概要
「紳士ハンド」とは、複数の手でまさぐられているような描写の絵につけられるタグである。特にまさぐっている側の手は「手以外の身体がほとんど省略されているもの」あるいは「手のみの存在であるもの」が紳士ハンドと呼ばれている。身体が描写されていないため現実的には困難な数や角度の手からまさぐられている場合も多い。英語圏では「disembodied_hand」と呼ばれている。
なお「紳士」と名はついているが、その振る舞いは「変態という名の紳士」のそれであり、pixiv上の「紳士ハンド」タグのほぼ全てがセクシャルなものとなっている。
呼び方の元ネタ
こうした表現自体は「紳士ハンド」という名称の登場以前から存在していた。「MMD」のR-18関連の作品において「モデルが他人の手にまさぐられている状況」を描写する際に手のみのモデルを用いて、その手が対象モデルをいじるように表現され、R-18関連のMMDにおける特殊演出の慣例的な呼び方である「紳士〇〇」に準じて、その手が「紳士ハンド」と呼ばれるようになり、同名称のMMD用モデルまで配布され「そういう存在の名前」として定着していった。
元ネタにおける紳士ハンドという表現の特長
「手」という人体の一部を模した存在のため人間的な意思を感じさせ、とても手軽に「別の誰かにいじられている」というシチュエーションを成立させることができる、便利なモデルである。「手だけの存在」なので手側の胴体の位置関係に一切悩まされることなくまさぐる表現が可能。そのためダンスしている最中に対象モデルに触れる・悪戯するといった表現もしやすく、必要に応じていくらでも増やすこともできる。
関連タグ
乳揉み 背後から胸揉み 集団愛撫 輪姦 変態という名の紳士 セクハラ
ダイドー(アズールレーン):衣装の一種に「浮遊する手」が描写されている。