「吾輩、上から読んでも下から読んでもトンマノマント!」
概要
オジャママンに指令を伝え、歴史の改竄を目論む謎の人物。一人称は「吾輩」。
オジャママンに指令を伝える際にヒカル班のヒネボットが司令電波がキャッチすることで毎回のタイムパトロールの任務ができる。
自身の作った「トンマの歴史」こそが正しい歴史であると主張しており、タイムパトロール隊アターシャ班のメンバーに歴史の名前の残る人物にさせてやる代わりにオジャママンに仕立てあげて指令を出している。
「トンマの歴史」に名を残す人物として毎回挙げる人物は「吾輩の○○の○○の(遠い親戚)の…赤の他人の~」という紹介の仕方をするのがお約束。
去り際の決め台詞は「おごめんさらばである」「では、成功をちょっぴり期待しているぞよ」。
この先ネタバレ注意
その正体は自身が送り込んだというゲキガスキーが生み出した虚像。
オジャママンの発言に対して幾通りもの回答ができるようプログラミングされていた。
(この展開は「科学忍者隊ガッチャマン」で総裁Xが実はベルク・カッツェの作った虚像という没案からの流用)
作中では「コンピューター人間」と呼ばれていたが、現在でいう「哲学的ゾンビ」(実際はただの応答プログラムだが、人間からは実際の人間が応答しているのかコンピューターなのか判断がつきにくいという存在)の概念を先取りしたもの。当時はチューリングテストをクリアできれば「自我を持つ人工知能」だとされていた。