カラミティ・ジェーン(Fate)
からみてぃじぇーん
「災厄」なんて呼ばれてるけど、たまたま運が悪かっただけだから！
そこんとこ気にしないで楽しくやろうね、マスター！
プロフィール
| 真名 | カラミティ・ジェーン（マーサ・ジェーン・カナリー） |
|---|---|
| クラス | アーチャー |
| 性別 | 女性 |
| 身長 | 168cm |
| 体重 | 60kg |
| 出典 | 史実 |
| 地域 | サーヴァント・ユニヴァース |
| 属性 | 混沌・中庸・人 |
| 好きなもの | お酒 |
| 嫌いなもの | 川 |
| 設定担当 | 奈須きのこ、acpi |
| ILLUST | Bすけ |
| CV | 東山奈央 |
「なんかよく分からないけど、そっちの宇宙だとマーサ・ジェーン・カナリーっていうのが真名な
んだって！ヒュー、そっちのわたしカッコイーーー！」
概要
『Fate/Grand Order』に登場するアーチャークラスのサーヴァント。レアリティは☆4。
2019年10月開催イベント『セイバーウォーズ2』にて期間限定枠で実装された。カラミティ・ジェーン自体は汎人類史にも存在している英霊なのだが、作中において登場するのはあくまで「サーヴァント・ユニヴァースにおけるジェーン」であるために、異聞帯由来の英霊達と近い存在にあたる。
真名
アメリカ・西部開拓時代において活躍した斥候にしてガンマン、『カラミティ・ジェーン』。
いわゆるアウトローではないのだが、功績の誇張・真偽不明な主張が多く、存命当時も毀誉褒貶に満ちた生涯を送った。前向きな性格の割にはdebuffer的スキルが多いのは、その二面性に基づく。
災厄を自らの名として、ビリー・ザ・キッドと同時代を生きたアメリカ西部の人物。銃の名手であり、優秀な斥候であり、同じくガンマンである『平原の王者』ワイルド・ビル・ヒコックの恋人でもあり、共に死地を駆け抜けた戦友として『平原の女王』の二つ名を冠された……との説もある。
災厄（カラミティ）の名を得たのは、先住民に襲われた騎兵隊を救出したという伝説による『災厄の救い手』であるという説と、恋人が戦いの中で常に命を落とすという『災厄を呼ぶ女』であるという説があり、どちらの伝説も真実だ、とする説もある。型月世界では、後者の意味合いらしい。
人物
一人称は「わたし」。
前述の通り、サーヴァント・ユニヴァース世界におけるカラミティ・ジェーン。サーヴァント・ユニヴァース側で真名と別な形で「本名」があったとしても、汎人類史のそれとは違っている可能性が高い。そして、上記の発言は汎人類史側のジェーンもサーヴァントとして存在している事を示す。
スペース・イシュタルと共に宇宙を股に掛ける賞金稼ぎ（バウンティ・ハンター）、宇宙の斥候「スペース・スカウト」である。余人とはものの捉え方のスケールが桁が違い、彼女にとっては「1000キロ横断」も「歩いてすぐ」である。偵察のつもりが探検と化して月単位で返ってこないこともザラ。普通に遺跡に潜り込んだりするが、生存能力は抜群でイシュタルのもとに無事に帰ってくる。
その正体は2000年前に『原始の女神』を倒したチームの一員であり、女神を殺した代償として『不老不死』の呪いを受けて、女神が再び目覚める時まで死ねない体になってしまった。本来なら長い年月放浪することで精神は倦み、堕落するものだが、彼女は持ち前の明るさによって変わることなく過ごしている。前述したスケールの違う価値観も、こうした生き方に由来していると思われる。
能力
対人戦闘能力では一歩譲るものの、それ以外の破壊活動や攪乱においては一流の腕前。機転に富み、状況に応じて、手持ちの道具類から別な応用法を即座に見出し実践的に組み立ててみせる。
モーション中では、大型拳銃による銃撃を主体とする。通常の銃撃以外にも、緑色の破壊光弾を発射したり、多段ヒットする七色の光線を分散させて放射したりも可能。その他にも、ヒップアタックや前転アタック、チアダンスを模したパンチや蹴り技、火薬ボールの投擲なども披露している。
ステータス
| マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 藤丸立香 | C | A | B | D | A | D |
保有スキル
| 対魔力(C) | アーチャーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。詠唱が二節以下の魔術を無効化。大魔術や儀礼呪法などの、大掛かりな魔術は無効化出来ない。 |
|---|---|
| 単独行動(A) | アーチャーのクラススキル。マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。溢れるフロンティア魂は、彼女に自由な行動を約束。 |
| 気配遮断(A) | 本来はアサシンのクラススキル。自身の気配を消す能力。一見いかにも目立つ風体と性格だが、そこはプロの斥候。本気になれば目の前にいても気づかない程に気配を消す事が出来る。そのせいで皆が事態に気付くのは、彼女がしでかした後である。イベント中でも、この能力を発揮していた。 |
| 騎乗(A) | 本来はライダーなどのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。宇宙船の操縦や改造もお手の物。隠してはいないけれど、持ち主の了解は必ずしもとっていない。イベント中において、実際に宇宙船の操縦を行っていた。 |
| 破壊工作(B) | 優秀なスカウトとしてのスキル。僅かな隙を見抜いて攻撃の死角へと位置取って、敵の攻撃の効果を下げる。ロビンフットの『破壊工作』と同じ。 |
| 女神のお目付け役(B) | 「破壊工作(B)」が変化したスキル。詳細不明。 |
| 銀河伝令(EX) | 冷たい川を泳ぎ渡って託された命令書を持ち帰ったという史実に基づいたスキル。敵の士気を下げると同時に、味方の士気を向上させる効果を発揮する。ただし『本当かどうかは分からない』為に、味方にかかる効果は確率になる（ジェーン自身は信じているので、自分は確実にパワーアップ）。 |
| 極星よ道を示せ(B) | 今はもう使えなくなった宝具『極星よ我が敵を照らせ』のミニマム版。クリティカルスターの数に比例して、効果が増えていくユニークなスキル。 |
死を招く黒の一手（スペース・デッドマンズ・ハンド）
- ランク：D
- 種別：対人宝具
- レンジ：1～50
- 最大捕捉：1人
「そろそろ頃合い、かな？」
「極星（きょくせい）よ、敵を照らせ！ステラリス・オープン！『死を招く黒の一手（スペース・デッドマンズ・ハンド）』！！」
弾頭に『Bad Luck』と刻まれた弾丸を撃ち放ち、相手の背後から頭部を一発で撃ち抜く。
真正面からの射撃であろうと、この一撃は必ず相手の背後へと回り込む。この弾丸に撃たれた相手は、死のさなかに『クラブとスペードのAと8によるツーペア』のカードを幻視するという。恋人にして戦友であった『平原の王者』ワイルド・ビル・ヒコックと同じ死に様を、相手に与える絶技。
詳細は該当記事を参照。
極星よ我が敵を照らせ（センチネル・ステラリス）
- ランク：A+
- 種別：対女神宝具
- レンジ：1～99
- 最大捕捉：1柱
ジェーンの第二宝具であり、汎人類史本来の彼女は有していない裏技と言える代物。
かつて『原始の女神』を打ち倒した部隊（チーム）が使った、攻略手順宝具『フォーカード』の一つである。敵の弱点を『見破り』、その状態を『真実』として固定化する。本来ならば『人類では打倒しようのない、次元の違う脅威』に対して、一筋の希望を見いだす逆転用の宝具。しかし『原始の女神』を一度打倒した事で彼女から呪いを受けてしまい、この宝具は使用不可能となっている。
ゲーム上での性能
| HP/ATK | 12495/8996 |
|---|---|
| カード構成 | Quick:2/Arts:2/Buster:1 |
| スキル1 | 破壊工作(B) /敵全体の攻撃力をダウン＆クリティカル発生率をダウン(3T) |
| スキル1(強化後) | 女神のお目付け役(B) /敵全体の攻撃力をダウン＆クリティカル発生率をダウン(3T)＆スターを獲得＆低確率でスターを獲得×4 |
| スキル2 | 銀河伝令(EX) /敵全体のチャージを1減らす＆自身の攻撃力をアップ＆自身を除く味方全体の攻撃力を確率でアップ(3T)＆味方全体のNPを少し増やす(+10%) |
| スキル3 | 極星よ道を示せ(B) / 味方単体の強化成功率をアップ(3T)＆スターが10個以上ある場合、クリティカル威力をアップ(3T)＆スターが20個以上ある場合、スター集中度をアップ(3T)＆スターが30個以上ある場合、回避状態を付与(1T)＆スターが40個以上ある場合、無敵貫通状態を付与(3T)＆スターが50個以上ある場合、NPを増やす(+10～20%) |
| 宝具 | Quick /自身に必中効果を付与(1T)＋ 敵単体の防御力をダウン(2T)〈オーバーチャージで効果アップ〉＆Quick攻撃耐性をダウン(2T)〈オーバーチャージで効果アップ〉＆超強力な攻撃 |
関連人物
生前
共にアウトローコンビとして宇宙を駆ける相棒で「イシュタりん」と呼んでいる。その関係性や冒険譚は、ダーティペアを彷彿とさせるものとなっている。元々は、嘗て自分達が討伐した『原始女神』アシュタレト・オリジンの悪の半身であった彼女を監視する為に行動を共にしており、いざとなれば彼女を殺す覚悟もあったが、能天気なジェーンは結構早い段階で、そのことを忘れていた。
2000年前に『原始女神』を倒すために戦った仲間達。最終的に生き残ったのは自身とセイバーだけであり、不死の呪いを掛けられた。何気にジェーンを合わせて、基本の7クラスで固められている。
元相棒。嘗ては共に遺跡を巡っており、イシュタルの事も任されていた。
なお、実は彼が死を偽装して生きていたということは知らなかった模様。
ジェームズ・バトラー・ヒコック
汎人類史のジェーンの恋人である「ワイルド・ビル」の異名で知られるガンマン。
ポーカー中に後ろから撃たれて殺されてしまい、それがジェーンの宝具になった。
Fate/Grand Order
契約したマスター。基本的には、お互いの気質もあって対等な関係となっている。
普段のハイテンションな態度や言動からは分かりづらいが、マイルーム会話を見る限りでは、内心で彼/彼女へと抱いている感情は割と重めである（曰く「汝が敵の災厄とならん事を誓う」など）。
アメリカ西部開拓時代において活躍した、ガンマンのサーヴァント繋がり。
お互いの戦法の違いもあって相性は良くないが、カード遊びや連携は可能。
アメリカ西部開拓時代の伝承において語られていたサーヴァント繋がり。
ユニヴァース時空の彼女と同じく可愛いと称しており、旅に誘っている。
汎人類史のイシュタルとその姉。基本的には両者ともSイシュタルと同一視している。
前者は「乱暴なイシュタりん」で、後者は「大人しいイシュタりん」なんだとか……
永劫に近い時を生きる宿命を背負った果て、擦り切れることなく自らの役割を果たした者繋がり。
ジェーンはサーヴァントのため肉体も無事だったが、こちらは人間のため肉体はボロボロだった。
余談
実は赤兎馬やカイニス共々、第1部の頃から既にデザインは決まっていたらしく、逸話が胡乱すぎて出しどころに困ったために、サーヴァント・ユニヴァース時空の存在として登場させたんだとか。
彼女の実装をもって東山女史は三大騎士クラスをコンプリートすることとなった。
