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ランサー(Fate)の編集履歴

2013-01-08 13:01:45 バージョン

ランサー(Fate)

らんさー

TYPE-MOON制作のゲーム『Fate/staynight』に登場するサーヴァントのクラス分類。

概要

聖杯によって呼びだされた槍兵のクラス。

サーヴァントの中でも特に機動力、運動性能に秀でた英霊が配置され、こと1対1の白兵戦能力では右に並ぶもののない性能を有する。

固有スキルは三大騎士クラスに共通する魔力耐性だけである。

これもランサーの選定基準なのかどうなのか、歴代ランサーはサーヴァントの中でも薄幸であることが多い。なにかと窮地に陥ったり、マスターに恵まれなかったり、非業の最期をとげるなど二次創作ではもはやランサー=薄幸キャラとしてネタ化するほどである。


Fate/stay night

ランサー

  • 真名:クー・フーリン
  • 身長:185cm/体重:70kg
  • 属性:秩序・中庸
  • イメージカラー:
  • 特技:魚釣り、素潜り、山登り
  • 好きなもの:気の強い女、無茶な約束
  • 苦手なもの:回りくどい方針、裏切り
  • CV:神奈延年

第五次聖杯戦争において召喚されたランサー。

『Fate/stay night』物語開始当初から登場する。

アーチャーと交戦中に姿を衛宮士郎に目撃されたことから、士郎を殺害しようとする(このため士郎からは苦手意識を持たれている)。

その後士郎がセイバーを召喚し契約したことで撤退する。


奔放で口は悪いものの愛嬌があり面倒見も良い、さっぱりとした性格。信念と義を重んじ、死力を尽くした戦いを望むなど、武人としての魅力も高い。

作中での活躍によって、ファンからは「兄貴」と呼ばれることも。


『Fate/hollow ataraxia』では、サーヴァントの中で誰よりも現代社会に溶け込んでみせ、アルバイトやナンパ、釣りにあけくれたり、アロハシャツがとても似合う様を披露してくれた。


本来のマスターはバゼット・フラガ・マクレミッツだが、バゼットが令呪を腕ごと言峰綺礼に奪われたため、強引に言峰に従わされている。


『stay night』ではランサーとして召喚されているものの、ルーン魔術のスキルと戦闘時の荒々しさを伝える逸話から、実際はランサー・バーサーカー・キャスターの3つのクラスの適性を持っている。本来ならば戦車や城壁の宝具、不眠の加護というスキルも所持していることが語られている。


Fate/EXTRAでも遠坂凛のサーヴァントとして登場している。


  • 宝具

刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)

 ランク:B

 種別:対人宝具

 レンジ:2~4

 最大捕捉:1人

 由来:クー・フーリンが師匠スカサハから授かった魔槍ゲイ・ボルク

ランサーが編み出した対人用の刺突技。

槍の持つ因果逆転の呪いにより、真名解放すると「心臓に槍が命中した」という結果をつくってから「槍を放つ」という原因を作る。つまり必殺必中の一撃を可能とする。心臓を穿つため、仮に「約束された勝利の剣」に耐える者でも確実に相手を死に至らしめることができる。それでいて、魔力消費も少なく、一対一ならば六連戦しても魔力を補充しなくてよいことから、対人戦に非常に効率がいい。なお、その因果操作を回避しても、ランサー自身が放つ神速の槍さばきを躱さねばならず、負傷と回復阻害の呪いを残される。

ちなみに、発動したと同時に「心臓を貫いたという結果」が成立しているため、仮に放った直後でランサーが死んだとしても、槍はひとりでに動いて相手の心臓を貫く。芸達者なアーチャーですら、発動体勢になったら発動されないよう必死に下がるしかない。

回避に必要なのは敏捷性ではなく、幸運の高さ。因果を逆転させる「原因の槍」であるため、余程の幸運が無ければこの世にこの槍が存在する限り、これによる傷を癒す事は出来ない。セイバーの場合は、不意打ちを受けて傷を負いながらも回避し、その後士郎と会話している最中に大して戦闘に支障が無い程には傷が癒えたが、これは幸運Bと直感Aのスキルによるもの。また令呪によって初見のサーヴァントは倒さず撤退することを命じられていたため、これも影響を与えていたとされる。


突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)

 ランク:B+

 種別:対軍宝具

 レンジ:5~40

 最大捕捉:50人

 由来:クー・フーリンが師匠スカサハから授かった魔槍ゲイ・ボルク

魔槍ゲイボルクの本来の使用方法。渾身の魔力と力を持って投擲して放つ。

速度はマッハ2。「刺し穿つ死棘の槍」が命中を重視したものならば、こちらは威力を重視している。一人一人を刺し貫いていくのではなく、炸裂弾のように一撃で一軍を吹っ飛ばす。因果を歪ませる呪い及び必中効果は健在であるものの概念的な特性や運命干渉などは無く、あくまで単純威力系宝具に分類される(complete materialより)。それでも何度かわされようと標的を捕捉し続け、「熾天覆う七つの円環」と衝突した際は一度静止したにも関わらず最終的にはその結界を完全破壊し、標的であるアーチャーの片腕をズタズタにした。アーチャー曰く、その威力はオリジナルである「大神宣言(グングニル)」を超えているとのこと。




Fate/Zero

ディルムッド


第四次聖杯戦争において、魔術協会の魔術師ケイネス・エルメロイ・アーチボルトによって召喚される。

右目下の泣き黒子は女性を恋に墜とす魅了(チャーム)の力を宿し、これはランサー自身にもコントロールできる力ではない。ゆえにその風貌から『輝く貌(英訳:シャイニィ・フェイス?)』『魔貌』の異名を持つ。


『純粋な武と忠義に貫かれた、戦士の生き様の完遂』を願ったが故に契約に応じ、正々堂々を信条としてセイバーをライバル視し、そのまっすぐな性格ゆえにマスターの意向に反する行動をとることもあった。しかもマスターからはその武人としての心を理解してもらえず、猜疑と嫉視によって終始仲は最悪だったといえる。


『Fate/unlimited codes』でも「ZEROランサー」として出演しており、第四次で戦ったセイバーや同郷の先達であるstaynightランサーなどを相手にする場合、戦闘の前後に特殊台詞がある。


  • 宝具

破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)

 ランク:B

 種別:対人宝具

 レンジ:2~4

 最大捕捉:1人

 由来:ディルムッドが養父であるドルイドのアンガスより贈られた紅槍ゲイ・ジャルグ

ランサーが持つ紅の長槍。刃が触れた対象の魔力的効果を打ち消す。基本的には、魔術的防御を無効化させるための能力を持った宝具。セイバーの鎧のように魔力で編まれた防具や、魔術やあるいは宝具「騎士は徒手にて死せず」によって魔術的な強化・能力付加を受けた武具から、その魔力的効果を奪い、物理的な防御力のみの状態にする。

打ち消される魔力の対象は防具に限った話ではないが、「刃の触れた部分だけ」「刃の触れている間だけ」効果を発揮するため、防御的な使い方には向かない(例えば広範囲に効果を及ぼす攻撃魔術を受けた場合、槍の刃が触れた部分の効果はなくなっても、他の範囲に炸裂した魔術の効果は使い手におよぶ)。また、過去に交わされた契約や呪い、既に完了した魔術の効果を覆すことはできない。

「宝具殺しの宝具」と呼ばれる槍だが、この破魔の効果単独で宝具の破壊はできない。あくまで「刃の触れている間だけ」効果を打ち消す。(槍として物理的に破壊可能な宝具であれば、破魔の効果とは別に破壊は可能)

魔術を使わないものにはただの槍だが、サーヴァント同士の戦いに魔術的なものを使わないことはまずない。効果に派手さはないが、実に有用な宝具。


必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)

 ランク:B

 種別:対人宝具

 レンジ:2~3

 最大捕捉:1人

 由来:ディルムッドが妖精王マナマーン・マック・リールより贈られた黄槍ゲイ・ボウ

ランサーが持つ黄の短槍。この槍で付けられた傷は、槍を破壊するか、使い手が死なない限り癒えることがない。ゲーム的に例えれば、ただHPにダメージを与えるのではなく、同時に最大HPそのものを削り取る効果。短期決戦であるとただの槍だが、同一の相手と長期に渡って複数回戦うことを前提に考えると、じわじわと、しかし確実に効いてくるボディブローのようなもの。「破魔の紅薔薇」同様、派手さには欠けるが、非常に使い勝手のいい宝具。

なお、使い手はこの槍で傷つくことはない。




Fate/EXTRA

銀髪紅眼、血染めの黒い鎧を纏った男。

ワラキア公国の独立を守ったキリスト教世界の盾と言われる武人だが、後世の人々に吸血鬼として扱われた結果、存在をねじ曲げられ本物の怪物になってしまった。

信仰者であるが、その深すぎる信仰心ゆえに、人格に変調をきたしている。己の信じた価値に殉じ、その思いが純粋すぎた故、他者の思考が介在できない。この為、ほぼ会話は成立しない。

マスターを「妻」と呼び、彼女の「愛したものしか口にすることが出来ない」という在り方に、「同じヒトとして、吐き気をもよおさずにはいられない」と言いつつも、彼女の理解者として全肯定している。

他のランサーとは逆に敏捷は低いが耐久が高く、戦闘続行などの防御型スキルが豊富にある、城壁のようなランサーとなっている。


マスターはランルーくん。


Fate/EXTRA-CCCにもランサーという名のキャラが登場している。

(見た目は1作目のおっさんとは真逆の可愛い女の子になっている


  • 宝具

串刺城塞(カズィクル・ベイ)

正義の一撃。相手の持つ不義・堕落の罪に応じて痛みを増す、呪いと鉄槌の拷問魔城(ドラクリヤ)。

ランサーが生前トルコ軍を迎え撃つために首都の城壁の周囲に築いた串刺しの野原を再現したもの。周囲に無数の杭や槍を生えさせ敵を穿ち拘束、ランサー自身が投槍でとどめの一撃を加える。

ゲーム的には、通常ダメージに加えて、生贄効果による防御不可能の追加ダメージを与えた上に、与えたダメージに応じて自身のHPを回復させる。




Fate/Apocryphaでもヴラド三世はランサーのクラスで召喚されている。

ユグドミレニア一族の長、ダーニックに召喚された「黒」陣営のサーヴァントであり、黒のサーヴァントたちを束ね挙げる存在。

ルーマニアを舞台とした聖杯戦争であるため、知名度補正を最大に受けており、最強のサーヴァントとなっている。聖杯への望みは、吸血鬼などと貶められた自らの汚名を濯ぐこと。

EXTRAとは外見やスキルなども全く変わっているのだが、平行世界的なものなのか、ねじ曲げられる前の本来のヴラドの姿なのかは不明。

串刺城塞に酷似した効果の「極刑王(カズィクル・ベイ)」と吸血鬼化することのできる「鮮血の伝承(レジェンド・オブ・ドラキュリア)」という二つの宝具を持つ。

ちなみにどちらのヴラド三世も幸運はDランク。



Fate/strange fake

【fake】 ACT.6


ギルガメッシュの唯一無二の親友であり、彼に並ぶ強大な力を持つ。一人称は「僕」。性格は温和で物腰穏やか。親友とは対照的である。

ギルガメッシュが所有する宝具「天の鎖(エルキドゥ)」の真名の由来は、この親友の名である。

男とも女とも取れる人間離れした美しい風貌をしており、淡い緑色の長髪に簡素な身なりをしている。

マスターはのような風貌をした、魔術回路を持つ合成獣(キメラ)。触媒はキメラ自身。

『獣の言葉』を理解できるため、自らのマスターと難なく意思疎通ができる。最高クラスの「気配感知」スキルを持ち、遠く離れた場所の水源やサーヴァントの気配を感知できる。

なおエルキドゥはバーサーカーとしての適性も持っており、そちらで召喚された場合は、理性を得る以前の強大な力を持つ獣の姿で現界することになる。


外見は『Fate/strange fake』や、エイプリルフール企画の『戦車男』で明らかになった。



Fate/Apocrypha

Fate/apocryphaには、前述のヴラド三世の他にも二人のランサーが登場する。


ジナコとカルナ

ランサーのサーヴァント。インド神話で活躍する太陽の英雄であり、現代インドでも人気が高い。アルジュナのライバルとしても知られる。

一片の容赦もない無慈悲な人物で、口にする言葉は相手が言われたくない本質を鋭く突く。そのために大抵の相手から嫌われるが、本人はあらゆる物事を「それもあり」と受け入れてしまう精神性のせいで恨みや妬みとは縁が薄い。その内には義理堅く、思慮深い面もある。

安定したステータス、多彩で強力なスキル、ランクEXの宝具による鉄壁の守りと破壊力を持ち、性格面も油断とは縁遠いという極めて強力なサーヴァント。弱点は幸運がDと低めなこと、宝具の規模が大きすぎて街中が舞台の聖杯戦争では戦いにくいということ。

アーチャーやライダーにも適正を持つ。


Fate/EXTRA-CCC参戦が決定。マスターは戦いに一切関わる気がない引きこもりニート少女、ジナコ=カリギリ

カルナ自身は英雄王と同格の英霊であるが、マスターの方に問題を抱えている様子。



  • 宝具

日輪よ、具足となれ(カヴァーチャ&クンダーラ)

カルナの肉体と一体化し、彼を守っている光の鎧。その強度は凄まじく、神であろうともこの鎧を突破することは困難である。ちなみに約束された勝利の剣が神霊レベルの魔術行使とされる。原典のインド神話でも、この鎧がある以上カルナは誰にも殺せないと言われた。


梵天よ、地を覆え(ブラフマーストラ)

敵を追尾して必ず命中する強力な飛び道具。対軍~対国宝具とされ、最大規模は対城宝具を凌ぐ。本来この宝具は弓だが、「召喚されたクラスに応じて形を変える」という特性があるためランサーでも使用可能。

呪いにより、自分より実力が上の相手には使用できない。


梵天よ、我を呪え(ブラフマーストラ・クンダーラ)

ブラフマーストラにカルナの持つ太陽の炎を加えて打ち出すもの。

その破壊力は核兵器に匹敵する。


日輪よ、死に随え(ヴァサディ・シャクティ)

カルナの持つ「対神宝具」。

黄金の鎧を捨てることを代償としてその姿を現す神をも滅ぼす光の槍。

ただし、発動は一回限りである。




  • 真名:武蔵坊弁慶
  • CV:なし

日本人なら誰もが知っている荒法師。

実は弁慶というのは偽りであり、本当の真名は「常陸坊海尊」。彼もまた本物の武蔵坊弁慶と同じく源義経に仕えていたのだが、衣川の合戦でただ一人逃げたことで生き残ってしまう。それを恥とした彼は修行により不死の仙人となり、弁慶の活躍を語り継ぎ続けてきた。そして英霊になっても理想の弁慶を演じ続けている。聖杯への願いは弁慶の勇名を永遠のものにすること。

他人の宝具を奪う宝具「八つ道具」や、敵の宝具を封じる命令書を作るスキル「白紙の勧進帳」など、弁慶らしい宝具やスキルを持っている。

普段は弁慶らしく振る舞っているが、時折おどけたひょうきん者な海尊自身の性格が顔を覗かせる。幸運はCと現在登場しているランサーの中では最も高い。

・・・筈だったのだが


ランサーたちの中で唯一未だにpixiv上にイラストが存在しておらず、その上Apocrypha小説化に当たってリストラが決定した。

もしかすると本当に不幸なランサーは彼なのかもしれない。



Fate/Prototype

モンスター狩ってそう

玲廓館美沙夜が召喚した槍兵のサーヴァント。槍を携えた青髪の偉丈夫。サーヴァント階位は第四位。

荒っぽいが筋は通す若者然とした性格で、美沙夜の皮肉も軽く流す度量を備えている。

美沙夜からは何かと小言を言われているが、本人はスカサハの面影を残す美沙夜を気に入っており、

彼女の死の呪いを開場するために奔走する。

真名はクー・フーリン。宝具は必中の槍ゲイボルグ。しかし宝具は美沙夜の方針によって封印されており、初登場時は木製の槍で交戦していた。

staynightのランサーよりも年齢・精神ともに若いらしい。

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