基本概要
愛紗(関羽)、鈴々(張飛)に匹敵する勇将で、他国からも「神槍」と噂されるほどの一騎当千の美女。
主人公である北郷一刀の呼び方は「主」。パピヨンとは微妙に無関係。
つかみどころがない性格をしており、一応上司に当たる一刀や同僚の関羽達をからかいまくっている。
声優は野神奈々(PC版) / 本井えみ(コンシューマ版やアニメ版)
性格
普段は冷静ながらおちゃらけた性格で悪ノリした言動が目立つ。それでいてチラリポロリが当然な服装に身を包んだ上で言葉ではエロねーちゃんを演じるが、実戦経験は少なく、実際そういうシーンになるといきなりしおらしくなる。だがそれがいい。
しかしいざ戦いに赴いた際など、真剣な場面では強い正義感と真面目な一面を垣間見せる。さらに旅の間に世間を見てきたせいか、硬軟どちらの手段も使い分けられる。その為、シリアスな場面やコミカルな場面のどちらでも存在感がある貴重な存在である。
恋(呂布)との模擬戦の時、愛紗、鈴々、翠(馬超)との連戦で恋が疲れたところで登場して一本取る等、戦いでも熱くなりすぎず、冷静に分析してから行動する場面が多い。少々皮肉屋のため、他の武将と口喧嘩になる事もある。
好物
好物は酒とメンマ。よく一人で酒を飲んでいることが多く、酒の肴としてメンマを食べる事が多い。壺買いするほどメンマ好き。どんな食事でもおかずの一つは必ずメンマ一択。しかもメンマの事となると普段のクールさをかなぐり捨ててメンマについて熱弁する。ひいい、もう勘弁してくだされ!?
そんなキャラは類を見ないので、星の絵を探すなら「メンマ」でタグ検索した方が手っ取り早いという事実があった……のだが、最近ではあだ名が「めんま」というキャラクターが出てきてしまったため、普通に「趙雲」「星」「恋姫」「萌将伝」あたりの単語で検索したほうがよくなってしまった。
華蝶仮面
また、街の子供達の遊びをヒントに美と正義の使者『華蝶仮面』を名乗り、街にいる暴漢と戦っている。
どういうわけか貂蝉と仲が良い。誰もが気味悪がっている貂蝉を、情報通だからという理由で親しく付き合っている。若本好きな人は星のルートをオススメする。
各作品ごとの扱い
恋姫†無双
『恋姫†無双』では当初、客将として公孫賛の軍にいたが、自らが仕えるに足る主人を見極めたいと各国を流浪した後に北郷軍に加わる。
真・恋姫†無双
『真・恋姫†無双』においても文武両道に長けた蜀の武将として活躍する。
当初は前作と同じく客将として白蓮(公孫賛)の下に身を寄せていたが、後に「自分が一番活躍できる勢力」という理由で劉備軍に参加する。
戦場では勇壮に戦うも、普段は穏やかに独りで時間を過ごすことが多い。
冷静沈着な性格だが、やや斜に構えた言動や猫と話す等奇矯な面も持ち、一刀や朱里などをからかうなどお茶目でおいしいポジションにいる。
前作同様、酒好きで無類のメンマ好き。特にメンマに関しては、遠くから取り寄せたメンマの壷を城の食糧庫に所蔵したり、メンマ専門店に雛里(鳳統)らを連れていったりしている。
また、魏ルート冒頭では稟(郭嘉)や風(程昱)と共に見聞を広める旅に出ていたが、路銀が尽きてしまったため幽州にて別れ、白蓮のところへ仕官しに行ったことが風の口から語られている。
前作同様、裏では蝶を模した仮面を付け『華蝶仮面』を名乗って街の治安維持に力添えしている……のだが、愛紗達にとっては厄介な存在この上ない要注意人物になってしまっている。
アニメ版
アニメ版においては、原作同様、白蓮の元にいた客将だったが、彼女を見限って愛紗達の旅に同行した。だが、愛紗と鈴々の二人に食べられたメンマのことばかりを考えて歩いていたため霧の中で道に迷ってはぐれてしまい、無印アニメ版第六席の次回予告で番組卒業を宣言された(七席で『華蝶仮面』として再登場)。その後もフードを被って愛紗達を尾行しながらこっそり登場し、最終話にて完全復活した。
復活後は桃花村の義勇軍に加わっており、華蝶仮面の正体に気づかない桃香(劉備)を大変気に入って旅の同行を進んで買って出ている。
真1期終盤では前回と同じく霧に捲かれて行方不明になるも、華蝶仮面に変身する前フリだと思われて桃香以外からは全く心配されていなかった。その後『華蝶仮面』となって再登場したものの、黄巾党討伐が終了した後だったために張三姉妹にも冷めた態度を取られる始末であった。(本人曰くオチ担当)。
その後、第2期の開始時まで(劇中換算で一年ほど)再登場のきっかけが掴めずに桃花村に戻れなかったが、桃香の妊娠騒動(実際はただの腹痛)に乗じて、さも当然のように登場した。
何進の治療薬を探す旅では、泰山の頂上に咲く『持久草』を探す担当となり、翠(馬超)とペアで行動して途中遭難しかけるも、無事に草を持って帰還。『反董卓連合』にも参加。月(董卓)の風評被害を避けるための策を後押しし、最終決戦では翠と共に突入部隊のトリを勤めた。
原作同様、メンマ好きがかなり強調されており、愛紗と鈴々にメンマを食べられた際には始終不機嫌でなかなか口をきかなかった。某無口な美少女と同様なラーメンの注文の仕方や某光の巨人などのパロディを行う辺り、ネタキャラとしての側面が強い。曰く敏感肌。
与太話や下ネタを好み、鈴々の発言に赤面する愛紗達を見てニヤニヤしたり、悪ノリしてさらに話をややこしくする。
OVA版
OVA版では聖フランチェスカ学園3年。メンマ研究の発表をする程のメンマ好き。
OVA1では華蝶仮面に変身、OVA2ではウルトラ華蝶仮面となり巨大化、更にOVA3では華蝶”自演乙”仮面となってリングに出ている。