により大地の賢者として目覚め、マスターソードの退魔の力を蘇らせるため尽力する。(賢者であることはコモリには、彼の中で「お付きのメドリ」のままでいたいという理由から伝えなかった。)
リンクと共に大地の神殿を進み、ジャイ・ハーラ撃破後は祈りを捧げ続ける為神殿に残った。
エンディングではガノンドロフとの戦いから戻って来たリンクとテトラをアリルやマコレや海賊達と共に迎えに来ていた。
しかし、『風のタクト』にはエンディング後のストーリーという概念がない関係でプレイ中は彼女とは大地の神殿で祈りを捧げる姿しか会うことが出来ない(話しかける事も不可)これは同じく風の神殿に残ったマコレも同様である。
因みにメドリがヴァルーのお付きになったのは、彼女がハープを持っていたことで、コモリの祖母である師匠に呼び掛けられた為(メドリ自身、自分は賢者だということを存じていたのかもしれないと憶測している)。
ネタバレ込み関連タグ
マコレ:同作に登場する風の賢者。