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ハゲワシの編集履歴2024/08/26 14:50:24 版
編集者:kosugi
編集内容:加筆しました

ハゲワシ

はげわし

旧世界(ユーラシア、アフリカ)に広く生息する屍肉食性の鳥類。漢字表記は「禿鷲」。

概要

タカ目(ワシタカ目)タカ科に属する中~大型の鳥。自然死した動物や、肉食動物に捕食された残りを餌とする、所謂「スカベンジャー」(自然の掃除屋)として有名な存在。

南アジアからアフリカに十余種が分布するが、クロハゲワシは日本に飛来することもある

頭頸部が裸出(或いは産毛程度の薄い羽毛しか生えていない)し、非常に大きな翼を持つのが特徴。生きた獲物を捕まえて食べる事が殆ど無い為、爪や嘴は他の猛禽類と比べ然程鋭利ではない。

前述のとおり、動物の屍骸を主に食べる事が多いが、中にはエジプトハゲワシのようにダチョウの卵を石で破壊して中身を食べたり、ヤシハゲワシのようにアブラヤシの果実を主食とする変わり種も存在する。

頭部に羽毛が少ないのは死体に顔を突っ込む際に羽毛に血肉がこびりつかないようにという説が有力だったが、オオフルマカモメやハシブトガラスなど腐肉食の傾向が強いにも拘らず頭部に羽毛が生え揃っている鳥も多く存在することから異論があり、副次的効果と見做されていた体温調節の方が主目的なのではないかという異説が出ている。

ハゲワシが生息する地域は地上の寒暖差が非常に激しい上に、ハゲワシは気温が氷点下に達する高高度での飛行も行うため、他の鳥類よりも機能性に優れた体温調節機能を保つ必要があり、首の曲げ伸ばしによって皮膚の露出範囲を加減できる構造が望ましかったというのが新たな仮説である。

同様の生態を持つコンドルとはしばしば混同されるが、直接の類縁関係は無いと考えられている。

主な種類

エジプトハゲワシ属

ヤシハゲワシ属

ズキンハゲワシ属

カオジロハゲワシ属

クロハゲワシ属

ミミヒダハゲワシ属

ハゲワシをモチーフにしたキャラクター

ハゲワシがモチーフでも語感の強さからハゲタカのほうが名前に用いられることが多い。また、やはりコンドルとの混同がみられる。

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