概要
セコビッチは、タイムボカンシリーズ『タイムパトロール隊オタスケマン』の登場人物。三悪“オジャママン”の1人、頭脳・オジャマメカの製作担当。
普段はタイムパトロール隊アターシャ班の一員として振る舞っているが、トンマノマントの指令が入ると、アターシャをリーダーとしオジャママンとしての活動を開始する。トンマノマントにエジソンやアインシュタインを越える天才科学者として歴史に名を残してもらうのを夢見ている。
『ゼンダマン』までと異なり、より奇抜な外観や機能を持つメカを設計、それに合わせてコクピット形状も変更するなど、大胆なメカ作りをする。
しかし名前の通り「セコさ」が災いし、しょうもない欠陥があったりしてオタスケマンに破れる。また、シリーズの中でも自爆装置を誤動作させて爆発する回数が割と多い。
自らの境遇に思い詰めてノイローゼに陥り、アンドロメダマ号を乗り逃げして脱走しようとしたり、現地の女性に惹かれて一旦はアターシャ達を裏切り、タイムパトロール隊員としての任務を遂げようとしたりした。また、オジャママン内部で抗争になった時は、やはり頭脳派のゲキガスキーと組んでアターシャ・ドワルスキーと対立したりした(この時は、コクピットまで2ヶ所に分けていた有様)。
第37話では給料の前借りでミリタリー趣味を充実させて施設内のクラブで豪遊していたことが分かった。
ボタンを押す時の掛け声は「セコっと!」。
他のシリーズと比べてもアターシャとの夫婦漫才のような掛け合いが多い。
最終回でもエンディングに繋がるある閃きをしたりと、コスイネンの影に隠れがちだが、それなりに頭のキレる方である。