忍者ァ! ここは死んでも通さねえ”絶対-ゼッテー-”だ!!
夢澤の組長-アニキ-は俺が護る!!!
概要
なお名前の読みは「ケースケ」であり「ケイスケ」ではないらしい。髪の色は黄緑。
幼い頃に親を帝都八忍(の前身?)に殺された忍災孤児の少年で、同じ身の上で長身の高志(タカシ)、ポッチャリ系の仏茶(ブッチャ)と共に、組長・夢澤恒星に拾われていた。3人で揃いのスカジャンがトレードマークで、3人とも裏組長輝村極道が事務所に持ち込んだアニメ『フラッシュ☆プリンセス』が大好き。
ちなみに恵介はプリバナナ、高志はプリグレープ、仏茶は主人公のプリストロベリーのファン。
夢澤を父親のように慕っており、いつか3人で組を旗揚げするのを夢見ている。しかし、夢澤の方針により、雑用やオレオレ詐欺の受け子などしか任されていない。
能力
保有する極道技巧は【鉄腕男志】(テツワンダンシ)。
腕を頑丈にするという単純明快な技巧だが、本人曰く「夢澤の兄貴より硬ェ」。その硬度ゆえに、攻防一体のボクシング戦法を用いる。
地獄の回数券を服用すればしのはの音速を超える暗刃をも目視可能となり、その攻撃にも耐えうるなど、本人の言っていたこともまんざら嘘ではないだけの実力を発揮する。その攻撃力はボクシング世界王者をも超えるほどで、直撃すればしのはでも鼻血を出すほど。
しかも恵介は割れた子供達のような常習者ではなくぶっつけ本番で服用しているので、素の戦闘力も中々のものだったと思われる。実戦経験も薄い見習いヤクザにしては、それなりの資質があったと言えよう。
ただ惜しむらくは相手が強すぎたと言う事に尽きる。
活躍
カブチカへの祭下陽日の出入りを見抜いた夢澤により、存在しない架空のスポーツドリンクを買うようパシらされ、3人揃って逃がされる。手分けして探そうとした折に主人公・多仲忍者(メイン画像左)と遭遇、極道と見抜かれて襲われそうになってしまい、虎をも超える圧倒的な気迫に恐怖するも、すぐにしのはから殺人未経験者と見抜かれて見逃された。
しかし、しのはがカブチカに出入りに来たということは夢澤の命が危ないと気付き、恐怖を払って地獄の回数券を飲み込み、しのはの前に立ちはだかる。プリバナナ愛や組長への真摯な愛情を知り、「こんな形じゃなけりゃ友達になれたのに」と悲しむしのはに一瞬は情が湧くも、即座に「仕事」に切り替えたしのはに対し、自身も全身全霊で挑むことを決意。
当初は極道技巧によりそれなりに立ち向かえたものの所詮は付け焼刃でしかなく、一点集中の連撃の前には防戦一方となる。最後は「愛羅穿孔」により両腕を切断され、そのまま過たず放たれた暗刃で斬首され絶命した。
その直向な最期には、しのはも「愛すべき"強敵-とも-"だったぜ」と敬意を表した。
戦いはわずか7ページ、コマ数にして14コマとほぼ秒殺に近い形であったが、互いの譲れない思いを掛けた一戦と言う事もあって、連載序盤にかかわらず名勝負とする読者もいる。
その後、ガムテに殺されてしまった仏茶、高志と共に、地獄に向かう夢澤の見た幻影として登場した。
余談
名前の元ネタは作者近藤信輔氏の元アシスタント「池田恵介」氏と思われる(夢澤の元ネタと思われる湯沢光生氏ともども『烈!!!伊達先パイ』単行本で名前の記載がある)。