概要
ギャラルホルン編やLOST_SONG編に次ぐ、長編クエスト第三弾。
2021年12月19日に公開されたWEBラジオ「戦姫絶笑シンフォギアRADIO出張版 ~UNLIMITED XMAS2021~」にて、本イベントの配信決定が発表され、2022年1月31日より第1章がスタート。
第2章は同年4月30日に公開された。
あらすじ
第1章
つかの間の平和な時を謳歌しつつも、予期せぬ大規模な災いに備えるシンフォギア装者。
そんな中、響と未来はヒーローを目指す少女・水流(みながれ)明日香と出会う。
そして、謎の炎の巨人との戦いの果てに迷い込んだ、滅びと絶望の世界・・・。
落日の大地に、明日を願う声が響くとき、物語(セカイ)の結末(あした)を決める戦いの幕が上がる!
第2章
絶望のミライは、イマと地続きだった・・・
その連鎖を断ち切るべく、装者達は再び終焉の権化に臨む。
そして力を持たぬものもまた、各々の戦いに身を投じる。
果たして未来を染めるは、希望の歌か、それとも万劫の闇か……。
主な登場人物
物語の主軸となる者達(メインビジュアルの3人)
平和な日常の中でかつての二度にわたる大きな戦いを振り返り、「大切なものを護れる自分でありたい」と改めて誓う。
どんな時でも響を支え続けてきた“陽だまり”で、本イベントでも
本イベントのオリジナルヒロイン。
かつて歌の戦士に助けられたことがあり、彼女のようなヒーローを目指す礼儀正しい熱血少女。
第1章ではイシム(赤)とその眷属たちに狙われ、続く第2章ではなぜか眷属を出現を察知できたのだが・・・、
本編世界の装者達
第1章にて、崩壊した世界でスサノオのギアを身に纏う。
第1章にて、崩壊した世界でツクヨミのギアを身に纏う。
第1章にて、崩壊した世界でアマテラスのギアを身に纏う。
並行世界を守護する三柱
- ツクヨミ
月読調とリンクしている、ギャラルホルン編から登場している並行世界の管理者の一柱。
- スサノオ
『LOST SONG編』で初登場した、三柱唯一の戦闘担当である炎の巨神。
- アマテラス
『LOST SONG編第3章』にて、全並行世界の崩壊を止めるべく並行世界の装者達を一つにまとめた。
明日香以外の、本イベントオリジナルキャラ
- イシム(赤)
本長編イベントで装者達と戦う、正体不明の禍々しい巨人
無数の眷属を精製する能力を持ち、何故か明日香を狙って攻撃してくる。
第1章の「とある崩壊した並行世界」で、三柱の助力を得て倒したが・・・、
- 茶蔵紀輔
第2章から登場した、明日香の師匠でもある豪快な男。
風鳴弦十郎の知り合いで、「格闘ゲームを極めたから、今度は自身の肉体をもって現実世界を攻略しよう」と考える程の類とも。
キーワード
ガーディアンギア
スサノオたちガーディアン3柱の力の残滓によって発現した、デュオレリックの一種。
翼がスサノオギア、調がツクヨミギア、切歌がアマテラスギアを身に纏う。
崩壊した世界
第1章で、謎の巨人(イシム)と戦闘後に響たちが迷い込んだ、荒廃した未知なる世界。
・・・しかし、風化が激しいカ・ディンギルや地下にあった二課に似た施設、旧首都庁ビルの上部にぶつかったチフォージュ・シャトーと、その内部に刻まれた彼女からの遺言・・・、
さらに、S.O.N.Gの潜水艦らしき廃墟から発見されたマグカップの形状から、響は「未来(あした)の本編世界」と推察し・・・。
関連タグ
第2章終盤のネタバレ
イシムと彼女の関係
- イシム(覚醒形態)
第2章終盤にて登場した、しっかりとした自我を持つ本来のイシム
その正体は、アヌンナキによって創られたガーディアンの初期型で、ツクヨミやスサノオ、及びアマテラスの同類
しかし感情を持つがゆえに、与えられた使命よりも、守るべき存在のルル・アメル(人間)を滅ぼす楽しみを優先し暴走
ツクヨミ達3柱に倒された
・・・だが、聖遺物・オケアノスの力を使って(自身が見下している)人間の血の中に封印を施した。
そして、悠久に近い永き時を経た現在にて、水流明日香を依り代に復活を果たしたのであった。
更には、オケアノスの力のよってギャラルホルンの持つ「並行世界の繋がり」を遮断するだけでなく、ギアの機能をも完全に停止するという、これまでにないほどの絶望を装者とプレイヤーに与えた。
遥かな太古に、血の中にイシムを封印されてしまった人間の末裔。
眷属の出現を察知できたのも、その身に大元であるイシム本人を宿していたからであった。
イシムが完全復活しても、その肉体は明日香自身のものなので、その意識はしっかりと残っており・・・、
響の呼びかけに応じてイシムを抑えた時、装者達に「自分を殺してください」と懇願したが・・・。
- 聖遺物オケアノス
その能力はあらゆる「流れ」に干渉というものであり、簡単に言えばベクトル操作である。
能力の凄さは一方通行のようなものと思っていればいい。
はっきり言うととてつもないチートである。
その特性を活かして、イシムは人の血脈という「流れ」に干渉し、復活の為の依り代を作ったり、ギャラルホルンやシンフォギアの機能の「流れ」を遮断した。
しかし、イシム曰く時間への干渉は無理とのこと。
解説・考察
この第2章が配信される前のメインイベントである紅蓮のアイソレーションでは奏や錬金術師達の世界のギャラルホルンのゲートがいきなり閉じられた事によってピンチを迎えていた。
このイベントだけでは何が起こっているか分からなかったが、今回のイベントでそれの解答がでた。
(イベント前半中で奏が前イベントの最初に向かった土地の名前を挙げており、それが今回が前イベントの前日談であるヒントとなっている。)
今イベントではXV最終回とのシェム・ハとの対話も大きく関与するので、本編のその後と大きく関わる話になる事が予想される。
また、ギャラルホルンを使わない並行世界の移動は他の世界の住人が行えるが、そもそもこの世界の並行世界との繋がりを遮断されているので、それを利用するにしても本編世界への移動は困難または不可能であると言うのが後の最終章で明かされる。
完全な余談
第2章で未来を含めた本編世界の装者達の今イベント用のギアが立ち絵で全員出揃ったが、配信当時は未来とマリアのギアがプレイアブル化されておらず、未来はその後のメモリアイベントで実装されたが、マリアは2022年5月26日現在実装されているが、イベント内のボーナスはつかないという不遇な扱いを受けている。
ネタバレ後の関連タグ
スーパーロボット大戦α外伝…イベント第1章で訪れた世界は本作に登場する未来世界のようなものとなっている。
最終章で、1章で登場した世界が明日香救出かつイシム討伐に失敗した未来の本編世界という事が判明し、そういった現代での味方達の行動が失敗した未来という点でも共通している。(ただし、シンフォギアの未来世界の方が人が全く住んでいない分α外伝の方がマシである)
ここからは最終章のネタバレ
最終章
近付いてくる破滅の跫<あしおと>。
ミライとイマの奔流に、分水嶺は未だ見えず。
絶望に沈んだ希望<あした>をすくい上げるため、それでも装者たちは進み続ける。
これは、光<みらい>に手を伸ばす者たちの、命<いま>の唄――。
最終章の判明した事
- イシム(赤)
その正体はイシムの予想以上に膨張した明日香の絶望により変貌し、明日香の意識が表に出たイシムであり、明日香の成れの果てであった。
最後は現代の明日香により眠りに付いた。