概要
原作第1巻4話(アニメでは5話)にて初登場し、訓練兵であったミーナ・カロライナを喰い殺した4m級の巨人(進撃の巨人)。
人間を捕食する前にその相手の顔を覗き込む独特の癖があり、公式では「覗き込む巨人」という名称で呼ばれている。
その後はトロスト区内に点在する本部に侵入していたようで、アルミンの策によってサシャが討伐しようとするも失敗、駆け付けたミカサにより討伐され事なき事を得た。
他の巨人に比べると異様に眼が大きい。原作では眉根を寄せた睨み付けるような形相で、むしろ不気味さが際立っていたが、アニメではその瞳が少女マンガのようにキラキラしており、「萌え巨人」と呼ばれてネタ的人気が高まった。挙げ句の果てに公式パロディでは正真正銘の恋する乙女に成り変わった。
関連イラスト
関連タグ
以下に重大なネタバレあり
その正体は、壁外のマーレ打倒を掲げる反体制地下組織「エルディア復権派」の一人の中年男性。
グリシャと同志達とともにエルディア復活に燃えていたが、グリシャの息子ジークの密告によってマーレ政府に拘束される。
そして、「楽園」であるパラディ島に送られ、グリシャと人間のまま落とされたグライスを除くメンバーが全員巨人化薬で巨人化された後、最後にグロス曹長によって巨人化される。そして、グロス曹長はグリシャを彼に食わせようとしたが、内通者だったクルーガーによって逆に自分がミーナと同じように彼に食い殺される。
その後、ミカサに討伐されるまで20年も「楽園」内を彷徨っていた。
なお、彼以外の「エルディア復権派」メンバーと思われる巨人がトロスト区攻防戦に何人か現れており(トーマスを食った奇行種やエレンを食った巨人等)、巨人の正体が本格的に明かされる。