キュアブロッサム
きゅあぶろっさむ
大地に咲く一輪の花、キュアブロッサム!
概要
花咲つぼみが変身香水「ココロパフューム」を使いプリキュアに変身した姿。1話から登場。
大地と桜の戦士でイメージカラーはピンク。パートナーはシプレ。
(本気モードになる)決め台詞は「堪忍袋の緒が切れました!」
「キュアブロッサム」の命名はつぼみ本人によるものである。
ある日、こころの大樹の妖精と彼らを追ってきた砂漠の使徒に遭遇し騒動に巻き込まれてしまう。
その場を切り抜けるため素質のあったつぼみは妖精に言われるままやむを得ず変身したが、力を制御できずに自滅、
謎の青年に救われなんとかその場を切り抜ける。
その後、先代プリキュアのキュアフラワーである祖母薫子から世界の砂漠化という敵の目的を聞かされる。
再度襲ってきたデザトリアンから薫子やえりかを助けるため再び変身。
相変わらず弱かったが、苦しむえりかやデザトリアンに散らされた花を見て、初 「堪忍袋の緒が切れました!」。
以降は力を制御できるようになった。
それからは、こころの大樹やこころの花を守るために砂漠の使徒と戦うことを決意。
何かと他のプリキュアの足を引っ張ることもあるが、みんなに暖かく見守られながら成長していく。
38話でハートキャッチミラージュの力でスーパーシルエットのスーパーキュアブロッサムに2段変身できるようになった。
プリキュアオールスターズDX2でキュアレインボー、DX3でスーパーキュアブロッサムに変身。
キュアレインボーは当時デビューしたての時期に公開されたDX2の限定フォームなので、その成長度は歴代屈指である。
ちなみに、スカート下にはショートのスパッツをちゃんと履いている。
(28話などを参照。ハトプリの他メンバーも同様)
史上最弱のプリキュア (以降ネタバレ注意)
初変身した時に、「敵を恐れ逃げ惑う」「力を制御できず自滅」といったお茶目な姿を見せ、
敵幹部サソリーナから「史上最弱のプリキュア」呼ばわりをされてしまった。
のちに力を制御できるようになり、戦力の一人として普通に敵と戦えるようになったものの、マリンよりも体力不足な描写があったり、サンシャインとは戦力的な差があった。
(一人だけ戦力の抜きん出たムーンライト登場以降は差が霞むが。)
性格においても、控えめであり、他の仲間のように自分のコンプレックスを克服していなかったため、37,38話の試練では一人だけ心を揺さぶられ挫けそうになり試練の突破が大きく遅れたりした。
しかし、やさしく感受性の強い性格でもあるため、プリキュアの絆や使命をとても大事にしており、
プリキュアとして触れてきた人々の心から、どんな人も悩み苦しみを抱えながら光を求め生きていることを学んでいった。
そして、最終決戦では、大切な仲間や家族、友達のいる大好きな世界のためにみんなの心を必ず守ってみせること、
史上最弱のプリキュアでもその気持ちは誰にも負けないことを言い切って、ダークプリキュアに苦戦するムーンライトの心を奮わせた。
さらに、格上のダークプリキュアの攻撃から戦意をなくしたゆりを守りきって励まし、憎しみに飲まれたゆりを叱ってプリキュアとしての決意と使命を取り戻させるなど、憧れの存在であるムーンライトを支え並び立つまでに成長した。
アイテム・必殺技
ブロッサムタクト
キュアブロッサム専用のフラワータクトの名称
胸のハートから取り出すタクトと言うには大沙汰すぎるタクト。
くるくる回るクリスタルドームがついており、ここを回して必殺技を発動する。
必殺技がヒットしたらクリスタルドームを回して浄化する。
その動作から視聴者からマニ車と呼ばれたことも。
単独技
プリキュア・ピンクフォルテウェイブ
ブロッサムタクトからピンクのエネルギー弾を飛ばす。浄化技だが攻撃にも使える模様。
でかい相手に対しては一発では足りない。
必殺技だが燃費が良いのか割とバンバン撃てるようだ。
合体技
プリキュア・フローラルパワー・フォルティシモ
マリンとの連携で放つタクトを使った必殺突進技。
相手の背後で「ハートキャッチ!」の掛け声と共に決めポーズをとった瞬間、爆発が起きる様は完全にヒーローアニメである。
その後のタクトクルクルタイムがちょっと締まらない。
基本的にプリキュアが二人居ればできるようで、48話ではムーンライトとのコンビで放った。
プリキュア・シャイニング・フォルティシモ
マリンとサンシャインとの連携で放つ強化必殺突進+合体浄化技。
サンシャインが作り出した太陽に突っ込んで金色にコーティングされたフォルティシモ。
強化デザトリアンを倒せるがダークプリキュアには通用しなかった。
それぞれくわしいことはここ参照。
他にも、飛行用アイテムとして妖精が変身した妖精マントがある。色は薄いピンク色。
戦法・技一覧
変身前の身体能力が変身後に反映されるため、ブロッサムの身体能力はハートキャッチのプリキュアの中で一番低い。(それでも常人を凌駕しているが)
しかし遠距離・近距離ともに色々な技を編み出し、臨機応変な戦い方ができる。
なかでもおしりパンチの存在感は凄まじく、本作品における「○○パンチ」シリーズを生み出す契機となった。
最初はスペック・技ともにマリンに遅れをとっていたが、8話以降次々と技を編み出し、我武者羅で力任せなマリンと差別化されてきている。
エネルギーの色はピンク。
単体技の一覧
名称 | 内容 | 初出 |
---|---|---|
ブロッサム・おしりパンチ | 高速でおしりから相手につっこむ打撃技 | 6話 |
ブロッサム・シャワー | 手から桜吹雪のようなエネルギーを放つ技 | 8話 |
ブロッサム・フラワーストーム | 桜吹雪を身にまとって竜巻を起こす技 | 8話 |
ブロッサム・インパクト | エネルギーを掌に込め、敵に叩きつけたり敵に向かってエネルギーを解き放つ技 | 11話 |
ブロッサム・ダブルインパクト | それぞれの手にプリキュアパワーを集中させて同時に放つ掌底 | 11話 |
ブロッサム・スクリューパンチ | 拳から桜吹雪を螺旋状に放つ技 | 22話 |
ブロッサム・ぜんぶパンチ | 体を大の字に広げ体当たりする技 | 25話 |
ブロッサム・シュート | 両手から小型弾を連射する技 | 41話 |
連携・合体技一覧
名称 | 内容 | 初出 |
---|---|---|
プリキュア・ダブルシュート | 掌大のエネルギー弾をマリンとの連携で一発ずつ発射する技 | 9話 |
プリキュア・大爆発 | マリンとの連携、手を繋ぎ二人のプリキュアパワーを周囲に放出 | 10話 |
プリキュア・インパクト | 一箇所に集まったプリキュア達がプリキュアパワーを集中し全員同時に放つ掌底 | 30話 |
プリキュア・からだパンチ | マント状態で空中から全員で体当たりする技、ぜんぶパンチとそっくり | 40話 |
ダブル・からだパンチ | マリンと同時に行ったからだパンチ | 40話 |
プリキュア・クリスマス・インパクト | マリンと共に二人の手足を使ってハートの形を作り、そこからハート型のエネルギーを敵に向かってビームのように解き放つ技 | 44話のみ |
プリキュア・ダブルインパクト | サンシャインと一緒にエネルギーを込め、同時に片手を敵に叩きつける技 | 45話 |
(名称不明) | ムーンライトとダンスの様に向かい合って片手を繋ぎ、お互いの空いている手をくっつけハート型のエネルギーを設置、そこに繋いだ方の手を叩きつけ光線を放つ技(プリキュア・クリスマス・インパクトと似ている) | 48話 |
プリキュア・こぶしパンチ | 格段にパワーアップしたブロッサムのパンチ技。猛烈なパワーで敵をやっつける | 49話 |
※基本的にプリキュア全員(その時点で)で行う技はプリキュア、2人だとダブル、 個人だと技の発動者の名前がそれぞれ技名の頭につく。
備考
- 髪を留めているリボン部分が壊れると色はそのままのロングヘアーになる。(劇場版)
- 48話では、つぼみとゆりの組み合わせでの変身を初披露した。
ヘアスタイルとスタイル
ヘアスタイルはピンクのポニーテール、花の飾りをつけた髪留め、耳のしたには、つぼみのような毛がある。
全身スタイルでは、かなり短い丈のスカートを穿いているのだが、下にはちゃんと短パンくらいのスパッツを穿いている。
色はイメージカラーと同じピンク色。ブロッサムをはじめとした3人で、マリン以外はロングブーツ(ブロッサムやマリン以外は編み上げロングブーツ)である
劇中ではほぼ描かれていないが、フィギュアなどで確認できる。
残念なのか、ほっと一安心なのか。キュアマリン、キュアサンシャインも同様。
これは『メイン視聴層である女の子の立場に立ち、素肌や下着などの露出は極力、抑える』という制作側のスタンスに基づき、全シリーズにおいて徹底されていることでもある。
コスパが登場しているキュアブロッサムのTシャツに関して
Tシャツで作られているブロッサムは変身後の決めポーズであり、色は赤色と黒色。本物のピンク色でつけられているのは黒色。
登場データ
DX1 | DX2~AllStage | DHD | DAS | キャラクターショー | 花の都 |
× | ○ | 3シリーズとともに登場 | 8シリーズとともに登場 | ○ | ○ |
DX3のチームはピンクチーム