概要なのらね
お疲れ様なのらねとは、ホロライブの姫森ルーナがチャット内で言った発言である。
元ネタは2024年に行われた、宇宙のなかで一番環境が整った美しい地球を決戦の舞台とした大規模コラボ企画「ホロ鯖ハードコアマイクラ」にて、大空スバルと桃鈴ねねが同時に爆死した際にルーナが吐き捨てたチャット。
これだけ見れば単なるチャットの書き込みじゃないか、と聞こえはいいが、実はこの台詞はホロライブのなかでもかなりネタにされているのが現状である。
どうしてネタにされてるのかの解説なのらね
まず前提として、マインクラフトにおける難易度ハードコアモードは基本的に一度死ぬと復活ができない、まさに命を懸けた大決闘である(要するにデスゲーム)。
このため、エントリーした歴戦の戦士たちは何としてでも死なないように、あれやこれやと策を練ったり武器を活用したりするなど、なんやかんやあって生き残ろうとしていた。
しかし、危険を伴う素材集めをしていたスバルとねねが、なんやかんやあって爆死し、ついに退場してしまったのである。
このことからサーバー内とリスナーの皆さんが阿鼻叫喚の大騒ぎとなる中、ルーナは一人だけやけにドライかつ姫森監督節の効いたコメントであるこの「お疲れ様なのらね」を打ったために、参加者とリスナーを爆笑させたのである。人の心とかないんか?
ちなみにこの企画でのルーナは多数のホロメンが危険を伴う素材集めに奔走するなか、ルーナはどういうわけか拠点作業(釣り)に勤しんでおり、この2人が爆死した時も尾丸ポルカと一緒に釣りをしていた。サボり魔である。
その後、襲撃イベントやネザー開通などサーバー内での難易度が上がり死亡者が増えたことで、兎田ぺこらや湊あくあなどのメンバーにより使われるようになってしまった。
その汎用性の高さからか、マイクラ以外でもホロメンの間で流行っており、「お疲れ様なのらね」だけでなく〇〇なのらね構文として気軽に使用されている模様。
余談なのらね
元々ルーナは4期生のなかでもかなり冷淡で非情な性格である、というのが強調され続けてきたのだか、そのなかでも今回のこの発言は『姫森ルーナには人の心がない』(ルーナ自身前述の通りサボって釣りをしていたので尚更である)と多くの人たちに思われる結果となってしまった。
そして何よりも、言われた側であるスバルやねねとの大きな確執を作ってしまったという、二人のファンからすれば憤慨ものな結果を残してしまったともいえるだろう。オンドゥルルラギッタンディスカー!!
前者のスバルに関しては実際、この企画以降スバルとルーナがコンビのスバルーナとしての配信頻度が急激に減少しており、一部では「スバルがこの件を根に持っているのでは」などと冗談交じりに囁かれている(単に都合が会わないだけかもしれないが。現に7月には癒月ちょこと獅白ぼたん込みとはいえ二人が共演している)。
ただしこんな最低のルーナでも、あるときの100円均一企画にて、スバルがちょっとしたミスで落ち込む中、ルーナが「大変だったでしょ」「お疲れ様」とスバルをねぎらった様子について語られている(恐らくこの後者が元ネタと思われる)。
このことからもわかる通り、ルーナは決して非情な人間ではないはずなのである。
しかし、穿った見方をすればある意味この台詞はそれらの優しさとスバルを裏切る最低な結果になってしまったといえるだろう。アンタトスバルハ、アカマジャナカッタンデェ…ウェ!
最終日のエンドラと、とあるモンスター討伐後に集合写真を撮影した後、なんとこのセリフで締めとなり、そのせいでルーナも音頭役として任命されている。
スバルとねねの心境を考えるとひでえ話である。ナズェダァ!ナズェダァ!ナズェダァッ!
ある意味ホロライブという事務所の傍若無人さを象徴する話ともいえるかもしれない。
そして最終日のサムネにもこの台詞が採用されるという皮肉なことが起こってしまった。
それだけでなく、2024年のルーナの誕生日ライブでも誕生日記念グッズが告知されたのだが、なんとその中には「お疲れ様なのらねトートバッグ」というものが!ウゾダドンドコドーン!
こうして、お疲れ様なのらねが公式化を果たしたことで当日のX(旧Twitter)はルーナ一色で盛り上がり、そのおかげでお疲れ様なのらねもトレンド入りを果たしてしまった(まだまだ平成の呪縛からは逃れられなさそうである)。
関連タグなのらね
仮面ライダー王蛇、仮面ライダーガイ:前者が後者相手にこの状況と似たようなことをやらかしている。こちらの記事も参照。
クレナイ・ガイ・「お疲れさんです」という、似て非なる言葉を使っている(しかしルーナが嘲笑の意味で使っているのに対しあちらは先輩方への労い、敬いの意味を込めて使っている)。