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概要

イロスマXから参戦したイロスマメンバーの一人。

イロスマDX最終回のラストにて首が取れて殉職してしまったカズキに代わってやってきた『和樹』である。

デフォルメされたトゥーンカズキに比べるとリアルな人間に近い外見で、カズキと区別するために初期は通称『リアルかずき』と呼ばれていた。

キャラ紹介時に「あのカズキがパワーダウンして帰ってきた」とあたかもカズキと同一人物のように書かれていたが、sm4章でそのカズキが復帰したため、全くの別人である。

年齢は本人の発言から考えるに二十代後半から三十代前半の間だと思われる。

人物

一人称は「俺」

性格は卑屈で陰険、粘着気質かつ小心者。

自己中心的かつ妄想癖が強く、対人関係はダメダメで彼女はおろか女友達すら一度も出来たことが無いらしい。

基本的に短気で感情的になりやすく、些細な事でキレ出しては他人に迷惑を掛ける事が多いイロスマメンバーの中でもかなりのトラブルメーカー。

その為思慮も浅く後先を考えない作戦を思いついてやたら他のメンバーの足を引っ張る事もしばしば。

そのおかげで仲間のケロ次郎から非難される事が多く、彼とはあまり仲が良くない様子。

マリオとは能力の相性からか仲が良く、「相棒」と呼ぶなど調子の良い態度を取っている。

プラズマほどではないがイロスマの展開に文句をつけることが多々ある。

最終章では蘇った8ボスのアイスドールに対して「中途半端だから8人全員殺せばよかった(要約)」とめっちゃ不謹慎な言いがかりをつけたことも。デビモリトが可哀想...

何故か隠れキャラに関しては何かしらのこだわりがあり、ストーリーモードでは転送の前や新しいキャラクターが登場したときに,新しい隠れキャラのことを話題に出すが大抵モリトに一蹴されている。

長らくその理由は不明だったが、SM7章にて女性の隠れキャラが登場するのを期待していたためだったことが判明した。

そして、SM10章にてとうとう彼が待ち望んでいた女性の隠れキャラが登場したが...?

仕事などの際にもその場の雰囲気に馴染めずにコミュ障的な様子を見せるなど、社会的なコミュニティに適応する能力も低い。

ただし、かずき自身は初見の相手にも特に人見知りするような様子は基本的に少なく、友人関係自体はそこそこ広い描写も見られる。

考えるに、職場などの特定の環境下において限定的に人見知りになるタイプか、或いは後天的にコミュ障になってしまったとも考えられる。

TwitterLINEのアカウントを持っており、イロスマメンバーとの連絡手段やプライベートのツイートをするのに使用したことがある。

しかしネット上では顔文字を使用するなど普段のかずきの言動とはまるで正反対の態度を取っており、その様子を見たビングーからはキモがられていた。

異性に対する(よこしまな)興味は強く、学生時代は片思いしていたアサジマにストーカー紛いの行為をしたり、コロナに好意を抱きピンク妄想でしじゅう悶々としているが、小心者故に実行に移すには至っていない。

ひねくれてはいるものの仲間思いな一面もあり、仲間を守るためにバーマーに啖呵を切ったりレイドラに食われかけたケロ次郎を寸前で救出したりと漢を見せることもある。

その反面、合コンで出会った女性やかずみのことは大嫌いである。

ビジネスかずき

SM7章から登場したかずきのカラーバリエーション。

就活のためにリクルートスーツを着用したかずき。

作中の解説曰く、幾度と受けては『不採用』で投げ出し、また時間を空けしぶしぶ就活を試みるビジネスライクな設定の『かずき』とのこと。

なお、あくまで見た目が変わっただけなので技や性格などは元のかずきと同じ。それ以降この姿で登場することが多い。

戦闘能力

オナラ技などのある意味やりたい放題なワザが揃うパワーファイター。

意外にもニートだったにもかかわらず、他者に対して怒った際などには暴力を振るって痛手を負わせるなど、喧嘩に関しては結構得意と思われる描写が見られる。

最終章で手負いのバーマーとタイマンを張った際には、相手が衰弱しているとはいえ能力無しの殴り合いで一時的に優勢なペースを保っていたほど。

かずきマン(最後の切り札)

かずきの最後の切り札。

リアルかずきがにんにくを食べることによって変身する形態。

頭にはブリーフをかぶっており乳首と尻が丸出しになる全身タイツを着ている。

これは「かずきマンスーツ」という名前が付けられており、気色悪い外見に反してこれを着ると異様にパワーが上がるのだとか。

他のキャラからは案の定「気持ち悪い」「ブリーフかぶった変態ヒーロー」「イロスマの人気を下げる 問題になっている」などかなり酷評されている、(一部の絵師やファンには意外にも人気は高い模様だが。)

挙句の果てには警察沙汰にまでなりそのまま逮捕されてしまった(モリトからは「こんな日が来ると思った」と呆れられていた)

変身中は無敵で,作中の解説曰く「ゴキブリのように足が速くなりそのほかのステータスもアップ」しほとんど弱点はなくなる。

その解説通り技の威力や移動スピード、ジャンプ力などの基本運動性能が飛躍的に上昇しており、実力は伝説のエアライドマシンであるハイドラを真正面からボコボコにして破壊してしまうほど。

すかしっ屁ですらモリトがあまりの臭さに気絶してしまうほどの威力になる。

唯一弱点を挙げるとするならば強化された「おならジェット」やシリアタックを行うとあまりのスピードに場外まで飛んでいって自滅してしまう。(これは元ネタのワリオマンのワリオバイクの性質のオマージュである)。

この性質は通常状態でもガスを溜めすぎた際にも見られ、マーボー山脈での戦いで通常状態で自滅してしまっている

最近になって人形が一新され、顔のデザインがわかりやすくなった。

イロスマタウンでは、先述の通り警官に捕まってしまった。

  • シリアタック

ほかのキャラクターの打撃に相当する技だがリアル和樹の場合,尻から後方に突進する技である。

名称はイロスマ拳より

  • 和樹げっぷ

単にげっぷをするだけの技。くさい。

にんにくを食べるとゲップの色が紫色になり、一撃でイロスマメンバーをぶっ飛ばすほどにパワーアップする。

  • かずきっぺ

かずきの下必殺ワザ。リアル和樹を代表する技。

時間経過でガスが貯まっていく特殊な溜め技で、溜めた時間によって性能が変化する。

溜め無しの場合は威力の無いすかしっ屁しか放つことしか出来ないが、最大までためた場合すさまじい威力の屁を放つ。

ただしその性質上,連発はできない。

また、ガスには引火性があるため、後述のコンボ技に繋げることができる。

オナラ技であるためにんにくを食べると威力がパワーアップする。

  • おならジェット

かずきの上必殺ワザ。

ジェット噴射のように屁を放つ技。場外に飛ばされた際に復帰に使える。

ガスがたまりすぎていた場合やかずきマン変身時には暴発し場外まで吹っ飛んでしまう。

  • コンボ技

マリオと組んで繰り出す技。

かずきが最大まで貯めたかずきっぺを放ち、マリオがファイヤーボールで火をつけることで並みのボスなら一撃で粉々になるほどの爆発を起こす。

ファイヤーボールだけでなく火をつけられる物なら同じ効果を発揮できる。

作中での活躍

Xにて初期ファイターとして参戦。

デビュー戦である戦場αからその下品な攻撃でバートたちをひどく苛立たせ、続く戦場Υでもかずきマンなどでケロ次郎たちを四苦八苦させた。

その性格ゆえ周囲からはかなり鬱陶しがられており、ステージイロスマタウンにおいてはほかのキャラたちがファンからの声援に包まれた中、彼のみ陰口を叩かれていた。

シャドー戦で逃げる為にマリオにファイアボールで火事を起こしてシャドーを一時的に弱体化させたり(5章),かずきっぺでレイドラを一時戦闘不能に追い込んだり(6章)と,ここぞというときには活躍しているが,何かとトラブルの火種になることが多く,

敵の列車内でトイレに行こうとして見つかる(3章)

火事を起こしたがためにグリングからの信用を失う(5章)

所持していた鍵を無くし他のファイターと仲間割れを起こすほどのけんかをする(6章)

など、マイナス面のほうが目立つことが多い。

ストーリーモード冒頭では彼の日常や過去が描かれることがあるがほとんど散々な思い出である。

学生時代はアサジマという女子に惚れていたが,後に同総会にて同級生のカミヤマタニと付き合っていることが判明した。

かずき「まぁ,今更というか・・・別にショックでも何でもなかったし・・・w」と言っているが、その学生時代にはアサジマを尾行したりアサジマの家のTVに潜んで(?!)いたりなどストーカー的なことまでしていた。

3章のラストにて仲間になったコロナに対して好意を抱いている模様で度々アプローチしているがほとんど進展していない模様。がんばれ。

補足・余談

  • イロスマお絵かき掲示板で女性キャラの絵を描くとコメントをくれる。
  • 初期は「リアル和樹」という名称だったが、「和樹」が平仮名になり、面倒くさくなったので「かずき」だけにしたらしい。(イロスマ拳、「イロイロオールスター大乱闘スマッシュブラザーズX PV」より)
  • 作者曰く、 「ストーリーモードの冒頭のリアルかずきの茶番を見て一部の人が「これって用するにMAINASU12の実体験?」と言う人がいますが私は今まで同窓会にも合コンにも1度も行ったことがありません。全てフィクションです。そもそもリアルかずきのモデルは私の兄でありまして。(私の兄が同窓会などに行ったかご想像にお任せします)」とのこと(イロスマEX SM 第8章 王の訪問シーン1より)

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