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概要

タイムボカンシリーズ タイムパトロール隊オタスケマン』の三悪+1。

トンマノマントに指令を受け、歴史の変革を行い、自身の名を後世に刻むことを夢見る、タイムパトロール隊でありながら悪に邁進する、アターシャ、セコビッチ、ドワルスキー、そしてルーキーのゲキガスキー。変身する際には、「ボディチェンジ!」というかけ声と共に着替える。

専用機は鳥型の宇宙船かつ飛行機であるアンドロメダマ号、ドクロ型のコアメカ。

コアメカにパーツを施した、「人物の顔メカ」「世界の珍獣メカ」などでオタスケマンと戦う。

初期は大抵ゲキガスキーは留守番だったが、彼も作戦に参加、次第にオジャママンの中でも仲間割れがおきたりした。しかし、東南長官に揃って結局「愛の特訓」を受けるのがお約束※。


セコビッチの「今週の山場~!!」や、バリエーションも増えたコクピットメカなどが子供から、やや年上の生までと広く人気となった。中には視聴者から贈られた、コクピットメカのモノマネをした収録テープを本編で使ったりもした。

  • そもそも、第1作『タイムボカン』から4年が経過しており、視聴層が全体に上がってきていた。

※ただしこの「愛の特訓」には第27話で訓練受けたヒカル達はクリアして特訓は免除され文句を言うアターシャ達に対して「個人でAB2つを選ぶ」と言われセコビッチとドワルスキーはA、アターシャとゲキガスキーはBを選んだが、両方とも受けた特訓はオバケに襲われる(つまり事実上回避が出来ない愛の特訓)、第26話(両チーム夏休みでトンマノマントの指令を受けた東南長官が特訓を思いつきAコースは盆踊り、Bコースは電撃を浴びながら踊る事をされたが突然電話がかかり呼び出しに向かった東南長官がが偶然スイッチに触れ自分自身が特訓をやらされてしまったのように双方特訓免除、第32話でオールの有無の特訓を受けアターシャたちはオール有りと考えたが、この回敗北してやけを起こしたセコビッチはオールなしを選択。結果、アターシャは普通のボート、ヒカル達はオンボロボートに乗らされるなどオジャママンが唯一特訓免除と言う変則パターンがいくつも登場する。


コクピットメカ

メカ戦でセコビッチが「今週の山場~!!」と言ったときに飛び出す「やってみろやってみろやってみろ、無駄だと思うけどやってみろ、チャック!!」、コンピュータ占いママさんの「気をつけろ、序盤の攻撃、事故の元!!」、これに昭和版『ヤッターマン』以来のおだてブタ、『ゼンダマン』からのオシイ星人などが定番ネタとなっていた。が、この後『ヤットデタマン』からの路線変更の試みから一度は姿を消す。後になって『怪盗きらめきマン』で復活、『ヤッターマン』などにも継承された。


関連タグ

タイムボカンシリーズ

タイムパトロール隊オタスケマン

アンドロメダマ号



ネタバレ注意

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実はトンマノマントの正体とはゲキガスキーである。というか、あまりに三悪が役に立たないので自ら監視役としてタイムパトロール隊に乗り込んできたというのが実態である。トンマノマントの姿は合成映像であった。

彼の歴史操作は「今のままでは地球は人類によって遠くない未来に滅亡してしまう」という危惧から来たもの。そう、『オタスケマン』はシリーズ初の“結果的には勧善懲悪ではない”作品なのである。このストーリー路線は後に『逆転イッパツマン』で最高潮に達する。

最後はオジャママンの正体がバレるが、ゲキガスキーはとっさの機転でオタスケマンの正体も暴く。しかし結局は悪玉であるオジャママンの方が投獄されることに。

しかしその時、オオボラー彗星という大彗星が地球衝突コースに乗っていることがわかり、タイムパトロール隊は大混乱に。その隙を突いてオジャママンはアンドロメダマ号で脱走。ゲキガスキーはオオボラー彗星を破壊する為にアンドロメダマ号で特攻することを提案したのだった。

三悪は最初驚愕したものの、どうせこのまま生きて戻っても英雄どころか大犯罪人。

そこでセコビッチが閃き、アターシャ、ドワルスキーと共謀、表面上はゲキガスキーに同意したことにして、オオボラー彗星突入コースを目指す。

アンドロメダマ号は違いなくオオボラー彗星に衝突、彗星は破壊された。しかし衝突寸前、オジャママンたちは脱出カプセルで(一足遅れだったが結局ゲキガスキーも)脱出している。

ただし、あくまで脱出のシーンが描かれただけで、ナレーションでは彼らは行方不明とされた。つまりMIA(生存確認不能)である。


歴代の三悪が基本、しょうもない最終回を迎えるのに対し、アンドロメダマ号のコクピットでアターシャ達が手を取り合って別れを告げるシーンはまさに「泣ける三悪」だった。そして、「地球の英雄になる」という究極の目標を達成した。

戦術面での優秀さでは『イッパツマン』のクリーン悪トリオ(分けてもコスイネン)が光るが、オジャママン達は歴代唯一、戦略目標を達成しての勝ち逃げを果たしたと言える。


なお、当時湾曲ブラウン管で画面サイズの小さいカラーテレビが主流だった為、オジャママンたちの脱出カプセルが見え辛く、そのまま突入して死亡したと思っていた視聴者がかなり多かった。

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