概要
犬に仕込む芸として有名なもの。座らせた犬に手を差し伸べ、その手に犬が手をのっける芸。
犬に仕込ませる芸としては簡単かつ可愛さのあるものであるため、多くの犬の飼い主がまずは覚えさせる芸となっている。
やり方(あくまで一例)
- まずはお座りを覚えさせます。
- 犬の手を自分の手に置かせます。この際犬には「人の手に手を乗せる」という行為を理解していないのでお手をしてこない場合は開いてる手で犬の手を取り、誘導させるなどする
- 犬が手を置いたらおやつをあげる、もしくは撫でて褒めます。これにより「主人のおててに自分の手が乗るとご褒美がもらえる」という条件付けを行う。
- 犬がこの条件付けに乗っ取って手を差し出し始めたら「お手」等の声かけを行い、声掛けした時にのみご褒美を与える様にして条件を限定させます。これによってただ「おやつが欲しいときはとりあえず主人のおててに手を乗っければいい」という間違った学習を防ぎ「お手と言われた時に手を乗せるとご褒美が貰える」という限定した条件付けを行う。
- 「お手」といった時に手を乗せるようになるまで根気強く行います。
この要領で伏せやちんちん、待ても覚えさせることができる。
重要なのは「芸を失敗しても怒らないこと」、「覚えやすいかどうかは犬種・年齢・主人との信頼関係にもよるため、とにかく飼い主側が根気強く挑戦し続ける」ことである。