DATA
別名: | 鋼鉄竜 (こうてつりゅう) |
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身長: | 35m |
体重: | 5万t |
出身地: | 惑星X |
デザイン: | 米谷佳晃 |
スーツアクター: | 梅田信一 |
概要
地球侵略の手始めに地球のウラン鉱脈を破壊しようとしたインベーダーの尖兵の一人。ミラーマン最初の敵怪獣である。
各地で続発する奇怪な事件を追っていた鏡京太郎を口封じに殺そうとした仲間の一人が鏡の破片を投擲されて殺された挙句に血痕と宇宙船を撮影された為、そのネガを奪取するべく御手洗亭に潜入、SGMと警官隊に追い詰められ、宇宙船からの青い怪光線で変身した姿。
武器は頭頂部の結晶体から放つ赤い破壊光線。
尻尾の先端は刺又状になっており、先端部からも同様の光線を放つ事が可能で、またこの尻尾で相手を挟み込む攻撃の得意としている。
『ミラーファイト』での解説によると、性格は残忍で、腕力はインド象5万頭分のパワーと破壊力を誇り、脚力はひと振りで厚さ5mの鉄板を一瞬で2mに潰してしまうという。
また、劇中では未使用だが、前述の『ミラーファイト』や当時の資料では、口から30万℃の高熱火球を吐く能力があるとされていた。
劇中での活躍
夜のビル街に出現。頭頂部からの光線で航空防衛隊の戦闘機を次々と撃墜し、周囲のビルを破壊して暴れる。
ミラーマンとの戦いでは、戦いに慣れていないミラーマンを苦しめるも、最後はミラーナイフを受け、口から緑色の血を吐きながら、同じく緑色の炎に包まれ焼失した。
なお、ウラン鉱脈の破壊という目的は作中では語られず、仲間の死骸から検出された高濃度の放射能から示唆される形に止まっている。
宇宙船は透明なガラス状の物質できた近未来的な飛行機のようなフォルムをしている。
アイアン(ニ代目)
別名: | 鋼鉄竜 |
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身長: | 35m |
体重: | 5万t |
出身地: | 竜ヶ岬 (りゅうがみさき) |
スーツアクター: | 梅田信一 |
第8話「鋼鉄竜アイアンの大逆襲」に登場。
防衛隊が竜ヶ岬に建設中の「宇宙ミサイル基地」を破壊すべく派遣された怪獣で、今回は最初から怪獣の姿を取る。
初代との相違点として背中が甲羅状に盛り上がっており、そこに八つの光る宝石のようなものが生えている。この部分と目から光線を放つ。初代のように頭頂部と尻尾からは光線は出さないが、尻尾を使った挟み込み攻撃は健在。海亀のように海を泳ぐ能力も有している。
邪魔者のミラーマンを排除する為に母親の声を利用し、京太郎を鏡の存在しない地下室に閉じ込めたが、京太郎の流した涙を使って脱出されてしまった。
ミラーマンとの戦いではマウントを取られると背中にバリアを発生させて吹っ飛ばすも、目と背中からの光線を二発ともディフェンスミラーで跳ね返されてダメージを負い、背中にミラーナイフを浴びて絶命した。
行動を共にしている宇宙船はミサイルのような形状をしている。
『新ウルトラマン列伝』第9話「大特集!鋼鉄のジャン兄弟!」にてミラーマンを紹介する為に第8話の映像が使われた。
アイアン(三代目)
第15話「謎の怪獣スクリーン ―三大怪獣登場―」に登場。
宇宙船ジャバラの修理を妨害されないように、インベーダーがスモーク・スクリーンで投影した怪獣の一体。姿は二代目に準拠。
虚像だが攻撃能力があり、頭頂部の結晶体から白色光線を放ち、航空防衛隊の戦闘機を撃墜した。
その他の作品での活躍
『ウルトラマン超闘士激伝』
第73話にてゴーデス五人衆のギガルスの襲撃に遭い、凍結させられた。
『ミラーマンREFLEX』
別名: | 鎧邪仙 (よろいじゃせん) |
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身長: | 2m〜22m |
体重: | 150kg〜5t |
この作品での名称は「蚩尤(アイアン2006)」。
FOCUS1「帰神 KISHIN」に登場。
本家とは異なり、鏡にある異界「幽世」に住む邪仙という設定。中華鎧と銅鐸を合わせたかのような姿をしており、体表は鉄のように硬く、赤い発光体から赤雷を放つ。
城南工業大学の研究員緋呂亜佐美が古代の鏡を研究していた途中に幽世と現世を繋いでしまい、彼女に横恋慕している南部教授が邪仙に取り憑かれて変異した姿である。ミラーマンとの戦いではミラーナイフで切断された腕から鎖を伸ばしてミラーマンを捕らえるが、最期は古代剣で顔を切られて消滅した。
FOCUS3「鎮魂 CHINGON」にも二代目である「蚩尤弐」が登場。夜の市街地に出現するが、ミラーマンに古代剣で顔を貫かれて消滅した。
『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』
アイアンをモデルとしたキャラクターのアイアロンが登場。
詳細はリンク先にて。
『ミラーマン2D』
別名: | 鉄刃の悪魔 (てつじんのあくま) |
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身長: | 235.0cm |
体重: | 355.7kg |
「八鬼」と呼ばれる存在の1人。
見た目はRefleXのような和風で、顔が能面の小面(こおもて)に似たデザイン。
全体のシルエットは特撮版に近いが、より金属的で無機質な印象の質感をしている。
戦闘時には体の両側から刃を展開して攻撃する。両手は常に胸の前で組んでいるが、接近した相手を掴むなどの不意打ちを仕掛ける事も。
第1話の冒頭、夜の道路上でミラーマンと戦闘。車のミラーを通り鏡面世界と現実世界を行き来して切断技で真っ二つに分かれて倒された。
巻末の図鑑によれば頭脳派のマルチのボディーガードをしていたらしい。
余談
- デザイン段階での名称は「異次元怪獣ミステリアン」。
- デザインモチーフはエイとカブトガニ。
- 全身の赤い縞模様は、特技監督の高野宏一の「ワンポイントが欲しい」という要望から加えられたもの。
- 鳴き声は初代はスカイドン、二代目、及び三代目はガボラの流用。
- 二代目の登場する第8話の脚本は、当初は第3話として執筆され、登場する怪獣も「貝殻怪獣ゴラリオン」という新怪獣の登場が想定されおり、デザイン画も用意されていた。
- なお二代目の背面デザインは、そのゴラリオンの背中のイメージを応用したものである。