概要
1977年4月4日から同年9月5日にかけてフジテレビ系列の基幹局とサガテレビで放送されたテレビアニメ。製作は日本アニメーション。全23話。
『サインはV』の原作者・神保史郎が原案を担当、『アタックNo.1』の演出を務めた黒川文男と岡部英二、脚本を務めた七条門らが参加した。
78年に日本で開催されたバレーボール・ワールドカップを臨んで企画されたスポーツアニメーションだった。
ただその一方で、本作の放送枠であったフジテレビの月曜夜7時台前半はローカルセールス枠であったため、放送日時を差し替えた系列局ばかりか、本放送が終わってから平日夕方のベルト番組という形で放送した系列局や、放送自体行わなかった系列局も存在した。その一方で、TBS系列局のテレビ山梨と岩手放送でも放送されたことがある。
あらすじ
橘高校3年に進級した聖美々は、高校生活最後の1年間をバレーボールに打ち込もうとした。だが1年前、同校バレーボール部は過酷な練習のために部員が亡くなった悲劇があり、事実上活動を停止していた。美々はバレー部の再建を図るため懸命に新入部員を集めようとする。そして、転校生の一条明日香が以前の学校で強豪選手だったことを知り、入部するよう働きかけるのだが…。(公式より)
主な登場人物
聖美々(ひじり みみ)
声 - 小山まみ
本作の主人公。橘高校3年生にしてバレーボール部所属。バレーをこよなく愛し、高校生活の最後をバレーにかける。第14話からはキャプテンになる。口癖は「いたって快調!」。
一条明日香(いちじょう あすか)
声 - 吉田理保子
副主人公。3年生部員。美々と並ぶ実力者で、容姿端麗な美少女だが、傲慢で人間不信な性格。入部したのも「キャプテンにするなら」という理由だった。
杉原ゆかり(すぎはら ゆかり)
声 - 小宮和枝
3年生部員。現役バレー部員で、美々とともにバレー部再建に奔走する。その後は三本柱の一角となる。
花房みつる(はなぶさ みつる)
声 - 麻上洋子
白バラ学園バレー部キャプテン。1年前の橘高校女子バレー部の「しごき事件」で亡くなった若松雪子の旧友。橘高校の面々に復讐を果たすことが雪子の供養になると信じ、「殺人スパイク」を引っ提げて挑戦状を突き付ける。
主題歌
オープニングテーマ「あしたへアタック」
作詞 - 神保史郎 / 作曲・編曲 - 越部信義 / 唄 - 堀江美都子
エンディングテーマ「バレーボールが好き」
作詞 - 神保史郎 / 作曲・編曲 - 越部信義 / 唄 - 堀江美都子