概要
2ch風小説の亜種「○○ちゃんねる」系作品のうち、Fateシリーズを題材とするものを指す。
「冬木ちゃんねる」と「戦車男」劇中掲示板の違い
2ちゃんねるを舞台とした「電車男」のパロディとしてTYPE-MOONより公開された、2009年エイプリルフール企画の一つに「戦車男」というパロディが存在することから、「戦車男」が「冬木ちゃんねる」の元ネタの様に紹介されることがあるが、実情は多少異なる。(「戦車男」では『暇をもてあます自称英霊たちの集うスレ「英霊の座」』が舞台となり、他に「錬金術スレ」の存在が確認できるが、「冬木ちゃんねる」でそれらのスレッドが舞台になることは至極稀であるなど)
なお、「冬木ちゃんねる」という言葉は、「戦車男」には一切登場しない。
他のTYPE-MOON作品にも「冬木ちゃんねる」という言葉は一切登場せず、「冬木ちゃんねる」は公式名称ではない。
「冬木ちゃんねる」という単語の発生はfate/Zeroのアニメ化以降であり、アニメ「TIGER&BUNNY」の「シュテルンちゃんねる」以降隆盛した「○○ちゃんねる」系小説の亜種としての側面が強い。
……以上が概要だが、
以下の項では現在の「冬木ちゃんねる」が抱える問題点や独特の様相について述べる。
本来の原作ファン・原作者ファンへの配慮や、ヘイト対象・最強チート化対象によく挙げられてしまっているキャラクターのファン、伏字に使用された他作品のキャラクター、クロスオーバー先などの外部への事情説明も兼ねて、現状の「冬木ちゃんねる」が抱える問題点や固有名詞の解説を記載する。
※削除の必要があると感じた箇所がある場合は、予告無しの全削除は避けて下さい。編集合戦を避けるためにコメント欄を利用して事前に議論を行い、執筆者同士の合意を取りましょう。
「冬木ちゃんねる」の現状
現状の「冬木ちゃんねる」・「冬ちゃん派生」タグ投稿作品を取り巻く問題点
【作品内容の多様化による検索機能の麻痺】
独自設定を伴う作品の増加により、原作準拠作品を即座に一覧表示できない等の「検索機能の麻痺」が起こっている。
初期の冬木ちゃんねる作品は「原作キャラによる相談スレ」「冬木の住民による原作キャラの目撃談」といった原作キャラクター主体の作品が主流であった。
しかしジャンルの隆盛に伴い「オリキャラや憑依転生モブが聖杯戦争に参加」「原作キャラ×オリキャラの恋愛」「他ジャンルとのクロスオーバー」等の独自設定を伴う作品が増加し、2013年5月時点ではこれらが圧倒的多数を占めている(参照:下図表 左「冬木ちゃんねる主人公キャラ」)
なお目下の解決策として、前者に「冬木ちゃんねる」タグ、後者に「冬ちゃん派生作品」タグを付け、作品の棲み分けを行う方向で調整が進んでいる。
【原作知識に依拠しない創作物の台頭と、誤解された設定の流布】
原作プレイ・視聴経験のない執筆者による二次創作、あるいはWiki知識や二次創作知識のみで執筆された三次創作が多数投稿されている(参照:下図表 左「冬木ちゃんねる投稿者Fateシリーズ既読率」)
これらの台頭により世界観やキャラへの独自解釈・事実歪曲が積み重ねられていった結果、冬ちゃん執筆者と読者との間で、本来公式でない設定が誤解とともに浸透・流布している。
※この指摘において、原作未プレイであることや三次創作それ自体を否定する意図はない。
だが原作世界観への理解を深めることが、創作の質の向上に繋がるのも事実である。
二次創作に寛容な公式へ敬意を払う意味でも、年齢・金銭・時間的都合の許す範囲で原作や関連作品に一度は触れることを推奨したい。
【ヘイト創作物の乱造】
原作やキャラクター、ファンを対象にしたヘイト創作が乱造されている(参照:下図表 右「pixiv小説キーワード検索『ヘイト創作』」)
ヘイト創作は「原作や登場人物への悪意を含む創作物」であるため、二次創作のあり方としてその存在自体を疑問視する声が大きい。しかしながら、ここで提議されているのはそうした「ヘイト創作そのものの是非」ではない。「原作への愛着も設定の裏付けも無く執筆された創作物が量産され、それを手放しで許容する風潮が冬木ちゃんねる上で生まれていること」が問題視されている。
なおどのような作品がヘイト創作に該当しうるかについては、「ヘイト創作」「キャラヘイト」等の記事を参照されたい。
上項で指摘した誤解の流布に伴い、原作での描写に基づかない、執筆者の事実歪曲・捏造に依拠した不当なヘイトが往々に起こっている。
また多くの作品において、『原作厨』が「Fateシリーズ原作を絶対視・妄信し、登場人物へ攻撃的な言動をとる憑依転生者」として描かれている。本来の意味である「原作ファンが自嘲や自虐、謙遜として自己を称する言葉」から大きく乖離しており、事情を知らないユーザーからはファンが中傷されているように見えてしまっている。
更に原作キャラや原作厨を中傷・嘲笑・暴行・殺害・下衆として描いている作品も存在している。オリキャラものやクロスオーバーといった独自設定創作でこうした描写がなされた場合、彼らを引き立てるために題材作品を踏みつけにしていると判断されかねない。
※この指摘において、「物語のファクターとしてのヘイト要素」を含む作品まで否定する意図はない。オリキャラ等の独自設定作品についても同様である。
ただしヘイト創作やこれに類する言動については、原作やファンの品位を貶めるばかりでなく、二次創作活動そのものの規制へと繋がるおそれがある。実際に、ヘイト創作の蔓延がきっかけで大手投稿サイトが閉鎖に至った事例が存在している。現状が続くことで、pixivが同様の憂き目を見ないとも限らない。
またヘイト創作は俗に「地雷要素」と呼ばれ、好き嫌いが大きく分かれる創作形態でもある。十人十色という言葉が示すように、創作の傾向や嗜好・受け止め方は人それぞれ異なる。書き手にヘイトや中傷の意図はなくとも、読み手には受け入れられない可能性もある。
本来創作活動は、ルールと良識に則った範囲であれば自由であり、内容の如何に関わらず他者から制限・妨害されるものではない。しかしpixivという不特定多数の人間が利用する場でこうした創作を公開するのが適切かどうか、また公開にあたっての配慮が十分かどうか、いま一度確認する必要があるのではないだろうか。
【pixiv内外でのマナー問題】
上述の三項で指摘した問題に伴い、pixiv内外で数多くのマナー違反が確認されている。
pixiv内部では「ヘイト・中傷要素を含むタグ遊びの横行」「外部ジャンルに対する検索妨害・中傷・風評被害等の悪影響」が、外部においては「冬ちゃんでの描写を鵜呑みにした利用者の増加」が問題視されている。
ヘイト創作の増加に伴い、タグ付けに際して「○○ざまぁwwwww」「○○涙目www」「○○は土下座しろ」等、キャラへの中傷・ヘイト要素を含む感想タグが乱用されている。
該当キャラのファンや事情を知らない初見ユーザーへの配慮に欠けているだけでなく、タグを作品分類に利用するという観点からも推奨される行為ではない(感想タグ記事も参照のこと)
またクロスオーバー創作や、伏字に他作品のキャラクターを使用することにより、外部ジャンルに対して検索妨害・不当な中傷・風評被害を及ぼしている。
代表的な例として、さいとう・たかを氏の作品「ゴルゴ13」が挙げられる。衛宮切嗣に対して「ゴルゴ」という伏字が使われたことで、原作「ゴルゴ13」登場キャラクターの検索妨害が発生している。更に衛宮切嗣は上述の感想タグ問題の対象にもなりやすいことから、「ゴルゴざまぁw」等のタグ付けが、冬木ちゃんねる側の事情を知らないユーザーからは「Fateシリーズの衛宮切嗣」ではなく「ゴルゴ13の主人公」が中傷されているように見えてしまう、という問題も生じている。
更にpixiv外部において、冬ちゃんのノリで外部サイトを利用するユーザーが多数現れている。
2ch風小説記事でも指摘されているが、匿名掲示板に馴染みのないユーザーが二次創作のノリで実際に書き込んでしまうという事例は以前から確認されていた。
しかし冬木ちゃんねるの場合はこれに留まらない。作中でのヘイト描写まで鵜呑みにし、実際の匿名掲示板や動画サイト、SNS等でもヘイト発言を行ってしまっている。
※pixivはもちろん、匿名掲示板・動画サイト・SNS等は全て不特定多数の人間が利用する場である。己の楽しみが、他の利用者にとってもそうであるとは限らない。
書き手・読み手の双方が、あらゆるユーザーやファンの目に触れることを意識し、皆が快く利用できるよう良識に則った言動を心がけることが必要である。
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これらの問題は近日に発生したものではない。FateSSについての提案 の投稿時期から考えて、2012年9月には既にこうした傾向が見られていたと推測される。2013年4月以降、当記事上で問題提起されたのを機に顕在化し、現在関係各位が対応を迫られている。
また問題提起に至った経緯については、下記リンクも参照されたい。現状を憂慮するファンの視点から、判りやすく説明されている。
「冬木ちゃんねる」について私が見てきた事と、みなさんへの問いかけ
統計・グラフで見る現状
オリキャラ主人公物の占める割合と、題材作品の原作・アニメ・小説などの既読率
(2013年5月7日~14日 冬木ちゃんねるタグ投稿作品全78件調べ)
1週間辺りの投稿作品から測る「冬木ちゃんねる」投稿者Fateシリーズ既読率
(件数は各作者の自己申告カウント)母数78件・複数回答カウント
Fate/stay night原作プレイ済 7件 9.0%
Fate/EXTRAプレイ済 16件 20.5%
Zero・SNアニメ視聴 22件 28.2%
Zero小説読了 9件 11.5%
Wiki知識 23件 29.5%
pixiv知識・二次創作知識 20件 25.6%
著作権侵害動画(プレイ動画) 4件 5.1%
Fate/stay night原作未プレイ 57件 73.1%
不明 8件 10.3%
「冬木ちゃんねる」投稿作品・各作品の主人公
オリキャラ・転生オリキャラ 67件 85.9%
原作キャラ魔改造 4件 5.1%
ザビ子・ザビエル 3件 3.8%
原作キャラクター 2件 2.6%
成り代わり 3件 3.8%
その他 1件 1.3%
冬木ちゃんねる内 1週間分のヘイト創作率 | 34.6% |
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現在「冬木ちゃんねる」タグ投稿作品の過半数を占めるのは、Fateファンですらない方々の三次創作群と、オリキャラ主人公物です。
「冬木ちゃんねる」は「Fate/Zero」「Fate/staynight」の世界を舞台にしたものが大半を占めるにもかかわらず、ゲーム「Fate/staynight」(全年齢対象版含む)をプレイしたことがある人は10%以下、ライトノベル「Fate/Zero」を読んだことがある投稿者は20%以下だったことがわかりました。「Fate/staynight」・「Fate/Zero」のアニメだけ・漫画版だけは見たことがある」という人も、30%未満です。
「ヘイト創作」タグでFateシリーズ題材作品と「冬木ちゃんねる」が占める割合
現在pixiv小説で「ヘイト創作」タグが付いている投稿作品のうち、759件中751件(99パーセント)が「Fateシリーズ」を題材にしたものです。そのうち90%以上をも占める「冬木ちゃんねる」ですが、大多数の投稿者は原作を読んではいません。
題材作品への愛着や敬意すら無く、原作未読・未視聴のまま三次創作やキャラヘイト、原作キャラをオリキャラのための引き立て役にする事を一切悪びれず、前書きやキャプションで「アニメしか見ていませんが、私なりにどんどん原作ブレイクしていきます」「キャラへのお説教や罵詈雑言があります」「(キャラ名)が嫌いなので殴りたいです」「プレイ動画を見ました」「原作なにそれ美味しいの?状態です」「原作なんてなかった!」などの自己申告をしている方も多く居ます。のように、関連作品すら視聴することなく、二次創作物やWikipedia等で作品に関する知識「だけ」を賄っている方々すら居ます。
「冬木ちゃんねる」作者さんへ
(こちらに挙げられている内容は「冬木ちゃんねる」作品以外のFateシリーズや、他版権作品を使った二次創作・三次創作にも当てはまります。)
Q.ヘイト創作のつもりは無いのに第三者から「ヘイト創作」タグを付けられました
Q.コメントやタグ、メールで注意や抗議を受けたり、低い評価を付けられました
A. 作中で主人公格になる登場人物やオリキャラ、贔屓キャラ以外の登場人物を、やられ役や悪役などの引き立て役や賛美要員のように扱ってはいませんか? 「原作厨」「○○厨」などをやられ役や悪役として作中に登場させてはいませんか?
A. また、原作そのものを読まずに、pixiv投稿作品や同人誌などの二次創作物・動画サイト・資料集やWiki、自分の想像だけで済ませていませんか?
その場合、原作の内容に一度でも触れていればまずありえないような設定ミスや矛盾、キャラ崩壊、無根拠な批判・disが作中で発生している可能性があります。原作で語られたテーマそのものを(自覚が無いまま、あるいは悪気なく)作品内で否定している可能性や、原作キャラクターの核になっている特徴や信念、行動などを、(自覚が無いまま、あるいは悪気なく)作品内で否定している可能性もあります。
また、過度のキャラいじりも、第三者が見れば「ヘイト」だと認識される場合があります。
「○○厨」「○○涙目」「○○ざまあ」「○○爆発しろ」のように、マイナスイメージが強い言葉を登場人物へ付与する事も、閲覧者を不愉快にさせる可能性が高いです。タグ遊びも同様です。
Q.タグいじり歓迎です! / タグで作品への感想やツッコミを入れたい!
A. pixiv百科事典「感想タグ」を読んで下さい。 pixivのヘルプページにも書いてある通り、タグはコメント欄ではありません。
Q.同じ世界観で展開されているTYPE-MOON作品やFateシリーズのうち、作品Aだけを見ました。まだ実際に見た事がない作品Bの登場人物や設定や作品世界を、二次創作で使ってもいいよね?
A. 「題材作品の事は何も知らないけど、ちょっと気になるから描いてみたいな」という気持ち自体は、素直な感情です。でも、想像と又聞きの知識だけで二次創作を行なっても、どうしても限界はあります。
「二次創作やwiki、プレイ動画で知識だけは仕入れたよ。でも今後題材作品にそのものについて知る気はありません」は、論外ですが、原作ゲームでも派生作品でも、アニメ版でも漫画版でも、自分が実際に視聴・プレイ・読了した作品で語られた内容のみの範囲で二次創作を行うのが無難です。
「用語・伏字解説」の中で挙げられている通り、題材作品未読の冬木ちゃんねる作者・読者内で三次創作されるうちに、冬ちゃん読者内の共通認識がおかしな事になってしまったキャラクターや用語、設定が沢山あります。例として「アラヤ」は、TYPE-MOON作品の中で語られた「アラヤ」とひどくかけ離れた《荒谷》という”不可思議な何か”として扱われてしまいました。
Q.同人誌やネットの二次創作、Wikiで仕入れた知識だけでストーリー物の二次創作をして、何が悪いの?
「キャラ萌えのため」「架空の人物に気持よく罵詈雑言を浴びせ、暴力を振るい、説教したい」「人気取りや交流のために、閲覧者が多くて賑やかなジャンルを利用したい」「私が考えたオリキャラや、私の贔屓キャラを活躍させるための舞台と引き立て役が欲しい」ために二次創作する人が居るように、原作と原作内のキャラクター描写にじかに触れ、作品に敬意と愛着を持った結果として生み出された「ファンアート」を求める原作ファンもpixivを利用しています。
Q.何故ヘイト創作だけが非難されて、自重を求められるの?パラレルやエロやBLだって、キャラ崩壊や後ろめたい内容には変わりはないでしょ?
A. TYPE-MOON公式スタッフ様方や原作者様方は、Fateシリーズを含めた二次創作を公式ガイドライン内で許諾しています。 同人作家さんを公式作品に起用することも珍しくありません。公式作品に抜擢された作家さんの中には、TYPE-MOON作品の18禁同人(男女・BL・百合含む)を描いていた方々も沢山いらっしゃいます。TYPE-MOON公式スタッフ様方や原作者様方はオンライン・オフライン問わずファンの二次創作物やネット上の反応に目を通している事を公言し、ファンの二次創作活動を好意的に扱ってもいます。
だからこそ、(TYPE-MOON作品のキャラクターや原作者様方そのものが)面白半分でヘイト・断罪・虐殺・暴行・中傷 される/するような、【TYPE-MOON作品そのものに唾を吐きかける作品群】を、TYPE-MOONファンは受け入れません。
原作と原作者様方へ最低限の敬意も払わない方々や、そもそも公式作品に触れる事すらせずに、作品の看板を利用した侮辱や迷惑行為やクロスオーバーヘイト、メアリー・スーを公の場所で流布する方々を、外部がTYPE-MOONファンの同類と認識してしまった場合、不名誉なレッテルを張られ被害を被るのは、本当に作品を愛している原作ファン達です。
Q.夢もヘイトも表現の自由、スルーするのが大人でしょ?
A. 「嫌なら見るな」「見る方が悪い」と主張する前に、原作のファンやそのキャラクターの純粋なファンも検索する「原作タイトルタグ」や「キャラクター名タグ」「カップリングタグ」を入れていないかどうか、キャプションに原作タイトルやキャラクター名が含まれていないかどうか、チェックしてみましょう。クロスオーバー先の作品名やキャラ名等も同様です。それらの文字列が冬木ちゃんねる作品に入っている場合、スルーしたくても検索の度に「嫌でも」目に入ってしまいます。
「冬木」という単語も、Fateシリーズ本編の舞台になった土地を示す固有名詞であり、原作のファンが思い入れを持っている地名です。
「ゴルゴ」も、本来はさいとう・たかをの漫画作品「ゴルゴ13」の主人公の名前です。
「にわか」「原作未プレイ」「豆腐メンタル」という言葉も、どのような前書き・予防線も、「にわかだから何をやっても許される」「私は原作未プレイなんだから、キャラの性格や一人称や設定が原作と違うからって、ケチを付けるほうが悪い」「私は豆腐メンタルで傷つきやすいんだから、私のやることに文句を付けるな」という錦の御旗や免罪符にはなりません。
Q. 「冬木ちゃんねる」タグやFate関連タグを使わなければ、もしくはマイピクへ移行すれば、今まで通りFate世界と原作キャラを踏み台や引き立て役にしたチートオリキャラ無双や溺愛キャラ無双やヘイト創作が出来るよね?
Q. 別の版権作品に乗り換えれば、今までどおり人気版権作品の世界を乗っ取ってチートオリキャラ無双やヘイト創作してもいいよね?
A. 版権作品を一切使わず、完全オリジナルで行いましょう。貴方がもし、題材作品を未読・未視聴・未プレイのまま、Wikiや二次創作からだけの知識で創作しているのなら、尚の事です。
あるいは小説「バトルロワイアル」の作中ルールのみを使用して登場人物は全てオリジナルキャラクターで行う「オリバト」、架空の聖杯戦争を舞台にしたpixiv内企画「【Fate/pixaria】」の様に、聖杯戦争のルールだけを使用する案があります。
勿論、自作の完全オリジナル作品内で、登場キャラクターを中傷・嘲笑・暴行・殺害・下衆として描く分には、何の問題も生じません。綾辻行人「殺人鬼シリーズ」のように、作者がストレス解消のために執筆している事を公言している一次創作物もあります。
ヘイト創作・「厳しめ」物の作者さんへ
今あなたが行っていることは、ただの「二次創作」「三次創作」ではありません。
「ヘイト創作」は、著作権者から二次創作コミュニティ全体への信用を損なわせ、二次創作・三次創作そのもののイメージを低下させる、最低最悪の恥ずべき行いです。
冬木ちゃんねる用語・伏字解説/Fateシリーズ内ヘイト創作での原作関連用語・登場人物の扱い
「原作未プレイ」というタグ・注意書き
ここで言う「原作」は、狭義ではPCゲーム「Fate/staynight」(あるいは全年齢対象の家庭用ゲームソフト「Fate/staynight[Realta nua]」)を指す。広義では「Fate/hollowataraxia」「Fate/EXTRA」、「Fate/EXTRA-CCC」、小説版「Fate/Zero」を含むこともある。
主な例として「Fate/EXTRA」や「Fate/Zero」のみプレイ・読了・アニメ視聴済み(あるいはそれすら把握していない)状態で、「Fate/staynight」「Fate/Zero」の世界(つまりは四次聖杯戦争・五次聖杯戦争)を舞台にする場合か、ゲーム「Fate/staynight」のキャラクターを作中に登場させる場合に「原作未プレイ」という表記がよく利用される。
「原作未プレイ」の上に、「にわか」「wiki知識」「二次創作知識」「プレイ動画」とタグや前書きにある場合、Wikiや二次創作、違法アップロード動画の知識のみということになる。
FateシリーズおよびTYPE-MOON作品は長編ノベルゲームが主体のため、実際にそれぞれの作品を通しで読破しないと詳細を把握できないキャラクターや世界設定が多く存在している。キャラクターの造形自体がゲームシステムと深く結びついている者や、ゲームのルート分岐によって全く異なる側面を見せる者も居るため、文字を読むだけで総プレイ時間60時間(文庫本換算で20冊前後)以上かかる「Fate/staynight」本編のうち一部分を抜粋されたプレイ動画やTVアニメ版・劇場版アニメのみを見ても、全容が掴めないキャラクターや解釈が著しく分かれるキャラクターも多い。
ましてやWikipediaや、(独自研究やファンの憶測が入り資料性に欠ける記事も多く、趣味性が強いwiki群である)ピクシブ百科事典やニコニコ大百科やTYPE-MOON Wiki、二次創作物、抜粋動画に目を通しただけで二次創作を行うと、設定ミスやキャラ崩壊、致命的な矛盾点が生じるのは当たり前だが…?
原作を愛し絶対のものとして妄信する仮想敵「原作厨」という存在
現在の冬木ちゃんねるは現実世界からFateシリーズの読者達が大量に転生し、原作の知識を持ったオリキャラが第4次聖杯戦争に巻き込まれる、介入するという形のものが多い。その際の障害となるのが「原作を愛し絶対のものとし、原作にない異分子であり原作の流れを変えようとするオリキャラの行動を阻もうとする存在」=「原作厨」である。
「原作や原作の物語を愛する人間」をモデルに【実際のその人物ならばまず取らないような架空の下衆行動をさせ、横から非難を浴びせる】という、キャラヘイトの文法に則ったキャラ付けがされていて、いわば「原作」と「原作ファンそのもの」をヘイトするために作り上げられた存在と言える。実際、冬木ちゃんねるでの「原作厨」はモブオリキャラ主人公のいじめ役、チンピラ役等の悪役や噛ませ犬、説教対象や断罪対象として描かれている。
代表的な例に、「モブオリキャラ主人公の活躍によって4次聖杯戦争以降の歴史が改変された冬木ちゃんねる世界が)原作通りの筋書きを辿らなかった事に怒り狂った”原作厨”」が、”原作通り”に新都の住宅街を火の海にしようと行動したり、子供時代の主人公やヒロイン達を誘拐、虐待する(あるいは、危害を加えようとしてモブに制裁を受ける)パターンが挙げられる。
二次創作物やWikiによる又聞き、違法動画や脳内の想像だけでヘイトや批判・極端なキャラいじりや原作の内容に踏み込んだ二次創作をするのであれば尚更、原作の内容を知っている読者から指摘や注意、原作ソース付きの反論を受ける事になるが、それらの反応を示した原作ファンへの冬ちゃん作者達の不満からか、本来「物語を面白くするため、主人公格キャラクターに反発する意見を持つ集団」という位置でしかなかった「原作厨」に、「原作ファンそのもの」をヘイトする要素が付与される傾向にある。
勿論、冬ちゃん作者がそもそも原作を読んでいない場合、作中に登場する「原作厨」の言動や主張も的外れであり、本当の「原作」であるTYPE-MOON作品内で語られた内容や原作の流れとも大きく乖離しているという不思議な事態に陥る。
原作のファンが自嘲や自虐、謙遜として「原作厨」を自分から名乗る場合とは異なる、独自の言葉である。
「鬱」「絶望」の象徴として混同され全責任を押し付けられる原作者「きのこうろぶち」
Fateシリーズ原作者・奈須きのこ氏とFateシリーズのスピンオフ作品「Fate/Zero」の作者・虚淵玄氏を指していると思われるぶっちー(うろぶっちー)・きのこうろぶち・なすきのこ・なすピーマンという文字が、「冬木ちゃんねる」作品のタイトルや前書き、作中に登場する。各作品の>>1に、「なすきのこでうろぶちな時空だよ!」「なすピーマン、ぶっちーという文字に聞き覚えがない奴はブラウザバック」「なすときのこのうろぶち煮込み」などの文字が踊るものが多い。
「バッドエンド症候群」を自負する虚淵氏とは対照的に、奈須氏の作風は「どんな運命を辿った登場人物にも一条の尊い光を与える」「必ず最後に愛が勝つ」という人間賛歌がテーマであり、両作者の違いは小説版Zeroのあとがきにもはっきり記述されている。
しかし、そういった背景を知らない原作未プレイの冬ちゃんユーザーあるいは小説版Zero未読のユーザーによって、奈須氏まで「鬱」「絶望」の象徴として虚淵玄氏と一緒くたに扱われ、なぜか全責任を押し付けられることが多い。
その他頻出単語・用語
転生・・・こちらの項に詳しい。 →転生オリキャラ 現在、冬木ちゃんねる作品の大多数は、TYPE-MOON作品の読者達が冬木市に大量に転生・憑依し、掲示板住人として物語に介入しているという形式で書かれている。
一般的な意味ともTYPE-MOON作品で使用される意味とも異なる独自の言葉である。
冬木ちゃんねる・英霊ちゃんねる・・・ネットの何処かにあるという設定の匿名掲示板。「転生憑依」「このスレは釣り」「なすきのこうろぶっちー」「厨二ワード大量」「電波」等の注意喚起文が1に書き込まれる。
>>1/モブ/モブ主人公/転生モブ/転生オリ主・・・冬木ちゃんねるでは、その物語で主人公格になるオリジナルキャラクター(>>1)への「オリキャラ」「オリキャラ主人公」「夢主」表記を避けて「モブ」という表記を使うことが多い。現在の冬木ちゃんねるは原作知識持ちの転生憑依者が>>1になることがほとんどである。現実世界から転生し、原作の知識を持ったオリキャラに0-10(=令呪)が宿り、第4次聖杯戦争に介入するという形のものが多い。神様視点やチート能力を持つ場合が多い。
こちらの項に詳しい。 →冬ちゃん派生オリキャラ
ヘイト・・・同義語に「厳しめ」「ざまぁ」「プギャー」「制裁希望」「○○涙目www」「○○は氏ね」「○○フルボッコ」「○○嫌いじゃないですよ」などのタグ・キャプションが付く場合が多い。
乖離厨・・・原作厨に対し、「原作のキャラを愛し、劇中で原作キャラに起こる悲劇を回避しようとする存在」=「乖離厨」である。
凸厨・・・原作厨、乖離厨問わず、聖杯戦争の流れを自分の思うようにしようとして行動に移した存在のことである。主役となるオリキャラとの違いは主人公補正のみ。
原作厨から進化した場合は、よく殺される。
すいーつ()/スイーツ・・・「恋愛脳or恋敵ポジションのちゃらい女」を指す。
救済・・・作者が救済対象と認定したキャラクターに作者の考えた「幸せ」(=原作とは異なる結末)を与えること。なお、原作で語られたそのキャラクターの願望や悲哀や行動原理や信念は無視される事が多い。
例:「ゴルゴはさっさと心折って爺さん化させよう」「婚約者は黒子より、愛してくれている水銀先生を愛するほうが幸せになれるよ」「雁おじの骨折りを優雅家(=遠坂家)の人たちとブロッサムちゃんは評価していたわってあげるべき」
救済対象キャラへの救済描写よりも、対向する登場人物や「○○厨」への制裁描写や虐殺描写のほうに、明らかに力が入っている場合も。
脚本・・・Fate/Zero、Fate/stay nightのストーリーそのもの( = 公式作品通りの物語の流れや、公式が発表した通りの設定)を指す、メタフィクション的な単語。多くの場合「あなた方原作厨や乖離厨が愛する「原作」とやらは、虚淵玄や奈須きのこの脳内で作られたただの"脚本"であり、現実ではありません」「原作でキャラクターが酷い行動をさせられ、悲惨な結末を迎えたのは脚本のせいだ」という意味の、否定的な文脈で用いられる。
現実・・・「脚本」の対義語。【あなた方原作厨や乖離厨が愛する「原作」とやらは、絵空事であり、紙の上の幻想です。この冬木ちゃんねる作品内で作り変えられたFate世界こそが唯一無二の真実であり、現実です】という意味で、「作者が作りなおしたFate世界」に異を唱えるモブへの「現実を見ろ」「ここが現実だ」の用法で使用される。
まじゅちゅ・まじゅちゅし・・・冬木ちゃんねる独特の方言で、「魔術」・「魔術師」の意。
余事・誤字・・・「第四次聖杯戦争」「第五次聖杯戦争」の意。
荒谷・・・TYPE-MOON作品における「アラヤ」を指していると思われる。本来は世界の安全装置であり、人類の持つ破滅回避の祈りからくる普遍的無意識領域を指す単語。Fate/staynight凛ルートやFateシリーズの原作者・奈須きのこ氏の小説「空の境界 5章・矛盾螺旋」の重要キーワードであり、作中で詳細に説明されるため、原作ファンには馴染みのある単語。
…だが、冬木ちゃんねるでは何故か、ボコれば済む悪の権化と思われたり、断罪される、断罪ツールにされる、爆発させられる、不幸をメシウマされる、果ては地名と思われるなど、散々な扱いを受けている。
アラヤは総てのヒトがこれと繋がっている代物(ヒトの願望の集合体のようなもの)なので、(実際にそのような事が可能か否かは別として)爆発させたり、アーチャー(Fate/staynight)のようなアラヤ側の抑止力として使役されている英霊の本体を勝手に開放するような真似は「荒谷涙目wメシウマwww」「荒谷終了のお知らせ」どころか自動的に人類の歴史も終了する可能性が高いが、そのような諸問題が冬木ちゃんねる内でまともに取り扱われる事は極めて少ない。
(原作ファンにも冗談交じりで、「アーチャーたち守護者をこき使うブラック企業」扱いされることが多いアラヤだが、そのブラック企業アラヤ(=抑止の守護者の雇い主)とはある意味、人類全員の事でもある)
蟲倉・・・間桐家地下の汎用制裁ツール(兼・陵辱ツール)。概ね、「○○厨」や遠坂時臣、遠坂葵、遠坂凛が犠牲になる。なぜか衛宮切嗣もよく犠牲になる。
ざまぁwww ・・・ 冬木ちゃんねる作品に限らず、ヘイト創作への称賛タグや、ヘイト行為を気持よく正当化するために頻出する言葉。
一方、Fateシリーズのメインライター・奈須きのこ氏が監督した公式ドラマCDで、Fate/staynightの主人公・衛宮士郎本人は「ざまぁwww」という文面に対して「凄まじいな。 内容じゃなくて、これを書面に起こせる精神性が」と引き気味のコメントを残している。
Fateシリーズを題材にしたヘイト創作においての原作キャラクターの主な扱い
おじさん・雁おじ・蟲おじ・・・Fateシリーズの登場人物・間桐雁夜を指す。アニメ版Fate/Zero初期に「少女を助けるために命を賭けた悲劇のヒーロー」のような描写をされ、「雁夜おじさん大人気」とネットニュースで大きく取り上げられたためか作中の行動を全肯定される事が多く、「Fate/Zero唯一の善人にして常識人」のようなポジションに据えられる。「原作で不遇な目に遭ったまま死亡した彼を、何としてでも救済したい」というモブが一致団結して、オリキャラ主人公による物語の修正を支援するパターンが多い。
当主雁夜に代表される最強設定やチート設定、英霊化、Fate/Zeroのみならずstaynight・EXTRAなどのFateシリーズの垣根を超えて、万人に好かれ守られるハーレムシチュエーション等が付く場合が多い。
多くの冬ちゃん作品で『間桐雁夜やケイネス=救済対象、遠坂家や衛宮切嗣=断罪対象』の図式が成立しており、本来公式でない設定まで、誤解とともに浸透してしまっている。
ブロッサムちゃん・・・Fateシリーズの登場人物・間桐桜を指す。雁夜を慕い、虐待に耐え忍ぶ健気な幼女という扱いが多く、「転生モブの俺がとりあえず蟲家(=間桐家)を襲って蟲爺(=間桐臓硯)をころころ(=殺害)して、ブロッサムちゃんと蟲おじ助けてくる」という出だしが4次介入物には多い。
ゴルゴ・・・Fateシリーズの登場人物・衛宮切嗣を指す。原作内でも「外道」と呼ばれる場面や、実際に目的遂行のための手段を問わない場面が描かれた人物だが、ヘイト創作が広まるにつれ、本来公式でない設定まで、「諸悪の根源」「断罪されて当然の外道」等の誤解とともに浸透してしまっている。「"判断ミス"で冬木大火災を引き起こした張本人」という事実歪曲や、Wiki等の記述をを文字通りに捉えた「士郎に"呪い"を残した」「アーチャーが世界と契約し英霊になったそもそもの元凶」という解釈のもと、Fate/Zero、Fate/staynight作中描写よりも下衆な言動を取らされた挙句に殺害される、蟲倉行きなどの制裁を受ける事が多い。
ブラウニー・ショタウニー・・・Fateシリーズの登場人物・衛宮士郎を指す。
第四次聖杯戦争を舞台にしたものが多い冬木ちゃんねるでは、本来ならば最後の最後でしか関わることは無いはずである。しかし、原作厨・乖離厨の悪辣さを表現する為に危害を加えられる被害者役、一方でオリキャラの脚本を壊し現実を変えるという行動を擁護・正当化する為にオリキャラの親族であったり懐くなどする救済対象役、衛宮切嗣への断罪執行役として大活躍させられている。
赤弓・紅茶・・・Fateシリーズの登場人物・アーチャー(Fate/staynight)を指す。第四次聖杯戦争介入IFや、救済対象・救済役として人気が高い。
彼が救済対象になる作品には荒谷爆発や荒谷ざまぁもよくセットで付いてくるが、あらゆる人を平等に救える存在になろうと願い、守護者となって人間の滅亡を食い止める一端になるのならそれでいいとアラヤと契約した人物なのに、そのアラヤを世界人類の未来ごと爆発させられる彼の心境や如何に。
そんな人気者の彼だが、原作未プレイの二次創作作者からは、Fate/EXTRA本編で名乗ったEXTRA用の真名すら無視され、EXTRA準拠の作品ですら、Fate/staynight版の真名で呼ばれてしまう事も多い。ちなみにFate/staynight版の真名は、その文字列自体がゲーム「Fate/staynight」中盤・最大級のネタバレのため、原作ファンの地雷を踏む確率が高い。
EXTRAの彼が何故「無銘」という真名なのかはFate/EXTRA本編で、それぞれ本人の口から語られているが…?
なお、Fate/EXTRAの女主人公が主体になる作品では、他の男性キャラクターと恋仲になる女主人公に歯ぎしりをする当て馬役として嘲笑を受ける他、断罪対象になる事が多い。→参考:pixiv百科事典「『紅茶爆発しろ』-過去の版」、pixiv百科事典「『士女主』-過去の版」
優雅・・・Fateシリーズの登場人物・遠坂時臣を指す。アニメで省略されてしまった「桜の養子問題」等への誤解が原作未読者の間で広まるにつれ、本来公式でない設定まで、誤解とともに浸透してしまっている。Fate/Zero、Fate/staynight作中描写よりも下衆な言動を取らされ、モブから説教を受ける・暴行を受ける、惨殺される、蟲蔵へ突き落とされるなどの苛烈な制裁を受ける事が多い。妻子であるAOIさん(=遠坂葵)、ロRIN/優雅ちゃん(=遠坂凛)が制裁対象に含まれる事も多い。
RYUちゃん・・・Fateシリーズの登場人物雨生龍之介を指す。生粋の殺人鬼という設定のキャラクターのため、「Fate/Zero」作中で彼が起こした少年少女連続誘拐殺人事件を事前に阻止するという展開が4次介入物には多い。「間桐邸襲撃・雁夜と桜を救出し臓硯を本体ごと殺害」「倉庫戦へ強力サーヴァントを連れたオリキャラが乱入」と並んで、龍之介を逮捕まで導く(あるいはオリキャラやオリキャラの協力者が龍之介をキャスターごと殺害する)展開が組み入れられる事が多い。
かませ先生・水銀先生・・・Fateシリーズの登場人物ケイネス・エルメロイ・アーチボルトを指す。Fate/Zero本編で悲惨な最後を遂げたためか、間桐雁夜と同じく、冬木ちゃんねる内では比較的優遇されやすいキャラクター。
ザビ子(女主・女主人公)・ザビ(男主・男主人公)・・・「Fate/Extra」の主人公を指す。無個性主人公という特性から、書き手のアバター(女主人公の場合は夢主)のように使われる事も多く、冬木の四次・五次聖杯戦争に主人公格として登場した場合は、生身の肉体への転生に加えてサーヴァント複数体同時使役、RPG主人公の特性をZero・stay nightの世界観へ持ち込んだレベルカンスト・強力な礼装などのチート能力で無双する。Fateシリーズの垣根を超えて万人に好かれ、Fate/staynightやFate/Zeroのキャラクターと乙女ゲームの様に恋愛・逆ハーレムするシチュエーションを付与される事も多い。
参考リンク
TYPE-MOON2009年エイプリルフール「戦車男」
TYPE-MOON2010年エイプリルフール「TMitter」(時系列順まとめ)
(TYPE-MOON作品には「戦車男」の他に「TMitter」というTwitterパロディ(こちらもエイプリルフールネタ)があり、登場人物たちがネットに書き込みをするネタが複数存在している。)
関連タグ
冬ちゃん派生オリキャラ・・・「冬木ちゃんねる」タグでのオリキャラの扱いに関する解説が書かれている。
冬ちゃん派生・・・「冬木ちゃんねる」作品への、タグ住み分け提案が書かれている様だ。
月ちゃんねる・・・Fate/EXTRA専用のちゃんねるタグ。Fate/EXTRA・Fate/EXTRA-CCC原作キャラクター主体の作品が中心のようだ。
ヘイト創作・・・ FateSSについての提案 などのマナー喚起によって、(ヘイト創作を目にしたくないユーザーへのマイナス検索用途を兼ねて)冬木ちゃんねるタグと併用して「ヘイト創作」タグがよく使用されている。
原作未プレイ 原作未読 Wiki知識・・・Fateシリーズに限らず、二次創作物やWikiで概要を知っただけで作成された三次創作物(特に漫画作品・小説作品)には、マイナス検索用途を兼ねてタグ付けの徹底が推奨される。