概要
軟体生物型の魔物。「シェル類」が殻を退化させた種族。引き続き「シェル類」に分類されている。
本草学的な分類によりなめくじ型の魔物である本種は「虫」ソートに区分されている。
ちなみにウミウシモチーフのトリトニアは「シェル属」に分類される「人魚・水棲亜人」ソートの魔物である。
のんびりとした性格で動きも遅いため、近づかない限りは危険は小さい。姿を見かけ次第逃げれば捕まることはまずない。
だが、もしも至近距離から触れてしまえば、粘着性の高い体液に包まれた身体でもって絡め取ってしまう。
腕と下半身で捕まえ体液を相手に塗り込んだ上で強引に交尾しようとする。
こうなると普段の温厚さはなりを潜め、気を失うまでひたすら続行する。
魔王の代替わり以降はメスしか確認されていないが、かつては雌雄同体の種族であったらしい。
その名残か、人間の女性にも粘液をかけようとすることが稀にある。
弱点は塩。かけられると身体が縮み、子供のような姿になると言われている。